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ドラマ「フライト・アテンダント シーズン1」の作品情報

2022年5月16日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「フライト・アテンダント」公式サイト

U-NEXTで独占配信されているサスペンスドラマです。人気ドラマ『ビッグバン★セオリー』で知られるケイリー・クオコ主演、『BATWOMAN/バットウーマン シーズン1』の監督マルコス・シーガが脚本に参加しています。

「フライト・アテンダント シーズン1」のあらすじ

インペリアル空港の客室乗務員として働くキャシー・ボーデン。彼女は、パーティーでお酒を飲んで騒いだり、軽いノリで男性と遊ぶことが好きな女性です。

ある日、バンコク行きの飛行機に仕事で搭乗していたキャシーは、乗客のアレックス・ソコロフという男性と出会います。アレックスは、キャシーのことが気に入ったようで、彼女に積極的にアタックし、自分の電話番号を渡しました。キャシーも彼のことが気になり、同僚に嘘をついて、こっそりアレックスに会いに行きます。

キャシーにとっては、初対面の男とワンナイトを楽しむことなど日常茶飯事でしたが…目覚めた彼女は、大パニック!なんとアレックスがベッドで殺されていたのです!

激しく混乱し慌てながらも、自分がアレックスと同じ部屋にいたという痕跡をできるだけ消して、ホテルを出るキャシー。彼女は警察にも知らせず、そのまま逃げるようにニューヨーク行きの飛行機に乗ってしまいます。

しかし、アレックスの遺体はすぐに発見され、キャシーはFBIから事情聴取を受けることに…。

「フライト・アテンダント シーズン1」のキャスト

画像引用元 「フライト・アテンダント」公式サイト

ケイリー・クオコ(キャシー・ボーデン役)
1985年11月30日生まれ。アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。
子ども時代から子役としてドラマに出演していました。
人気ドラマ『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』
ペニー役で知られている女優です。
代表作は、ドラマ『パパにはヒ・ミ・ツ』(ブリジット・エレン・ヘネシー役)
『チャームド~魔女3姉妹~』(ビリー・ジェンキンズ役)など。

ミキール・ハースマン(アレックス・ソコロフ役)
1981年7月18日生まれ。オランダ、アムステルフェーン出身。
2016年「世界で最もハンサムな顔100人」で1位に選ばれた俳優です。
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』にダーリオ・ナハーリス役で出演していました。
代表作は、映画『ガーンジー島の読書会の秘密』(ドーシー・アダムズ役)
『アデライン、100年目の恋』(エリス・ジョーンズ役)など。

ゾーシャ・マメット(アニー・ムラディアン役)
1988年2月2日生まれ。アメリカ合衆国バーモント州出身。
作家、映画監督、脚本家として知られるデビッド・マメットを父に持つ女優です。
女優としての活動のほか、音楽活動も行っています。
代表作は、映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』(トロイ役)
『トッド・ソロンズの子犬物語』(ゾーイ役)など。

「フライト・アテンダント シーズン1」の見どころ

画像引用元 「フライト・アテンダント」公式サイト

主人公・キャシーに隠された謎

主人公のキャシーは、アルコール依存症で、度々記憶が飛んだり、酔った勢いでとんでもない行動をとってしまったりと、行く先々で問題を起こします。また、彼女は男性とも簡単に寝てしまうので、見ていてヒヤヒヤさせられますし、すごく危なっかしい女性なんです。

序盤では、そんなキャシーが心配になったり、ハラハラさせられて気が休まらない!と思う方もいるかも知れません。でも、実は…彼女は最初からアルコールが好きだったわけでも、好きでこんな大人になってしまったわけでもなかったんです。

話が進むにつれて、彼女が抱える問題とその原因となった出来事が、少しずつ明らかになっていきます。

トラブルメーカーではあるものの、魅力があって憎めない人で、周りからもなんだかんだで愛されているキャシー。そんな彼女の過去を辿っていくと、本来のキャシーの魅力に気づかされます。

「アレックスを殺した犯人は誰!?」という部分も、確かにこのドラマの大きな謎の一つではあるのですが…それが、最大の謎というわけではありません。主人公のキャシーにも謎が多くあり、しかもキャシー本人さえ正解を知らず、真相にたどり着くまでに時間がかかる、という面白い仕組みになっています。

みんな怪しい!?

このドラマには、主人公のキャシーの他に、アニー(キャシーの親友)、アニーの彼氏、アレックスの親族や知り合い、キャシーの同僚や男友達、FBIの捜査官など、多くの人物が登場します。

「自分が殺人犯にされるなんてありえない!」とキャシーは、アレックスを殺した犯人を探そうとするのですが…。あの人も、この人も、なんだか怪しく見えちゃうんですよね。

それもそのはず、彼や彼女達の「怪しい行動・発言」の裏には、ちゃんと理由があるんです。ちょっとした脇役が意外な重要人物だったり、急にキャシーの助けになってくれたり、逆にキャシーの命を狙っていたり…。また、別の重大事件に関わっていたりと、驚きの展開が隠されています。

最後にはすべての謎や秘密が明らかになるので、最終話まで、登場人物の正体や裏の顔を予想しながら見るのも楽しいですよ。

フライト・アテンダント シーズン1」の感想

画像引用元 「フライト・アテンダント」公式サイト

登場人物の悲哀・弱い部分も描く

このドラマには『BATWOMAN/バットウーマン シーズン1』の監督をつとめ、ケヴィン・ベーコン主演の『ザ・フォロイング ファーストシーズン』の脚本・製作総指揮に関わっていたマルコス・シーガが脚本に関わっています。そのため、軽い感じで笑えるシーンもありながら、人物描写が丁寧で、それぞれの登場人物が抱える悲しみや闇、弱い部分も、掘り下げて描かれているんです。

キャシーはもちろん、他の登場人物も、初登場時の印象と最終回を見てからの印象が違っていたり、意外性を感じることが何度もありました。

私は、特にキャシーの影の部分や、アニーの素直になれないところに共感できて、そんな弱い部分を知ることで2人のことをより身近に感じられたように思います。

キャシーの魅力にハマる!

キャシーを見ていると常にドタバタしていて、行き当たりばったりで「こんな調子で、本当に犯人探しなんてできるの!?」と思ってしまうんですが…。一話一話と進むごとに、キャシー自身の過去の真実にも、アレックスの死の真相にもちゃんと近づいていくんです。

見ている内に、キャシーに対して抱く思いも「危なっかしくて見ていられない!」という気持ちから、親友や家族の行動を見守っているような気持ちに変わって…。気づけば、キャシーを好きになっていました。

主演のケイリー・クオコが、キャシーの良いところだけでなく、ダメな部分も魅力的に演じているので、あれこれと問題が多い主人公なのに嫌いになれないんですよね。「もう知らない!」と言いながら、結局キャシーのことを放っておけないアニーの気持ちが、段々理解できるようになります。

第一話からは全く想像できなかったキャシーの意外な過去、その過去と正面から向き合う彼女の強さ、過去の失敗を素直に認める姿を魅力的に感じました。

シーズン2も制作されるとのことで、今度はキャシーがどこでどんなトラブルに巻き込まれるのかが、楽しみです。シーズン1を経て成長した彼女なら、今回よりスマートに事件を解決できそうなものですが…。やっぱり、彼女らしいハチャメチャ展開も期待してしまいます。

「フライト・アテンダント シーズン1」のVOD配信情報

画像引用元 「フライト・アテンダント」公式サイト

この作品は、U-NEXT(ユーネクスト)の独占配信となっており、定額料で視聴することができます。

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