画像引用元 アニメ「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」公式サイト
2022年1月に放送を開始したアニメです。原作は、福田晋一さんの漫画『その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする』で略称は「着せ恋」。制作会社は『シャドー・ハウス』『ホリミヤ』などのアニメ作品で知られるCloverWorksです。
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「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」のあらすじ
画像引用元 アニメ「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」公式サイト
高校一年生の五条新菜は、祖父のような一流の「頭師（かしらし）」になることが夢です。五条は子どもの頃、祖父の生み出す雛人形の美しさに魅了され、祖父のもとで地道に修業を積んできました。
真面目な性格で、コツコツと自分の夢に向かって努力を重ねる五条。しかし、人形作りに没頭する彼を見て、祖父の薫は「学校の友達とはうまくやっているのか。そもそも友達がいるのだろうか…」と、心配していました。
五条は、祖父の前では「友達もいるし、うまくやっている」と明るく答えていましたが…。実は、過去の苦い思い出や自分に自信がない性格が災いして、一人も友達を作れずにいたのです。
ある日のこと、五条は他の生徒から掃除当番を押し付けられてしまいます。仕方なく、一人で掃除をはじめようとしたところ…ある女子生徒が彼に声を掛けてきました。彼女は五条のクラスメイトで、クラス内で最も人気の高い・喜多川海夢だったのです。
喜多川を前にして緊張してしまう五条。そんな彼に、喜多川は思いがけない言葉を掛けます。
「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」の声優
画像引用元 アニメ「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」公式サイト
石毛翔弥（五条新菜役）
1990年8月20日生まれ。埼玉県出身。
劇団四季へ入団、所属していた過去があり
ミュージカル作品『ライオンキング』のシンバ役をつとめたこともあります。
声優としての代表作は、アニメ『ゴジラ S.P ＜シンギュラポイント＞』（有川ユン役）
『遊☆戯☆王VRAINS』（藤木遊作 / Playmaker）など。
直田姫奈（喜多川海夢役）
1995年4月17日生まれ。兵庫県出身。
声優デビュー作品はアプリゲーム『消滅都市2』のハルカ役です。
アプリゲーム『バンドリ！ガールズバンドパーティ！』
アニメ『BanG Dream！ガルパ☆ピコ 〜大盛り〜 ／ ふぃーばー！』
劇場版アニメ『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』では、
桐ヶ谷透子の声を担当しています。
種﨑敦美（乾紗寿叶役）
9月27日生まれ（年齢非公開）。大分県出身。
2020年声優アワードで助演女優賞を受賞している声優です。
アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険（2020年版）』では
主人公の少年・ダイの声優を担当しています。
その他の代表作は、アニメ『魔法使いの嫁』（羽鳥チセ／イザベル役）
『Vivy -Fluorite Eye's Song-』（ヴィヴィ／ディーヴァ役）など。
「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」の見どころ
画像引用元 アニメ「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」公式サイト
「好きなこと」を自由に楽しんでいい
五条は、雛人形を特別「きれい」なものだと思っていて、そんな美しいものを生み出すことのできる頭師の祖父を尊敬しています。そして、自分も祖父のような頭師になりたいと思っているのですが…。
子どもの頃のある経験から「自分は同年代のみんなと同じものを楽しめない」と強く思い込んでおり、自分の好きなもの、自分自身にすら自信がありません。そして、そのせいで高校のクラスメイトに対してもうまく接することができないのです。
そんな五条が、クラスの人気者の女子生徒・喜多川と「コスプレ」「コスチューム製作」をきっかけに交流を深めることで、少しずつ自分に自信が持てるようになっていきます。
自分に自信がない方、自分の好きなものにさえ自信が持てないという方は「好きなものは好き！」とキッパリ言い切る喜多川の明るさと強さに、五条のように勇気をもらえるはずです。
喜多川海夢がめちゃくちゃ可愛い！
喜多川海夢（きたがわ まりん）は、このアニメのヒロインで、五条と同じ高校一年生ですが…。この子がもう、ほんとにキラッキラで明るくて、天真爛漫で、可愛い女の子なんです！ただ見た目が可愛いというだけでなく、しっかり者で悪いことは悪いと指摘しますし、相手を思いやる優しい気持ちも持っています。
また、自分の好きなアニメやキャラクターを「この子になりたい！」と思うほど深く愛していて、どんな相手にも自分の好きなものを恥ずかしがることなく主張する、という真っすぐな性格も魅力的。
『CloverWorks』ならではのきれいな作画で、彼女の瞳や笑顔の輝きといった動きがあるアニメ作品ならでは『喜多川海夢』を存分に楽しむことができますよ。
「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」の感想
画像引用元 アニメ「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」公式サイト
五条と喜多川の関係が微笑ましい
同級生とうまく関わることができず、自分に自信がない五条が、喜多川から声を掛けられたことをきっかけに、彼女の姿に憧れ、また自分自身の「好きなこと」を喜多川に打ち明けることができるようになります。
最初は、喜多川の方も「コスプレ用の衣装を作ってほしい」と、ミシン上手な五条に軽い気持ちで頼むのですが…。自分が頼んだことに一つ一つ真剣に取り組む姿勢、「このキャラになりたい！」という喜多川の気持ちに応えようとする五条の誠実さに、次第に惹かれていくんです。
そうして、割と早い段階で五条のことを意識し始める喜多川に対して…五条は、彼女の気持ちはおろか、喜多川に対する自分の本当の気持ちにさえなかなか気づきません。周囲から関係を疑われても「彼女は自分みたいな男とは住む世界が違う！」などと思ってしまって、喜多川に対する恋心を意識することもないんです。
そんな2人のちぐはぐな関係が微笑ましく、ついニヤけながら見守りたくなってしまう作品だなと思いました。
各話のタイトルと内容に男性向けっぽい雰囲気やサービスシーンもありますが、主人公の五条がキチっとした真面目な男子高校生なので、いきすぎたシーンはなく、女性でも楽しめる作品になっています。
コスプレの裏話
私自身、アニメもよく見る方ですし漫画も読みますが、いわゆるコミケみたいなものには参加したことがなく…。「コスプレ」という言葉は知っていても、実際にどういうものか、衣装を作るまでの工程、イベント参加までの細かなあれこれなど、詳しいことは知る機会がありませんでした。
このアニメでは、ヒロインの喜多川が「アニメ・ギャルゲーオタク」であり、彼女が好きなキャラクターのコスプレを楽しむというのが、一つのテーマになっています。
衣装が仕上がるまでの様々な苦労と工夫もすごいなと思いましたが、仕上がって着たら終わり！じゃないというのも驚きました。実際に衣装を着てそのキャラクターになりきるという点でも課題があったり、着心地に問題があったりとトラブルが出てきて、その度に修正や対策が必要になり…。それでも、コスプレ好きな登場人物達は「好き」だからこそ、そんな苦労も乗り越えていきます。
そんなコスプレ世界の裏側、衣装を仕上げるまでの過程、コスプレイヤーさんの細部へのこだわり・心理なども描かれていて面白く、興味をひかれました。
コスプレに詳しい方は「コスプレあるある」に共感しながら、私のようにコスプレに詳しくない方でも、きっと新鮮な気持ちで楽しめますよ。
「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」のVOD配信情報
画像引用元 アニメ「その着せ替え人形（ビスクドール）は恋をする」公式サイト
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