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2017.12.11

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日本語検索結果アルゴリズムアップデート(医療や健康に関するメディア向け)

どうも、カドタです。

表題のネタですがGoogleの発表からちょっと間を開けての公開になります。(記事公開:2017年12月11日)

実際の情報は2017年12月6日に情報公開されているので約1週間経過しての記事になるわけです。

どうして、遅くなったかと言うと、この手のアップデートの記事って大体色々なSEOに従事している会社さんがこぞって書くんですよね。

他所の会社さんが書くなら、他所様の情報を見てもらえれば良いかなと思って、あえて書きませんでした。

まぁ、うちもSEOサービスを提供しているんですが、本質的なサービスとしては顧客の問題解決をするためのツールとして提供しているので、アルゴリズムの変動で右往左往するよりも、最新情報は確認しつつ落ち着いてみて、現状を淡々と把握するのが最善なのかなと思ってます。

と、前振りが長くなりましたが、今回のブログは1週間近く経過して今回のアップデートの影響として出揃った情報を紹介してみようかなと思います。

今回のアップデートって結局なんなの?

まず、今回のアップデート内容については、Googleの公式ブログを参照してください。

元記事(医療や健康に関連する検索結果の改善について

元のブログから引用しますがつまりはこんなアップデートなわけです。

この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。

語弊を気にせず言ってしまえば、去年大いに話題になってサイト閉鎖まで行ってしまったキュレーションメディア対策のアップデートと言う事ですね。

某キュレーションメディアの第三者委員会の報告書を見ると、ずさんな記事ライティング指示による著作権違反や検索エンジンの隙を突く様なコンテンツの書き方が暴露され、それが検索結果の質を低下させていると言う事で今回のアップデートに至ったわけです。

私個人としては、Googleのアップデートで発表した数値に何気に驚いています。

具体的にどの部分かというと「本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。」の所ですね。

私の記憶が確かなら、業界でもかなり変動したパンダやペンギンアップデートでも平均的な変動率は全体の10%前後で毎月の変動率では一桁%だったはずです。

最も変動した時でも20%~30%でかなりビックリした記憶があります。20%~30%でもかなりの変動で検索順位が大幅に変わったものなのに。

それが、今回のアップデートで限定的な状況とはいえ60%の影響って、ほとんど検索結果が刷新されてしまっていると言っても過言ではない変動率なわけです。

今回のアップデートは医療や健康に関するジャンルだとサイトの種類は問わず、メディアからECサイトまで様々に影響が有った今回のアップデートについて、各方面の話を収集してみましたので、ご紹介していきたいと思います。

SEO界隈の人は今回のアップデートをどう思っている?

まず、SEO界隈でも某キュレーションメディアの問題点を指摘されていた方の意見を拾ってみました。

引用元:https://webtan.impress.co.jp/e/2017/12/08/27687

ある程度見られましたが、これはかなり望ましい動きなんじゃないでしょうか。
大規模な動きなので完璧ではないでしょうが、対象検索語句の判定も、下げるサイトの判定もかなりうまく出来ているように思います。

続き)こういう動きの懸念として「公式・公共機関のサイト以外を落とす調整」になってそれらの情報発信量が少なくまともな情報が検索できなくなる、というのがあるのですが、もちろんその傾向はある程度ありますがちゃんと「良い」一般サイトも残してる。今まで以上に上手い処理に見えます

私としては今回の調整は激しすぎるもののそれが日本のウェブには必要だったと思うので称賛されるべき状況と思います。
ここまで調整がかかった上で公的機関や医師、大手メディアが文句を言い出しても「アンタ達がいい情報を出してないかウェブの基本に無知なだけでしょw」と笑い飛ばしてもいいレベル。

某SEO専門家の方のコメントを抜粋しましたが、今回のアップデートは大方納得できていて、称賛できる内容になっているようです。

確かに弊社のリサーチ状況を確認してみても大きく変動しているサイトは、具体的な情報が無かったり、個人の所感による記事を構成している所が多く、医師や専門家の書いたコンテンツではない事が多い印象を受けています。

調整内容としては厳しいと言う事を某専門家さんも書かれていますので、あまり詳しくない方からすると結構大変な事になっているのでは?

と言う事であまり詳しくなさそうな人達のコメントも探してみました。

あまりSEOに詳しくない人の意見は?

あまり詳しくない方の声をどこから拾ってみようかなと公式ブログを見てみると、今回のアップデートに関してかなりコメントが付いていたのでそこから抜粋してみました。

引用元:https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/for-more-reliable-health-search.html

私はある慢性疾病で毎日の生活習慣でとても気をつける必要があります。
同じ症状の方に少しでも役立って、また情報を共有すし、苦労を分かち合う仲間を増やそうと努力しているのですが、表示がかなり落ち、人の目に触れず楽なりました。
検索結果上位の表示ページほとんどがアマゾンや楽天の商品が表示って何?
検索エンジンが情報の収集と共有と思っていたら大手ネットショップの売り込み宣伝?
最悪の改悪ですね。

原発性アルドステロン症という病気になり、私なりに「誰かの役にたとう!」とコンテンツを作りましたが、見事に今回のアップデートの犠牲となりました。「原発性アルドステロン症 検査入院」で9位だったのが22位、「原発性アルドステロン症 肥満」で5位だったのが60位となりました。医療機関ならびに医療従事者ではないからでしょうか? でも、個人の体験を知りたい人も多いはず。
趣味のブログなのでとりわけ痛くもかゆくもないのですが、今まで「優良コンテンツを作成しよう!」と思い、評価されていたと思っていたのですが、残念です。

難病患者です。
楽天・アマゾンだらけ、
個人の体験談が皆無の検索結果です。
改善を希望します。

現役の医師です。医学の勉強でつまづきやすい場所をピックアップして医学部生やその他の医療系学生向けにしっかりと文献を調べた上で情報発信していましたが今回のアップデートでほとんど引っかからなくなってしまいました。一般の患者さんの検索する一般的な医学用語で検索から外れるのは納得できますが、医学部生が検索するような専門的な学術用語でも検索順位を落とされてしまうのはすこし残念な気がします。

怒ってますね。

超怒ってますね。

大規模なアップデートがあると大体こんな感じで荒れるもなんですが、今回は多方面からのコメントがかなり集まってますね。

某SEO専門家も書いてましたが、怒っている人たちのコメントを見ると確かに情報の真偽はしっかりしていそうですが、SEOを意識したサイト構成にはなって無さそうなイメージのある方々(完全に偏見ですけども)なので、その辺りの意識が今回は特に大きな順位下降の原因になっている気もしなくは無いですね。

結局今回の変動ってどうなの?

まとめると、SEO業界の専門家や界隈の人からすると、歓迎されているアップデートだけど、SEOに対するリテラシーの低い人からは総スカンを食らっているのが今の検索結果になるようです。そして必ずしもいい結果だけが出ている訳でも無いようです。

大体この手の問題が発生すると、Googleはたいていアルゴリズムの更新を行って折り合いをつけていきます。

頻度としては1週間に1回の時もあれば、1ヶ月に1回の時もあり、タイミングとしてはまちまちなので何とも言えませんが、私の見る限りでは今回の結果はちょっと調整期間が長くなるのかなと見立てています。

恐らく1ヶ月後に何らかの修正はされると思いますが、今月はここでいったん様子見になるんじゃないかなと思います。そして更新されたとしても軽微な修正になるんじゃないかなと思います。

と言う事は、サイト運営者はこの1ヶ月の間にどこまで意識してSEOに取り掛かれるのかが順位を早く戻す事に繋がるんではないかと思います。

今回のアップデートで順位が大きく下がった方でSEOについてイマイチ自身の無い方は、私でよければご相談に乗りますのでお気軽にお声がけください。

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WRITER:カドタ
株式会社ウェブサークル代表取締役社長。愛媛から東京に憧れて上京してきた、という設定になっている。ゼリーと油と冷凍食品が苦手。 今年の健康診断でE判定がでて内視鏡検査を医者、家族、社員、親兄妹から受けるように言われている。

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