画像引用:「MEG ザ・モンスター」公式サイト
アメリカと中国によって共同で製作された、2018年公開のスリル&パニック映画。
映画の評価は賛否両論分かれていますが、今や「サメ映画」の金字塔「ジョーズ」の興行収入も抜くほどの作品となっています。
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「MEG ザ・モンスター」のあらすじ
画像引用:「MEG ザ・モンスター」公式サイト
レスキューダイバーのジョナスは、深海の救助任務中、「巨大な謎の生物」に襲われます。探査員と他のメンバーを守るべく、仲間の1人を置き去りにしてしまいますが、何とか帰還に成功。その後、「謎の生物に襲われた」と証言するジョナスは、精神異常と診断され、仲間を犠牲にした責目をおい、レスキューの職を引退するのでした。
それから5年、中国沖に最新鋭の設備を搭載した、海洋研究所「マナ・ワン」が建設されます。3人の乗組員が潜水艇にて、未知の海域に到達。新たな発見と、道の海洋生物に心躍らせる研究チーム。
そこへ突如、潜水艇が「巨大な謎の生物」に襲われ、潜水艇は制御不能となり、通信も途絶えてしま います。研究所責任者のジャン博士は、潜水艇救助のため、深海でのレスキュー経験が豊富なジョナスへと助けを求めます。
ジョナスの協力を得て、何とか潜水艇の救助に成功しますが、「巨大な謎の生物」メガロドンとの戦いは、ここから始まるのでした。
「MEG ザ・モンスター」のキャスト
画像引用:「MEG ザ・モンスター」公式サイト
ジェイソン・ステイサム(ジョナス・テイラー役)
1967年7月26日生まれ、イギリスの俳優。
アクション俳優として活躍する彼は、他の作品でも多くのアクションシーンを彼自身がスタントなしで演じています。さらに彼は元水泳の飛び込み選手。本作でも多くの水中アクションを自ら演じている姿が、特別映像で見ることができます。
リー・ビンビン(スーイン・ジャン役)
1973年2月27日生まれ、中国の女優。中国名は、李 冰冰。
「バイオハザード」や「トランスフォーマー」など、日本でも有名な作品にも出演されています。
そしてこの美貌たるや。映画公開時2018年には、45歳とは信じられませんね。随所で中国語のセリフもあり、他のハリウッド映画では見られない一面も見逃せません。
マシ・オカ(トシ役)
1974年12月27日生まれの日本人俳優・プロデューサー。
IQが180以上であり、ギフテッドと判定される頭脳明晰の持ち主。
ハリウッド映画では、日本人役としながらも他国の人が演じることが多い中、日本語を書いたり話したりして、短い出演時間ながらも、愛されるキャラクターを好演されています。
「MEG ザ・モンスター」の見どころ
・海洋の造形がリアル
メガロドンの姿がとにかくリアル。
動きや形全体はもちろん。目の暗闇や身体にあるいくつもの傷など、太古から巣食う生物なのだと感じさせられます。
遺伝子改造されたり、知能を植え付けられたりと、変に手が加えられているわけではなく、「巨大なサメ」というシンプルな設定も、現実味ある怖さを生んでいますね。
メガロドンだけでなく、マリアナ海溝を超えた下にある海域に入った時の海底の世界は、神秘的そのもの。巨大なイカや見たことのないような珊瑚、強面の魚など、自分も潜水艇に乗っているかのように周りを見渡してしまいます。
・人間VS巨大ザメ
基本的にはジェイソン・ステイサム 演じるジョナスと、巨大ザメとの肉体戦(笑)。
近くまで泳いでいって杜で突き刺す、メガロドンの頭を素足で蹴るなど、「え、こんなにハイテク機器が揃ってるのに素潜りなの!?」と少し笑えてしまうシーンでもあります。
もちろんハイテク機器も活躍!戦闘用潜水艇でサメと戦闘するシーンもありますが、潜水艇はすぐに故障(笑)。
結局、肉弾戦にもつれ込むところも、ツッコミどろこ満載。それでもハラハラせずにはいられない、という見る側の気持ちも忙しい、まさにパニック映画と呼べる作品です。
画像引用:「MEG ザ・モンスター」公式サイト
・恋愛要素は不要じゃない
これだけ燦々たる状況で、勝てる兆しが微塵も見えない中、こんなイケメンに体を張って助けられたら、恋仲になるのは、もはやネタバレとは言えないほど明白な展開でしょう。個人的にこの恋愛要素は必要だと思います。
なぜならこの恋愛シーンの見どころは、当の本人2人ではなく、ヒロインの娘役メイイン。このオマセな子役が見せるあどけない表情や、恋愛アドバイスがスリル満点の映画のちょうどいい箸休めになっているのです。
「MEG ザ・モンスター」の感想
・帰れなくなった可哀想なサメ
とにかく目の敵にされるメガロドンですが、実のところ、メガロドンは悪くないのです。
元はと言えば、この研究チームが、潜水艇を海底まで潜り込ませ、メガロドンを呼び寄せる道をつくってしまい、終いには、道が閉じて元々いた海域に戻れなくなってしまう、という事態を招いたのです。
もちろん意図してではなく偶然の事態であり、「研究が悪」とは言えませんが、新しい世界に呼び寄せられ、帰れなくなって困っているところ滅多打ちにされ、パニックになっているのはメガロドンの方では?と気の毒になってくる始末でした。
・巨大ザメの真相
予告編を見ると、人との対比でかなり大きく見えるメガロドンですが、実際作中でのメガロドンはここまでの大きさではありません。
とはいえ、迫力としては十分すぎるほどあったので、期待して見てみて落胆、ということは全くありません。むしろ作中のメガロドンの方が博物館などで見る大きさと似通っていたので、より実在しそう…という恐怖が沸き立ちます。
・海洋パニック映画の典型
画像引用:「MEG ザ・モンスター」公式サイト
「ジョーズ」以降、サメ映画はたくさん出ており最早1つのジャンルとなっていますね。
いろんな映画があるなかで、本作は至ってシンプルな「人VSサメ」という構造の、理解しやすいストーリー展開です。
人の肉片や血飛沫が飛び交うようなグロさ頼みでもないのに、この無茶苦茶・破茶滅茶のパニック状態を引き起こせたのは、映像のクオリティの賜物。
ストーリーより、「わかってるよ?わかってるんだけどハラハラするんだよ!」というお決まりのパニック、そして大迫力の映像美を楽しみたい方はぜひご覧ください!
くれぐれも海洋恐怖症の方はご注意を…。
「MEG ザ・モンスター」のVOD配信情報
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