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映画「ステップ」のあらすじやキャスト、感想まとめ

2021年10月30日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元:「ステップ」公式サイト

2020年に公開された映画です。妻を亡くし、男手ひとつで娘を育てるため日々奮闘する父親の姿と、1歩1歩成長していく娘の姿を描いた作品です。"なんにも思い通りにならない"仕事と育児の両立に悩みながらも、周りの支えや助けがありながら成長する父親と娘の姿に注目です。

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「ステップ」のあらすじ

結婚3年目、30歳の若さで妻を亡くした健一はうまくいかないことが多い毎日に追われながらも、必死で娘・美紀を育てていました。娘のために時短勤務のできる部署へ移動したものの、何もかもが予定外の日々。

そんな姿を見た義理の父母は美紀を引き取ろうかと提案します。ですが健一は妻と夢見た幸せな家庭を、天国から見てくれているであろう彼女と共に作っていきたい、と心に誓い男手ひとつで育てることを決めます。しかしそれは、想像以上に大変なことでした。

保育園から小学校卒業までの10年間に娘の成長を感じていた健一。そんな時、誰よりも健一と美紀を見守り続けてくれていた義父が倒れたという連絡が来る…。

「こんなはずじゃなかった」と思いながらも、色んな経験をして色んな人と出会って1歩1歩ゆっくりと成長していく父と娘。大切なものを失った人たちの10年間の足跡がここにあります。

「ステップ」のキャスト

画像引用元:「ステップ」公式サイト

山田孝之 (武田 健一 役)
1983年生まれ、鹿児島県出身。1999年に俳優デビューし、2003年に「WATER BOYS」でドラマ初主演を果たします。「闇金ウシジマくん」シリーズや、「勇者ヨシヒコ」シリーズなど有名作品で存在感を放つ俳優です。映画では「クローズZERO」シリーズや、「50回目のファーストキス」などに出演しています。

中野 翠咲 (武田 美紀 役 2歳)
2015年生まれ。ドラマ「トップリーグ」に出演しています。CMやモデルとしても活躍中です。

國村隼 (松村 明 / 義理の父)
1955年生まれ。大阪府出身。1981年に「ガキ帝国」で映画デビュー。「アウトレイジ」「シン・ゴジラ」「アルキメデスの大戦」「見えない目撃者」などの数々の有名作品に出演しています。

広末涼子 (斎藤 奈々恵 / 健一の同僚)
1980年生まれ。高知県出身。1995年に「ハートにS」でドラマデビュー。「秘密」「おくりびと」「ゼロの焦点」「はなちゃんのみそ汁」などに出演しています。

伊藤沙莉 (ケロ先生 / 保育士)
1994年生まれ。千葉県出身。2003年に子役としてデビューしています。ドラマ「この世界の片隅に」「獣になれない私たち」「ひよっこ」などに出演しています。

「ステップ」の見どころ

画像引用元:「ステップ」公式サイト

父親・健一の懸命な姿

妻を亡くし、男でひとつで娘を育てる懸命な健一の姿は、忙しい現代社会で大切なものを見失いかけている私たちの心にとても刺さります。朝ご飯の支度から、保育園まで送ったり、仕事を早く終わらせて迎えに行ったり。1人では大変な毎日です。

「一生懸命やっているはずなのに」「こんなはずじゃなかった」誰もがこんな事を思いながらも一生懸命もがきながら生きているはずです。

時間はかかっても、たくさんの経験をして確実に成長していく父と娘の姿は、私たちにも重なる部分があり、共感できるところが多いのもみどころです。

周りの支えや助け

保育園の先生、会社の同僚、上司、義理の父母や周りの親族、多くの人々に助けられながら成長する父と娘。健一は妻を亡くし、美紀は母親を亡くし、大切なものを失っても生きていかなければいけない、そんな強い姿に心を動かされます。

そして周りの存在の有り難さも感じられます。やはり人は支え合って生きていると実感させられますし、沢山のことを気づかせてくれる映画です。

美紀の成長

美紀の母親は、美紀が物心つく前に亡くなっているため、写真でしか母親を知らずに育ちます。この寂しさは計り知れないものです。それでも美紀は確実に1歩1歩成長していき、父・健一も驚くほどです。

保育園から小学校卒業までの10年間。美紀の成長を映画を通して一緒に見ていくと、1人が成長する過程でどれだけ多くの人が関わっているか、そして親がどれほど偉大かがわかります。

美紀の姿と自分自身を照らし合わせて見ることで本当にたくさんの事に気づくことができますよ。

「ステップ」の感想

画像引用元:「ステップ」公式サイト

結婚3年目という早さで妻を亡くした健一は、シングルファーザーです。娘の美紀を育てるために男手ひとつで日々奮闘していました。仕事をしながら1人で子育てをするのはとてつもなく大変なことだと思いました。それでも、娘にはその大変さを少しも感じさせないように明るく振る舞うとてもいいお父さんでした。

日々一生懸命子育てをしていた健一は、妻を失った悲しみを嘆く暇すらありません。母親という偉大な存在が居ないことで、父親と母親の両方を務めなければいけないので、それはとても難しいことだと感じました。父親の健一役を務めた山田孝之のお父さんっぷりにはとても感動しました。

美紀も成長するにつれて母親の死を受け入れていくことになりますが、やはり母親がいないというのは計り知れない寂しさがあったと思います。それでも明るく育った美紀の姿を見て、健一が1人でもしっかりと向き合ったからだと思えました。 幼少期から小学生までの美紀を演じ分けた子役の方達もとても可愛らしかったです。

そして、なんと言っても義理の父母の支えがあったからこそ、美紀は成長してこれたのだと思いました。とても暖かい存在で、健一が美紀の新しいお母さんとなる女性と、新たな人生を歩めないか葛藤していた頃も優しい言葉をかけてくれました。妻やその両親にあたる義理の父母を裏切ることにならないかと、悩んでいた健一に父母が伝えた言葉には思わず涙してしまいました。

美紀に受け入れてもらえるにはとても時間がかかりましたが、それも仕方の無いことでした。美紀にとってのお母さんはただ1人です。美紀があまりに小さい頃に母親が亡くなったため、あまり覚えておらず、美紀は写真でしかお母さんを知りません。そんな中、新しいお母さんを受け入れることは難しいです。

様々な悩み、迷いがありましたが、お互いを理解し合い次のステップへと進み続ける家族。とても尊いストーリーでした。

「ステップ」を通して昔の自分と美紀の姿を重ねながら見ることで、本当にたくさんの大切なことや幸せについて気づくことができました。大切なものを失っても強く生きていく姿を見て、心動かされる方も多いはずです。大切なものを見失わないように、ぜひこの映画を見てたくさんの幸せや家族の大切さに気づいて頂きたいです。ぜひご覧下さい。

「ステップ」VOD配信情報

画像引用元:「ステップ」公式サイト

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