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アニメ映画「聲の形」の声優や見どころ、作品情報

2021年12月6日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用:「聲の形」公式サイト

「週刊少年マガジン」に掲載された大今良時の漫画を原作とした「聲の形」。本作は、京都アニメーションによって原作のベストセラーコミックから新たにアニメ映画となった作品です。京都アニメーションによって美しく繊細に描かれている映像が特徴です。映画は2016年9月17日に公開されました。

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アニメ映画「聲の形」のあらすじ

画像引用:「聲の形」公式サイト

ガキ大将の小学生、石田将也は転校生の西宮硝子に興味と好奇心を抱いていました。西宮は、生まれつき耳が聞こえず筆談で周囲と会話していました。

石田は興味本位で彼女をからかい始めます。幼さから配慮に欠けていた石田の行動。次第にそれはいじめへと発展していきます。

クラスメイトも彼女を避けるようになり、石田のいじめはエスカレート。西宮の補聴器を奪って壊したり紛失させたりします。そんな時、西宮の母親から苦情が入ります。

担任の先生に問い詰められた石田は、他にも一緒にいじめていたメンバーや、避けたり悪口を言っていたメンバーの名前を出してしまいます。

その事がきっかけで、嫌われてしまった石田はいじめっ子からいじめられる側に変わります。西宮への罪悪感と厳しい周囲の目を気にする日々を送る毎日。

しかし高校生になったある時、彼は西宮との再会を果たします。謝って償いたいという一心で、彼女と向き合い、友達になろうとします。西宮のために手話を学んだ石田は、彼女に寄り添います。

様々な思いが複雑に絡み合う青春の物語。前を向き、新しい人生を歩む新しい物語が始まります。

アニメ映画「聲の形」の声優情報

画像引用:「聲の形」公式サイト

入野自由(石田将也役):1988年生まれ、声優と俳優、歌手も務めています。「千と千尋の神隠し」のハク役で有名。アニメ「氷菓」杉村二郎役、「ちはやふるシリーズ」筑波秋博役、「ハイキュー!!」菅原孝支役など人気作品に多数出演しています。

早見沙織(西宮硝子役):1991年生まれ、声優兼歌手。アニメ「はたらく細胞」制御性T細胞役、「呪術廻戦」伏黒 津美紀役、「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役など、数々の人気作品に出演しています。

悠木碧(西宮結弦役):1992年生まれ、声優や女優、歌手やタレントなどマルチに活躍中。アニメ「べるぜバブ」谷村千秋役、「妖怪ウォッチ」未空イナホ役、「名探偵コナン」中居美奈子役、「ポケットモンスター」アイリス役などを務めています。

小野賢章(永束友宏役):1989年生まれ、子役時代から俳優をしていて声優や歌手も務めています。アニメ「黒子のバスケ」黒子テツヤ役、「終わりのセラフ」百夜ミカエラ役、「進撃の巨人」フロック・フォルスター役などを務めています。

アニメ映画「聲の形」の見どころ

画像引用:「聲の形」公式サイト

小学生時代のエピソードが切なく悲しい

石田は小学生の頃、やんちゃでガキ大将でした。転校してきた西宮に好奇心から興味を抱いたものの、幼さからいじめという行動に繋がってしまいました。

いじめられたり避けられても、相手が何を言っているかわからない西宮。そんな彼女はめげずに向き合おうとしていましたが、その行動は煙たがられてしまいます。

耳が不自由ながらも、一生懸命に筆談で周囲とのコミュニケーションを取ろうと頑張る西宮。そんな彼女の健気で前向きな姿を見て、心が締め付けられるような切ない気持ちになりました。

まだ幼い小学生とはいえ、許すことが出来ない周囲のデリカシーのない行動や、配慮に欠けた行動に、とても悲しくなります。受け入れる広い心や、多様性などについて考えられる重要なシーンがとても多いので注目して見て欲しいポイントです。

成長した石田将也の抱える大きな心の闇

石田は、小学生時代にいじめという罪を犯しました。それは本人も十分に反省し逆に周囲にいじめ返されたことでかつての西宮の痛みや苦しみも知りました。

罪悪感と傷ついた心を抱えた石田は、全ての人間の発する言葉が自分の悪口を言っているように聞こえてしまいます。クラスメイトの顔もうまく見れずにいました。

過去の彼の行動は許されないとはいえ、彼なりに罪を認めて受け入れている姿に、見ていて複雑な心境になります。いじめについて深く考えさせられる重要なシーンとなっています。

周囲を気にして下ばかり見ていた石田が、そこからどう前を向いて生きていくのかに注目です。

罪を償いもう一度向き合おうとする姿

どうしても西宮に謝りたい石田は、ある日彼女と再会を果たします。彼女のために手話を学んだ石田は改めて友達になってほしいと手話で伝えます。

西宮は、最初は驚いていたものの、石田の気持ちに応えます。かつて自分をいじめていた人をもう一度受け入れようとする西宮の心の広さには驚きました。

西宮と友達になれた石田が、小学生の頃のメンバーを集めて罪を償おうとしたり、関係を修復しようと奮闘する一生懸命な姿に心動かされます。西宮に関わっていた複数のメンバーの複雑な心境からも目が離せません。

いじめっ子といじめられっ子だった二人が、久々の再会からどうやって関係を修復していくのか、その後の行動に注目です。

アニメ映画「聲の形」の感想

画像引用:「聲の形」公式サイト

耳が聞こえず喋りにくくても一生懸命な西宮

耳が聞こえず補聴器をつけていた西宮硝子。彼女は周りの言葉や気持ちを一生懸命知ろうとしますが、周囲からは面倒に思われてしまいます。

生まれつき耳が聞こえないため、彼女は発声がうまくできません。伝えたくてもうまく伝えられない彼女を見てかなり切なくなりました。そんな彼女も、覚えた手話で一生懸命伝えますが、自分の言葉でどうしても伝えたい時は頑張って声を出します。

うまく喋れなくても、周りに誤解されても、伝えたい思いを伝えようと頑張ります。そんな一生懸命で健気な彼女の姿にはとても感動しました。

こういった事には、周囲の理解や協力、受け入れる心の広さなどが大切だと改めて考えさせられました。心揺さぶられるシーンがたくさんあり、見ていて彼女をとても応援したくなりました。

そんな彼女が、石田にある思いを伝えるシーンがあります。思い切って大きな声で伝えたものの、石田には伝えたかった言葉とは違う言葉に聞こえてしまいます。彼女の思いは石田に届くのか、最後まで目が離せないシーンがたくさんありました。

過去の出来事に縛られすぎず受け入れる姿

小学生の頃、自分をいじめていた石田を受け入れた西宮。彼女の母親も、石田には近づかないよう伝えますが、彼女はもう一度石田と友達になります。

普通の人なら、許せないという感情が先に出てくるはずなのに、許すことができる彼女の広い心にとても感動しました。完全に許したわけではないと思いますが、まずは相手を受け入れるという彼女の姿にはたくさん学べることがありました。

いつまでも過去の嫌なことに縛られず、前を向いている彼女の姿には心動かされる方も多いはず。私もこの映画を見て、彼女のようになりたいと思いました。

しかし、彼女には実は深い心の闇があったんです。映画の終盤で徐々に明かされていくので、最後まで注目してみてください。

周囲の複雑な心境とそれぞれの心の成長

真っ先に西宮に謝りに行った石田。しかし、小学生の頃彼女をいじめていたメンバーは他にもいます。また、彼女と仲良くしていた子も居ました。

当時のメンバーや新しく高校生活で友人となったメンバーを集めた石田。しかしそれがきっかけで、過去に自分がいじめをしていたことを今の新しい友人にも知られてしまいます。

開けられたくない記憶の箱を開けられ、傷ついた石田。自暴自棄になった彼は、その場で思っていることを全てぶちまけてしまいます。

その時に出た石田自身の本音や、周囲のメンバーの本音を吐き出すシーンを見て、なんとも言えない切ない気持ちになりました。

登場人物たちの人間らしさや、高校生らしい複雑で繊細な感情が湧き出ていて共感できる部分もありました。思い出したくない過去とも向き合い、心が痛くてもそれを認めて受け入れる彼ら。そんな切なくも必死にもがく姿にとても共感できました。

リアルな心情や、青春を描いた物語となっていて、どんな人の心にも刺さる内容だと思います。ぜひ、この映画を最後までご覧ください!

アニメ映画「聲の形」のVOD配信情報

画像引用:「聲の形」公式サイト

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