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「劇場版SHIROBAKO」あらすじ、声優、感想まとめ

2022年1月1日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「劇場版 SHIROBAKO」公式サイト

2020年に公開されたアニメ映画で、テレビアニメ『SHIROBAKO』の続編にあたる作品となっています。監督は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』やアニメ『xxxHOLiC』などで知られる水島努さんです。

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「劇場版SHIROBAKO」あらすじ

画像引用元 「劇場版 SHIROBAKO」公式サイト

人気漫画『第三飛行少女隊』のアニメ化の仕事を見事にやり遂げたことで、アニメ制作への思いと、高校時代のアニメーション同好会の仲間達と「またいつかアニメを作りたい!」という気持ちを一層強くした宮森あおい。

しかし、それから4年後の2019年…。宮森が働くアニメ制作会社『武蔵野アニメーション』通称『ムサニ』は『第三飛行少女隊』を作り上げたあの時とは、状況が変わっていました。スタッフもこの4年の内に大きく入れ替わりがあり、頼れる先輩も家庭の事情で会社を休んでいて…かつての勢いを失っていたのです。宮森は、やりがいのある仕事が減ってしまい、表情を曇らせていました。

また、高校時代の同級生・安原絵麻、坂木しずかや後輩達も、宮森と同じく好きな仕事を続けながらもあれこれ思い悩んだり、どこかパッとしない日々を送っていました。

そんなある日のこと、ムサニに劇場版アニメーションの制作依頼の話が舞い込んできます。しかも、元請けで、内容は完全オリジナルという、やりがいのある仕事でした。

宮森は、その話を聞いても手放しで喜べず「今のムサニに、まともな作品を作ることができるのか…」と不安に感じてしまうのですが…。

「劇場版SHIROBAKO」の声優

画像引用元 「劇場版 SHIROBAKO」公式サイト

 木村珠莉(宮森あおい役)
1988年6月7日生まれ。福岡県出身。
元はナレーターの仕事をしていましたが
アニメ『SHIROBAKO』出演を切っ掛けにアニメの仕事が増加。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』の相葉夕美や
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズの
レフィーヤ・ウィリディスの声優を担当しています。

佳村はるか(安原絵麻役)
1986年2月14日生まれ。大阪府出身。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』城ヶ崎美嘉、
『Go!プリンセスプリキュア』七瀬ゆいの他、
アプリゲーム『Fate/Grand Order』の楊貴妃の声優を担当しています。
アイドルマスターシンデレラガールズのラジオ『デレラジ』や
モンハンラジオ『モンハン部放送局 3rd』などにも出演していました。

千菅春香(坂木しずか役)
1992年1月23日生まれ。岩手県出身。
「ミス・マクロス30コンテスト」の歌手部門でグランプリを獲得。
2013年にはゲーム『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』の主題歌を担当するとともに
ヒロインのミーナ・フォルテ役で声優としてデビューしました。
その後、アニメ『7SEEDS』の小瑠璃、
『アイドルマスター シンデレラガールズ』の松永涼の声優などを担当し
様々なキャラクターを演じています。

「劇場版SHIROBAKO」の見どころ

画像引用元 「劇場版 SHIROBAKO」公式サイト

夢の続きにあった『現実』に向きあう

アニメを作りたい、シナリオライターになりたい、アニメーターになりたい、声優になりたいなど、それぞれの夢だった職業に就いた上山高校アニメーション同好会のメンバー達。

ですが、仕事をはじめてから4年が経ち、夢の先に待っていた現実の壁にぶち当たることになります。「アニメが好き!」「物語を書く・絵を描くことが好き!」という気持ちと情熱だけでは、このままやっていけないと気づかされるのです。

無理な仕事の押し付け、経験の少ない後輩との付き合い方、限られた時間とスタッフで取り組む仕事、想像もしていなかった失敗…。そんな理想と現実の狭間で、宮森達は思い悩みます。

そんな彼女達、ふさぎ込んでいる木下監督や登場人物達の悩みは、映画の中だけの話ではありません。今、生き方や仕事に行き詰りを感じている方、多くの方が共感できるような悩み・内容になっているんです。

アニメでありながら、リアルな心情描写がされていて、悩みや自分の壁を乗り越えていく登場人物達の姿に励まされたり「明日も頑張ろう!」という元気を分けてもらえますよ。

前作のキャラクターが再登場!

今回の劇場版には、宮森や同好会のメンバー、ムサニの社員達以外にも、テレビアニメ版の中に出てきたアニメ作品・キャラクターも再登場します。

宮森が子どもの頃から大好きなアニメ『山はりねずみアンデスチャッキー』をはじめ、ムサニが制作したアニメ『えくそだすっ!』『第三少女飛行隊』のキャラクター達も登場するんです。

宮森の心の中を代弁するキュートなキャラクター『ミムジー』と『ロロ』の登場シーンも、盛沢山!今回も、落ち込んでいる宮森の背中をバシバシ押しまくって、応援してあげています。

また、新キャラクター『宮井楓』にも注目してみてください。普段は仕事のできるお姉さんキャラですが…宮森と2人で飲みに行くシーンでは、彼女の意外な姿が見られますよ。

「劇場版SHIROBAKO」の感想

画像引用元 「劇場版 SHIROBAKO」公式サイト

ミュージカルシーンが新鮮で面白い!

この『劇場版 SHIROBAKO』には、アニメ業界の裏側や働く大人の甘くない現実を描きながらも、ムサニが制作したアニメのキャラクター達が、歌い踊るカラフルで華やかなミュージカルシーンが盛り込まれています。

テレビアニメ版の時にも、リアル世界とアニメが混ざり合う演出はありましたが、ここまで派手な演出で本格的なミュージカルシーンはなかったので、新鮮でした。

ミュージカルシーンでのキャラクター達の元気いっぱいの動き、くるくる変わる表情、見ていてワクワクする感じ!これこそが、アニメの中の宮森達や水島努監督の目指している『アニメの形』なんだろうなと思えたので、肯定的に見られました。

特に後半の「ワークショップ」の子ども達と踊るシーンは、必見です!ただ楽しくてカラフルなだけではなく、動きや色合いに少し狂気を感じるニュアンスも入っていて「水島努監督作品!」って感じがじわじわと滲み出ていました。

『劇中作』のアニメも見逃せない!

テレビアニメ版でも『アンデスチャッキー』や『第三少女飛行隊』など歌や設定、作画の細部にまでこだわったアニメ作品が複数登場しており「劇中作でも全く手を抜いていなくてすごい!」と放送当時、アニメファンの間で話題になりました。

この劇場版でも、ラストにとても熱い劇中作のアニメ作品が見られます。宮森達が奔走し一生懸命作り上げてきたという、完成までの裏側・過程を映画の中で見せられるため、もう涙なしでは見られませんでした!

劇中作品のアニメ『空中強襲揚陸艦SIVA』のラストと『SHIROBAKO』という映画そのもののラストが重なるという演出になっているんですが…。木下監督、宮森達が無理をしてでも作りたかったシーンというのはこれだったんだな、と胸がいっぱいに!

戦闘シーンの作画にこだわっていることも伝わってきましたし、セリフや演出も感動的で『空中強襲揚陸艦SIVA』を一つのアニメ作品として単体で楽しみたい!と思うくらい素晴らしいものでした。

「劇場版SHIROBAKO」のVOD配信情報

画像引用元 「劇場版 SHIROBAKO」公式サイト

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