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アニメ「3月のライオン 第1シリーズ」のあらすじと声優、感想、まとめ

2021年9月29日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 アニメ「3月のライオン」公式サイト

2016年秋に放送されたテレビアニメ。原作者はマンガ家の羽海野チカさん、監督を務めるのはアニメ「まどか☆マギカ」シリーズや「化物語」シリーズで知られる新房昭之監督です。

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「3月のライオン 第1シリーズ」のあらすじ

画像引用元 アニメ「3月のライオン」公式サイト

主人公の桐山零は、まだ小さい頃に両親を事故で亡くしました。一時は、父の友人宅に住んでいたのですが…零に棋士としての才能があることが分かったことで、その家の子ども達と関係がこじれてしまいます。

自分のせいで家族が壊れてしまうと感じた零は、その家を出て六月町で部屋を借り、一人で暮らしていくことを決めました。また、一年遅れではありましたが高校にも入学することに。

しかし…彼は学校にもうまくなじめず、自分の居場所がどこにもないと感じていました。さらに、得意なはずの将棋の調子も悪く、完全に行き詰っていたのです。

そんなある時、零は道で倒れていたところをある女性に助けられます。彼を助けたのは、川本あかり。隣町にある「三日月堂」という和菓子店の孫娘でした。

あかりに助けられたことで零は、食事をごちそうになったり、一緒に買い物に行ったりと川本家と交流するようになります。

川本家は裕福ではありませんでしたが、頑固ながらも心優しい祖父、3人の孫娘に猫たちとみんな仲良く寄り添って、慎ましくも温かな暮らしをしている一家でした。あかの他人である零のことも、まるで本当の家族のように自然に受け入れてくれたのです。

その一家と過ごす内に、零は知らなかった「人のぬくもり」を知ることになります。そして、きちんと食事をとることの大事さを教えられるのです。

同時に彼の高校生活にも、ちょっとした変化が…。将棋好きの担任・林田が「将棋部を作ろう!」と言い出したのです。林田の提案をきっかけに、零はまた新たな仲間と出会うことに。

零が「停滞している」と感じていた人生が、こうして少しずつ明るい方向へと動き出します。

「3月のライオン 第1シリーズ」の声優紹介

画像引用元 アニメ「3月のライオン」公式サイト

桐山零役(河西健吾)
1985年2月18日生まれ。大阪府出身。
アニメ作品の初主演作は2015年放送『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』
三日月・オーガス役です。またTVCMのナレーションや
海外俳優のスターリング・ナイトの吹き替えも担当しています。

川本あかり役(茅野愛衣)
1987年9月13日生まれ。東京都出身。
2011年放送のアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の
ヒロイン・本間芽衣子(めんま)役を演じたことで知られています。
2012年には第6回声優アワード新人女優賞を受賞しました。

川本ひなた役(花澤香菜)
1989年2月25日生まれ。東京都出身。
子ども時代から子役として芸能活動を開始。
バラエティ番組『やっぱりさんま大先生』にも出演していました。
代表作は、アニメ『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃役や
『化物語』シリーズの千石撫子役など多数。

「3月のライオン 第1シリーズ」の見どころ

画像引用元 アニメ「3月のライオン」公式サイト

主人公の自分探しと居場所探し

両親を事故で亡くし、預けられた父の友人宅でも入学した高校でも、うまく人間関係を築くことができなかった主人公の桐山零は、プロの棋士にはなったものの、暗く寂しい孤独の中を生きています。

この物語は、プロ棋士・零が棋士として成功していくサクセスストーリーではなく、彼が自分自身を見つめ、そして自分の居場所を見つけていくという部分に作り手の熱が込められている作品です。

孤独な自分を「孤独だ」と素直に認めることもできないまま、ひっそりと苦しんでいた彼が、陽だまりのような温かな一家『川本家』と出会ったことで、自分の立っている場所や自分自身を見つめ直し、新たな居場所を得ていきます。

川本家でおいしいごはんを食べ、温かな人のぬくもりに触れ「ここにいていいんだよ」という安心感をもらったことで、視野も心も広がり、将棋の世界や苦手だと思っていた高校の中にも、自分の居場所があると気づき始めるのです。

何度も傷つき落ち込みながらも、川本家の家族やその笑顔に元気をもらって立ち上がる零を見ていると、自分を大事に思ってくれる人がいること、自分に大事な人がいるということは、人を何倍も強くするものなんだな…と、胸が熱くなります。

川本家の食卓に注目!

零が出入りする川本家の食卓には、湯気が上がった美味しそうなごはんがいつも山盛りで並んでいます。原作者の羽海野チカさんは、可愛いスイーツや食べ物を絵に描くのがとっても上手な方でもあり、前作の『ハチミツとクローバー』でも物語の中の『食』が話題になりました。

今回の作品では、その『食』の部分がさらにパワーアップしていて、様々な家庭料理が登場します!しかもアニメでは、食べ物のつやつや、ホカホカ具合が原作以上にリアル!川本家の祖父が営む『三月堂』の和菓子も、美味しそうなだけではなく、すっごく可愛いんです。

そんな愛情たっぷりの川本家のごはんを食べて、生きる力を取り戻していく零。川本家のシーンを見ていると特に「食べること=生きること」だと実感します。また、零と一緒にご飯をモリモリ食べる川本家のひなた達の幸せそうな笑顔を見ていると、こちらまで幸せな気持ちにさせられるんです。

「3月のライオン 第1シリーズ」の感想

画像引用元 アニメ「3月のライオン」公式サイト

表も裏も描くリアル

主人公の零は、15歳という若さでプロ棋士になり、将棋の才能も周囲から認められています。しかし、彼の中には、両親を亡くしたこと、父親の友人宅で負った心の傷、孤独、寂しさ、プレッシャー、また自分が傷つけてしまった人たちのことなど、様々な闇が渦巻いています。

川本家の家族と一緒にいる時は楽しく明るい時間を過ごしている零ですが、そんな時でも、ふとそんな自分の中の暗い部分が頭をよぎることも…。

また、川本家もただ明るいだけの平和な家族ではありません。あかり達3姉妹は母親を亡くしていて、父親も家を出ていってしまったのです。そのため、長女のあかりはスナックで働きながら家事を担い、祖父や叔母とともに協力しつつ中学生の妹・ひなたと、まだ幼い末の妹・ももを育てています。その一方で、姉のあかりを健気に支えているひなたにも、ため込んでいる思いがあったり…。

また、将棋界のプロ達がそれぞれに抱えている闇の部分、プロになれなかった者達の妬みや醜い気持ちも描かれます。

明るくきれいな部分だけではなく、そうした人の弱さや醜く暗い部分も同時に描いているからこそ、この作品は物語やキャラクターの感情・存在がすごくリアルで、より登場人物に感情移入しながら見ることができるんです。

笑いとシリアスのバランス

厳しいプロの将棋の世界、零や登場人物達の心の中を丁寧に描きながらも、川本家で飼われている猫達の心の声や、キャラクター達のギャグ顔、ハイテンションな登場人物達のツッコミなど、この作品には笑えるシーンもたくさんあります。

笑いとシリアスシーン、どちらもこの作品にとっては欠かせないもので、そのバランスがとても良いんです。

胸がぎゅっと切なくなった後で、ホッと癒されたり、わんわん泣かされた後で、クスっと笑顔にさせられたり。悲しいままで物語が終わらない、というのが見ていて安心できます。

また、傷ついた登場人物達も下を向いたままでは終わりません。闇の中にも微かな光を見つけたり、自分なりの答えを見つけて立ち上がっていくんです。そんな彼らの姿に、心を揺さぶられます。

現実の世界でも、辛いことがあった後は、なかなか切り替えが難しいものですが…。「3月のライオン」は、そんな傷ついた人にも寄り添ってくれるような、面白くて優しく、そして深く感動できる作品なんです。

「3月のライオン 第1シリーズ」のVOD配信情報

画像引用元 アニメ「3月のライオン」公式サイト

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