画像引用:「マレフィセント」公式サイト
2014年に公開された映画です。ディズニーアニメーション「眠れる森の美女」のリメイクとなっており、妖精のマレフィセントの視点から物語が描かれています。監督はロバート・ストロンバーグが務めています。
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ディズニー実写映画「マレフィセント」のあらすじ
画像引用:「マレフィセント」公式サイト
かつて、ヘンリー王が支配する人間の王国と、平和な妖精の国・ムーア国があり、2つの国は長く対立が続いていました。
妖精の国に住む翼を持った妖精のマレフィセントは、人間の少年ステファンと出会い恋に落ちます。しかし、ステファンの心は次第にマレフィセントから離れていき、彼は野心を抱き始めます。
ある時王は、マレフィセントを討った者は次代の王にすると命じました。野心があったステファンは、彼女の翼を切り落とし、王の元に届けて次期王の座を勝ち取りました。
その後、王になったステファンと王妃の間にオーロラ姫が誕生します。裏切られたマレフィセントは、オーロラ姫にある呪いをかけてしまいます。
呪いを恐れたステファン王は、オーロラ姫を妖精たちに預け、城の外で育てさせます。しかし、人間を育てたことのない妖精たちを見かねたマレフィセントは、魔法の力でオーロラ姫を育てることにしました。
次第にオーロラ姫に情が湧いてきた彼女は、呪いをかけたことを後悔することに…。
ディズニー実写映画「マレフィセント」の出演キャストと吹き替え声優
画像引用:「マレフィセント」公式サイト
出演キャスト
アンジェリーナ・ジョリー(マレフィセント役):1975年生まれ。アメリカ合衆国の女優、ファッションモデル。映画「マイティ・ハート/愛と絆」、「チェンジリング」などに出演しています。
エル・ファニング(オーロラ姫役):1988年生まれ、アメリカ合衆国の女優。映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、「ティーンスピリット」などに出演しています。
シャールト・コプリー(ステファン王役):1973年生まれ。南アフリカ共和国出身の俳優、映画プロデューサー。映画「チャッピー」、「ハードコア」などに出演しています。
ハリス・ディキンソン(フィリップ王子役):1996年生まれ。イングランド出身の俳優、脚本家。映画「ブルックリンの片隅で」、「ダーケスト・マインド」などに出演しています。
吹き替え声優
深見梨加(マレフィセント役):1963年生まれ。声優、ナレーターなど幅広く活躍中。アニメ「ゴッドイーター」、「名探偵コナン ピアノソナタ 『月光』殺人事件」などに出演しています。
上戸彩(オーロラ姫役):1985年生まれ。女優、歌手など幅広く活躍中。ドラマ「半沢直樹」、「アイムホーム」、映画「テルマエ・ロマエ」などに出演しています。
てらそままさき(ステファン王役):1962年生まれ。声優、俳優など幅広く活躍中。アニメ「NARUTO-ナルト-」、「曇天に笑う」、「宇宙よりも遠い場所」などに出演しています。
立花慎之介(フィリップ王子役):1978年生まれ。声優、歌手、推理作家など幅広く活躍中。アニメ「鬼滅の刃」、「さよなら私のクラマー」などに出演しています。
ディズニー実写映画「マレフィセント」の見どころ
画像引用:「マレフィセント」公式サイト
マレフィセントの目線で描かれる物語
「眠れる森の美女」といえば、オーロラ姫がメインとなって描かれる物語ですが、本作はオーロラ姫に呪いをかけたマレフィセントの視点から描かれています。
オーロラ姫に呪いがかかった理由や、オーロラ姫が生まれる以前の物語が描かれているので、「眠れる森の美女」をより深く知れる内容となっています。
アンジェリーナ・ジョリーが演じるマレフィセントは、とても美しくて見惚れてしまいます。ディズニープリンセスではなくヴィランですが、プリンセスに負けないくらい美しいです。
マレフィセント目線の物語や、マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーの美しさに注目です!
妖精と人間の戦いが壮絶
ステファンは、かつて愛し合ったマレフィセントを、出世欲のために裏切ってしまいます。マレフィセントを騙して追い詰め、象徴の翼を奪ってしまいました。
傷つけられたマレフィセントは、悲しみにくれて、いつしか邪悪な妖精となってしまいます。2人の運命を狂わせた人間の国と妖精の国の戦いは、かなり壮絶なものでした。
裏切りによって、愛が憎しみに変わってしまうところがとても切なくなります。劇中では、激しい争いが描かれていて、ド迫力の映像と共にその悲惨さが伝わってきました。
この物語は、人間と妖精の争いから全てが始まります。争いは、いつどのように終わるのか、ラストに向けての展開には注目です。
オーロラ姫はどう成長していくのか
マレフィセントが、オーロラ姫に呪いをかけたことで、それを恐れたステファン王。オーロラ姫を城の外に出し、3人の妖精に育てさせようとします。
マレフィセントを、かつて身勝手な理由で裏切ったステファン王。この時も、生まれたばかりの娘を妖精たちに押し付けて、育てさせようとする身勝手な行動に腹が立ちました。
マレフィセントは、魔法の力で気づかれないようにオーロラ姫を育てます。呪いをかけた張本人ですが、次第にそれを後悔して、オーロラ姫を手助けしたり見守り始めました。
彼女の意外な優しさには、見ていてとてもほっこりします。マレフィセントの手助けもあり、美しく成長していくオーロラ姫の姿には注目です!
ディズニー実写映画「マレフィセント」の感想
画像引用:「マレフィセント」公式サイト
マレフィセントがオーロラ姫に抱いた感情
育てているうちに、徐々にオーロラ姫を大切に思うようになったマレフィセント。呪いをかけてしまったことを後悔して、呪いを解こうと試みます。
しかし、強力な魔法なので、なかなか解くことができませんでした。自分のしてしまった事に後悔して苦悩するマレフィセントの姿は、見ていて切なくなりました。
オーロラ姫が大きくなるにつれて、16歳の誕生日の日は近づいていきます。いつかオーロラ姫が、呪いや出生の秘密を知ってしまうと思うと、その先の展開に不安を感じました。
次第にマレフィセントの存在に気づき、オーロラ姫は彼女を慕い始めます。本当のことを知った時、オーロラ姫がどう思うかなどを想像すると、胸が苦しくなりました。
マレフィセントの心境の変化や、オーロラ姫とのその後の関係性には、最後まで目が離せません!
真実の愛とは?
オーロラ姫の誕生を祝う場に、招かれざる客としてやって来たマレフィセント。"16歳の誕生日の日没までに、糸車に指を刺されて死の眠りにつく"という呪いを、オーロラ姫にかけてしまいます。
その呪いを解くことができるのは"真実の愛"だけでした。「眠れる森の美女」では、フィリップ王子がオーロラ姫に、"真実の愛"のキスをすることで目覚めます。
本作では、そのディズニーらしい王道の展開が、少し変わった形で描かれています。一体、どの様にオーロラ姫が目覚めるのか、真実の愛とは何なのか、とても考えさせられました。
愛にも色んながある、ということを教えてくれた映画です。
ステファン王との最終決戦
かつてマレフィセントを裏切って、象徴でもある翼を奪ったステファン王。個人的には、1番のヴィランはステファン王だと思いました。
権力などの欲にまみれて、変わってしまったステファン王を見ると、人間の醜さがよくわかります。特にラストの戦いでは、ステファン王とマレフィセントの直接対決が見れるので注目です!
ステファン王には終始腹が立ちますが、いい引き立て役になっていたと思います。
「眠れる森の美女」では、マレフィセントはヴィランとして描かれていますが、本作を見ていると、彼女は全然 "悪"ではなかったように思います。
マレフィセントの視点から描かれた物語だからこそ、真実を知れた気がして感動しました。良い意味で、固定概念やイメージを変えてくれた映画です。
ディズニープリンセスの王道ストーリーとは、また違った楽しみ方ができる映画です。ぜひ、まだ見たことがない方は、映画「マレフィセント」をご覧ください!
ディズニー実写映画「マレフィセント」のVOD配信情報
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