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「名建築で昼食を」の配信情報、あらすじ、キャスト、感想まとめ

2022年4月28日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「名建築で昼食を」公式サイト

2021年にテレビ放送されたドラマで、日本民間放送連盟賞テレビ/ドラマ番組部門の優秀賞を受賞しています。原案は、甲斐みのりさんの『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』です。

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「名建築で昼食を」のあらすじ

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コピーライター兼なんでも係として広告代理店で働く春野藤。彼女は、アンティークやレトロな雰囲気のものが好きで、自分の住む部屋にもそういった家具や小物をセンス良く取り入れています。

ある日、何気なくSNSを見ていた藤は『乙女建築』というテーマで、おしゃれな建築物をアップしているアカウントを発見。そこにある写真は、どれも藤の好みに合うものばかりでした。発信しているのは、植草千明という人物だと知り、藤は「弟子にしてくれませんか?」と、千明に直接メッセージを送ります。

千明から良い返事をもらい、早速手土産を持って待ち合わせ場所に向かった藤。しかし、そこには、見知らぬおじさんが待っていました。実は、そのおじさんこそが『植草千明』だったのです。

『乙女建築』というテーマの写真や『千明』という名前から、てっきり相手は女性だと思っていた藤は、びっくり!彼女は慌てて、自分から頼んだ弟子入りの話をなかったことにしようとするのですが…。

「名建築で昼食を」のキャスト

画像引用元 「名建築で昼食を」公式サイト

池田エライザ(春野藤役)
1996年4月16日生まれ。フィリピン生まれ、福岡県育ち。
2009年の第13回ニコラモデルオーディションでグランプリに選ばれ芸能界へ。
映画初出演作品は、2011年『高校デビュー』です。
2021年より「ELAIZA」名義で音楽活動も開始しました。
代表作は、映画『みんな!エスパーだよ!』(平野美由紀役)
ドラマ『きょうの猫村さん』(犬神尾仁子役)
『ルームロンダリング』(八雲御子役)など。

田口トモロヲ(植草千明役)
1957年11月30日生まれ。東京都出身。
役作りに強いこだわりがある名バイプレーヤーとして知られている俳優です。
また、映画監督、ナレーター、ミュージシャンなど様々な活動を行っています。
代表作は、映画『探偵はBARにいる』シリーズ(松尾役)『鉄男』(男役)
ドラマ『植物男子ベランダー』シリーズ(ベランダー役)
『バイプレイヤーズ』シリーズ(田口トモロヲ役)など。

小川紗良(山口綾子役)
1996年6月8日生まれ。東京都出身。
高校時代に『HR』のモデルとして芸能界デビュー。
俳優活動の他にも、作り手として映像作品に関わったり
文筆家としても活動しています。
代表作は、映画『DIVOC-12 「あこがれマガジン」』(ミオ役)
『イノセント15(INNOCENT15)』(佐田成美役)
ドラマ『まんぷく』(立花幸役)など。

「名建築で昼食を」の見どころ

画像引用元 「名建築で昼食を」公式サイト

美しい名建築が登場!

このドラマには自由学園明日館、東京都庭園美術館、アンスティチュ・フランセ東京、旧白洲邸武相荘など、毎回東京都内にある美しい名建築が登場します。

また、建築物のおすすめ部分、観賞の際の注目ポイント、作られた年代や建築された当時の時代背景も語られており、建築に詳しくない方でも楽しめるようになっているんです。

さらに登場する名建築を利用していた人や住んでいた人達のエピソードも、ドラマの中にうまく織りまぜられています。見た目だけでなく、名建築に関係する逸話まで、まるごと味わうことができるドラマです。

毎回、名建築とセットで「ランチ」が登場するのもポイント!おしゃれ度満点で、正に「乙女心」が刺激される美味しそうなメニューが出てきます。

おしゃれであったかいドラマ

一話20分程度と短めのドラマですが、中身だけではなくオープニング、エンディングまでおしゃれな雰囲気があり、見ているだけで肩の力が抜けるような、ホッとできる作品です。気疲れしてしまうような作り込んだおしゃれさではなく、ナチュラル・シンプルタイプのおしゃれな音楽・映像なので、見ているだけでリラックスできます。

藤を演じる池田エライザさんのほんわかした喋り。また、千明役の田口トモロヲさんの穏やかな口調も、耳にとても優しくて聞いていて心がほぐれるような温かさがあります。

自分自身のこと、友人と一緒に開店するカフェのことなどであれこれ悩みがちな藤、そんな彼女にいつも自分の考えをはっきり伝え、優しく励ます千明という2人の関係も素敵です。つかず離れずといった2人の距離感も絶妙!

名建築の魅力を邪魔しない、そんなやさしくふんわりした人間ドラマが展開していきます。

「名建築で昼食を」の感想

画像引用元 「名建築で昼食を」公式サイト

建築素人にもオススメ!

このドラマ、名建築を正面や一方からただ撮るだけではなく、様々な角度から撮影しています。そのため、建築やデザインについて完全素人の私でも、関係者の方や千明の説明を聞きながら「なるほど!」と納得したり「おお!」と、驚きながら楽しむことができました。カメラや映像作品を撮ることが趣味という方は、構図の参考にもなると思います。

藤からの疑問や感想を聞いて、千明が共感したり説明を加える、というドラマの仕組みも良かったです。千明の口調も、説教臭くなくて自然なのがまた良くて、話の内容が違和感なく耳と頭に入ってきます。

藤のセリフも、やっぱり千明と同じく、変な主張がなくてとても自然。建築について素人目線での素直なコメントが多いので、彼女の感想や言葉に共感しながら見ることができます。

美術品を楽しむように建築物も様々な角度から見て味わうことができたり、『触れる』という楽しみ方もあるということも、このドラマを見て初めて知り、とても勉強になりました。

純粋に「ドラマ」としても面白い!

名建築、名建築とセットになっているランチのメニューやカフェも、このドラマの魅力です。でも、それだけではなくて、友情、仕事、恋愛、カフェ開業といった藤の悩みも、このドラマのポイントとなっています。

藤は、本当はセンスもあって魅力的な女性なのに、自分に自信がなく、親友の綾子が眩しく見えてちょっとヘコんでしまったりすることも…。そんな藤の悩みが、千明と話すことで和らいだり、解消されていく様子には、見ていて毎度ホッとさせられます。

終盤には「えー!?」と、驚くような展開もあって、名建築&ランチを抜きにしても純粋にドラマとしても楽しめました。

また、ドラマの後半では、いつも人生の先輩らしく、さっぱりと藤を励ます千明の方にも、悩みがあることが判明します。実は千明は「ある人との関係」に長年思い悩んでいたんです。

『スペシャル横浜編』では、その千明と「ある人」との関係にクローズアップしたお話となっていて、本編では明かされなかった秘密が明らかにされていました。『スペシャル』とはいっても、最終話(10話)の後に続いて見られる仕様になっているため、続編というよりは11話を見るような感覚で視聴できます。

「横浜編で終わってしまうなんて勿体ない!見れば見るほど、もっともっと素敵な名建築を紹介して欲しいし、藤と千明の物語をずっと見ていたい!」と思ってしまうほど、面白くてオシャレで素敵なドラマでした。

「名建築で昼食を」のVOD配信情報

画像引用元 「名建築で昼食を」公式サイト

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