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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のあらすじやキャスト、感想まとめ

2021年11月11日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用:「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト

2016年10月29日に公開された日本の映画です。主演は宮沢りえ、脚本・監督は中野量太です。第40回日本アカデミー賞では6部門受賞、内2部門では最優秀賞を受賞しています。その他にも多くの賞の受賞を果たしている感動作です。

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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のあらすじ

画像引用:「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト

銭湯「幸の湯」を営んでいる幸野家は、父親が1年前に湯気のように蒸発し、銭湯は休業。母親の双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さで娘を1人で育てていました。夫が不在の中、パートをしながら女でひとつで奮闘する日々。そんな大変な日々の中で、ある日末期ガンの余命宣告を受けることに…。

余命2ヶ月という残り少ない時間の中で、彼女は絶対にやっておくべきことを決め、次々と実行していきます。かなり大胆な行動に出る双葉は、まず最初に蒸発した夫を探偵に依頼して探し出します。その後、見つけた夫を連れ帰り銭湯の家業を再開させます。

パワフルな双葉と比べて、内気で気が優しすぎるが故にいじめられてしまう娘の安澄(杉咲 花)を精神的に自立させるため、娘にも全力で向き合います。

夫を連れ戻した双葉でしたが、夫は蒸発後に出会った女性の連れ子である鮎子(伊東蒼)と暮らしていて、その女性は鮎子を置いて出ていったため、一緒に連れ帰ることになります。

様々な事情のある家庭で、お互いの秘密を共有していき、ぶつかり合いながらもそこには強い絆が生まれます。死を間際にした母親の、熱い想いが詰まった家族の愛の物語です。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のキャスト

画像引用:「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト

宮沢りえ(母:幸野双葉 役)

1973年生まれ、東京都出身。11歳でモデルデビューしています。1989年初主演映画「ぼくらの七日間戦争」で日本アカデミー賞新人賞を受賞しています。映画だけでなく、舞台やテレビドラマ、CMなど多方面で活躍しています。

杉咲花(娘:幸野安澄役)

1997年生まれ、東京都出身。映画「トイレのピエタ」、ドラマ「とと姉ちゃん」などに出演しています。多くのドラマ、映画、CMに出演が続いています。

オダギリジョー(父:幸野一浩役)

1976年生まれ、岡山県出身。映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、「渇き」、「深夜食堂」などに出演しています。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の見どころ

画像引用:「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト

母の強さと愛情

余命2ヶ月という短い時間しか残されていない母・双葉は、自分が居なくなったあとの夫や娘のために、日々奮闘します。さらには、夫の浮気相手の連れ子まで引き取り、本当の母親のように家族として暮らします。

残された時間が少ないからこそ、家族と真摯に向き合い、大切な人達にはこういう風に生きて欲しい、といったメッセージを送る母の強い姿にとても感動します。全力で向き合う中で衝突を繰り返すこともありますが、母親の強い愛を感じました。

家族の絆

安澄は学校でいじめられていて、それを誰にも相談することができませんでした。制服に絵の具をつけられたり、制服を盗まれるまでいじめはエスカレートしていきます。いよいよ隠し通すことが出来なくなり、母の双葉もそれに気づきますが、逃げずに学校に行くように言います。

気が弱い娘の安澄は、学校に行きたくないと言いますが、双葉は説得を諦めません。自分が居なくなったあとも、安澄には強く生きて欲しいと願った母親の全力のサポートでした。自分の死から逃げずに立ち向かう強さを感じます。そんな母親の姿に、娘も目の前の状況から逃げないことを選び、学校へ向います。辛くても強い心で立ち向かうことの大切さを学びました。

生きる力

母の双葉は、ガンと闘いながらも娘たちを一生懸命育てています。病気の影響で手に力が入らなかったり、吐血してしまったりと日常にも大きな影響が出てしまいます。

そんな状況にも関わらず、娘2人を旅行に連れて行きます。その旅行先で、娘の安澄や家族の秘密を共有し、お互い受け入れる強い心を持ちます。かなり複雑な家庭の事情などもありながら、それを受け入れて本物の家族として接する懐の大きさにとても感動しました。

残された時間を生き抜き、自分が居なくなったあとも娘たちや夫が強く生きていけるように、必死で環境を変えようと奮闘します。家族のために全力で生きる母親の姿に心打たれます。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の感想

画像引用:「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト

夫が蒸発した後、1人で娘を育てるために奮闘したり蒸発した夫を探し出して連れ帰る双葉の強くたくましい姿に心打たれました。蒸発して家業をストップしていた夫を責めたりするのではなく、もう1度受け入れようとする心の広さと、愛情をとても強く感じました。

病気によって余命2ヶ月というわずかな時間しか残されていない中で、自分の居なくなったあとの家族のためにたくさんの困難に立ち向かう努力をします。家族の秘密を明かしていくので、目を背けたい事実や、受け入れたくない事実もたくさんありました。自分自身も辛い中で、娘たちや夫のためにそれを明らかにする姿に胸が熱くなりました。

母親の努力もあって、家族の絆がまたひとつになり、より強く結ばれることになりました。年頃の娘たちには少し辛いシーンもありましたが、目を背けずに現実を受け入れることで精神的に自立したり、強くなっていくのを感じました。

双葉は、末期ガンの病気と余命の事を夫には隠しながら黙っていましたがある時双葉が倒れたことをきっかけにその事が知られてしまいます。こんな病状の中で、家族をひとつにまとめようとしてくれていた妻の真実を知り、父親として出来ることに全力で取り組もうと決意します。

蒸発して家族を放ったらかしにしていた父親の変わろうとする姿にも、胸が熱くなりました。娘たちと共に双葉を支えようと奮闘します。双葉の願いを叶えるために、周りの協力を経て全力で愛を伝えようとする姿にとても感動しました。

そして、娘の安澄の母親のために最後にとった行動にラストは涙すること間違いなしです。まさかの衝撃の展開と、ラストで全ての伏線や、この映画のタイトルの意味が理解できるような結末に鳥肌が止まりませんでした。物語としては全体的に悲しい雰囲気が漂っているものの、家族と母親の全力の熱い愛をこの映画を通して感じることが出来ました。

バラバラだった家族やその環境がひとつになって、生きる強さや熱い愛をひしひしと感じることができる映画です。ぜひ1度ご覧下さい。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」VOD配信情報

画像引用:「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト

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