画像引用元 アニメ「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」公式サイト
202022年1月に放送を開始したアニメ作品です。制作は、アニメ映画『サマーウォーズ』『若おかみは小学生!』で知られるマッドハウス。原作漫画の作者は、元警察官の漫画家・泰三子さんです。
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「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」のあらすじ
画像引用元 アニメ「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」公式サイト
会社勤めに疲れた父親から「公務員になれ!」と、しつこく言われて育ってきた川合麻依。彼女は、父親の言葉通り片っ端から公務員試験を受け、公務員への道を目指します。しかし…川合が合格したのは警察官の試験だけで、他の試験はすべて不合格!
子ども時代のある出来事から、警察官に対して良いイメージを持っていなかった川合ですが…。他に選択肢がなかったため、仕方なく警察官への道を歩み始めます。
無事に警察学校を卒業し、新人警察官となった川合。しかし、一般市民から嫌な顔をされたり、罵られたりと、警察官になってから嫌な思いばかりしていた彼女は、本気で仕事を辞めようと考えるようになっていました…。
そんなある日のこと、川合の勤める町田交番に藤聖子という女性の警察官が配属されることになります。藤は元刑事課のエースで、優秀な刑事だったものの…後輩へのパワハラが原因で、交番に異動になったというのです。
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」の声優
画像引用元 アニメ「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」公式サイト
若山詩音(川合麻依役)
1998年2月10日生まれ。千葉県出身。
3歳から劇団ひまわりに所属し、子役としても活動経験のある声優です。
子役時代は大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』にも出演していました。
声優としての代表作は、劇場アニメ『空の青さを知る人よ』(相生あおい役)
アニメ『さよなら私のクラマー』(越前佐和役)など。
石川由依(藤聖子役)
1989年5月30日生まれ。兵庫県出身。
学生時代は劇団に所属しており、
ミュージカル作品への出演経験も数多くある声優です。
ファンからは「いっしー」「ゆいっしー」といった愛称で親しまれています。
代表作は、アニメ『進劇の巨人』シリーズ(ミカサ・アッカーマン役)
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(ヴァイオレット・エヴァーガーデン役)など。
鈴木峻汰(源誠二役)
1998年12月22日生まれ。愛知県出身。
第63回NHK杯全国高校放送コンテストの朗読部門で優勝した経験があり
学生時代からアニメ作品に声優として出演していました。
代表作は、アニメ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(石上優役)
『錆喰いビスコ』(赤星ビスコ役)など。
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」の見どころ
画像引用元 アニメ「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」公式サイト
リアルな交番勤務警察官の日常
ドラマや映画で警察官が登場する作品といえば、やはり「刑事もの」と呼ばれるだけあって、刑事課の刑事が主役やメインになったものが多いと思います。ですが、この『ハコヅメ』は、交番勤務の警察官の日常にスポットを当てた作品です。
交番勤務の警察官は、ドラマなどではチラッと登場したり、脇役的な存在が主になっていますが…。このアニメでは、交番勤務の女性警察官が主役!
女性の警察官だからこその悩みや苦労、交番勤務の警察官ならではの大変さが、シニカルなブラック・コメディを盛り込みつつ、リアルに描かれています。
しかも実は、原作者の泰三子さんは本物の元警察官!それだけに、夢溢れるキラキラ系のお仕事アニメではなく、現実に近いお仕事アニメに仕上がっているんです。
ドラマよりも原作に近い
このアニメの原作となった漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』は、アニメより先に『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』というタイトルでドラマ化されています。ドラマでは、川合役を永野芽郁さん、藤役を戸田恵梨香さんが演じており、作品自体の評価も高く、テレビ放送当時は一話放送される度にSNSでも話題になっていました。
今回のアニメは、ドラマ放送後の登場となりましたが、タイトルも原作と同じで、内容・演出もドラマよりも更に原作寄りになっています。そのため、原作の世界観により近い形の映像作品を楽しみたい方、『ハコヅメ』作品に触れたことがないという方にもオススメです。
また、ドラマ版のファンという方でもアニメとドラマでは表現、演出が少し違っているため「同じ作品を二度も見ている…」という気持ちになりにくく、アニメではより原作に近い空気感の『ハコヅメ』を楽しむことができますよ。
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」の感想
画像引用元 アニメ「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」公式サイト
短時間でサクっと楽しめる!
アニメ版、ドラマ版、どちらも原作を大切にして作られていることが伝わる良作で、アニメと実写それぞれの良さがあるので「こっちが良い!あっちはダメ!」と偏ったことは感じませんでした。
ただ、印象としてはやはりドラマより短時間で見られる分、アニメは気負わずに見ることができ、隙間時間でも気軽に楽しめる、とは思いました。また、一話23分という限られた時間の中に内容がギュッと詰まっているんですが「無理やり詰め込みました!」感がなく、流れもテンポよく自然。アニメ版は、ドラマ版より更に一歩原作に近く、良い意味で演出があっさりしているんです。
過剰な演出が無いからこそ、作り話感がなく川合や藤のぼやきがリアルに響き、女性の警察官ならではの苦労・辛さ、また登場人物達の持つ温かさ・人情が、より現実味を帯びて伝わってくる感じがしました。
交番勤務警察官の現実…
私の叔父が元交番勤務の警察官で、子ども時代は「叔父さん、いつも疲れてるな~…」と思いながら、叔父の顔を眺めていた記憶があります。今、その叔父はアニメの中に登場する刑事課の方々のように、強面刑事となって捜査一課でバリバリ働いていますが…。このアニメを見ながら「交番勤務時代の叔父も、こんなふうに苦労していたのかな」と、つい考えてしまいました。
こうして親戚に交番勤務の警察官がいる私でさえ、交番勤務の警察官の日常・現実を知りませんでした。なかなか知る機会がない、というのもありますね。
このアニメでは、容疑者の取り調べ、未成年との関係、亡くなった人との向き合い方も、他の刑事作品では見たことのない生々しい視点で描かれていて、とても新鮮でした。しかも、一般市民から悪く言われることが、あんなに多いなんて…。川合じゃないですが、そりゃあ「辞めてやる~!」と叫びたくもなるでしょうね。
そして、あんなブラックな環境・勤務で、男性も女性も心をすり減らし、限界超えるほどめちゃくちゃ体を張ってお仕事に取り組まれているんだ…と、本当に頭が下がる思いがしました。
テンポよく楽しく見られるのですが「楽しかった~!」だけでは終わらない、勉強にもなるアニメ作品です。
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」のVOD配信情報
画像引用元 アニメ「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」公式サイト
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