画像引用:「僕のワンダフル・ジャーニー」公式サイト
2019年に公開された映画で、2017年の「僕のワンダフル・ライフ」の続編となる作品です。さらなる転生を繰り返し、今度は愛しの飼い主イーサンの"孫娘"を守るべく奮闘する愛犬ベイリーの長い旅路を描いています。監督はゲイル・マンキューソが務めています。
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映画「僕のワンダフル・ジャーニー」のあらすじ
画像引用:「僕のワンダフル・ジャーニー」公式サイト
転生を繰り返し、やっと大好きな飼い主イーサンに再会できたベイリー。イーサンとかつて恋人だったハンナはベイリーのおかげでイーサンと再会して結婚し、幸せな生活を送っていました。
ハンナとイーサンと共に暮らしていたベイリーには実は新たな仲間ができました。それは、イーサンとハンナの孫娘にあたるクラリティ(CJ)です。
しかし、CJの母親のグロリアは犬嫌いで、ベイリーを避けていました。グロリアは夫を亡くしシングルマザーで仕事に夢中。CJの世話をまともにしておらず、CJはイーサンとハンナ、そしてベイリーがほとんど面倒を見ていました。
グロリアが目を離した隙に危険な目に遭いそうになったまだ幼いCJを、老犬となったベイリーは一生懸命守り抜きます。目を離したことを怒ったイーサンに逆上したグロリアは、ハンナともうまくいっておらず家族の中にうまく溶け込めず口論ばかりしてしまいます。
ある日、怒ったグロリアはCJを連れて出て行ってしまいました。ショックを受けたイーサンとハンナは、CJと離れ離れになってしまったことを悲しむと同時に、CJをとても心配していました。
そんな中、病気を抱えてしまった老犬のベイリー。病院には行きますが、イーサンの顔はとても悲しそうで、ベイリーはとても心配そうに見つめます。そろそろまたお迎えが来た、と感じたベイリーはイーサンとある約束をします。
それは、イーサンに巡り会えた時のように何度も生まれ変わって、"今度はCJを守る"という約束です。さらなる決意と目標を胸に、ベイリーは愛しのイーサンの腕の中でハンナにも見守られながら息を引き取ります。
そして…見事に生まれ変わりを果たしたベイリーの、CJを守るためのさらなる長い旅路が始まったのです。
映画「僕のワンダフル・ジャーニー」の出演キャスト紹介
画像引用:「僕のワンダフル・ジャーニー」公式サイト
デニス・クエイド(イーサン役):1954年生まれ、アメリカ合衆国の俳優。前作「僕のワンダフル・ライフ」にもイーサン役として出演しています。映画「ミッドウェイ」、「ブルー・ミラクル」などに出演しています。
マージ・ヘルゲンバーガー(ハンナ役):1958年生まれ、アメリカ合衆国の女優。映画「ワンダーウーマン」などに出演。ドラマ「CSI:科学捜査班」のキャサリン・ウィロウズ役で知られています。
キャスリン・プレスコット(CJ役):1991年生まれ、イングランドの女優。映画「インバージョン 転移」、「心のカルテ」「エンド・オブ・ハイスクール」などに出演しています。
ヘンリー・ラウ(トレント役):韓国歌手ヘンリー(Henry)でアイドルグループ「SUPER JUNIOR M」の元メンバー。6か国語を操ることが可能で多才な一面も。本作でハリウッド進出を果たしました。
ベティ・ギルピン(グロリア役):1986年生まれ、アメリカ合衆国の女優。映画「ザ・ハント」、「トゥモロー・ウォー」などに出演。本作では犬嫌いな役柄ですが、実際は犬好きだそうです。
映画「僕のワンダフル・ジャーニー」の見どころ
画像引用:「僕のワンダフル・ジャーニー」公式サイト
ベイリーの新たな旅路!今度はCJを守る?!
亡くなる前にイーサンと約束したベイリー。離れ離れになってしまったCJを守り抜くのが新しい目標となったベイリーは、またしても生まれ変わります。
何度も生まれ変わりイーサンと再会できたように、今度はCJを探します。最初にベイリーは、ミックス犬のキャバグルに生まれ変わります。ある日、犬を譲渡する施設にCJの親友・トレントがやって来ました。なんと、そこにはトレントに連れられて一緒にやって来たCJが居たのです。
彼女を見てすぐにCJだと気づいたベイリーは、一目散に彼女を追いかけます。可愛いその姿を見てCJは家族に迎えたくなりますが、母親のグロリアは犬嫌いです。
CJは母親に秘密でモリーと名付けて、ベイリーの生まれ変わりを家族に迎えました。ベイリーの必死の願いは叶い、CJと再会してそばに居ることができるようになりました。
CJを守るための新たな人生をスタートさせたベイリーの、今後の活躍に注目です!
CJと幼なじみのトレントの関係性に注目
CJとトレントは幼い頃からずっと一緒に居ました。良き理解者で良き親友です。ベイリーもそんなトレントのことが大好きでした。CJの将来の夢も応援してくれていたトレントは、いつしか彼女にとってかけがえのない存在となっていました。
トレントにはどんな事も話せたCJ。彼女は歌うことが好きで歌手を目指して街に出ていきます。いつしか離れ離れになってしまいますが、あることがきっかけで再会します。
二人のキューピットとなるのはベイリー。二人をどの様に再会させ、その後二人の関係がどう進展していくのか目が離せません!ベイリーがどう生まれ変わってどんな行動を起こすかにも注目して見てみてください。
グロリアと不仲なCJ。母と娘の難しい関係
CJの母親のグロリアは、亡くなった夫がCJのために残したお金を、CJに何も言わずに使い切ってしまいます。今までろくに面倒も見ずに好き勝手してきた母親に激怒したCJは家を出ることに。
修復不可能かと思われた母と娘の関係でしたが、物語の終盤にはあるアクションが起こります。母のグロリアと娘のCJが、イーサンとハンナと離れたあと、どの様な人生を送ってきたのか、CJがどれだけ悩み傷つき生きてきたのかも重要なポイントとなっています。
親子である二人の、切っても切れない縁を描いた切ないシーンがたくさんあり、ベイリーの生まれ変わりの人生だけでなく、CJの人生もしっかり描かれています。そんな感動のラストにも注目です。
映画「僕のワンダフル・ジャーニー」の感想
画像引用: 「僕のワンダフル・ジャーニー」公式サイト
CJの心の支えになったベイリー
イーサンやハンナと離れたあと、母親になかなか構って貰えないCJは寂しい思いをしていました。彼女にはトレントという存在が居たものの、家ではいつもひとりでした。
そんな寂しかったCJのそばにずっと寄り添い続けたベイリー。人と違って、大好きな飼い主を決して裏切らない犬の一途な愛に思わずうるっとしてしまいました。
家族の一員としても、友達としても、CJのよき味方になってくれた大切な存在です。元気いっぱいの姿でCJを笑顔にするために奮闘するベイリーがとても愛らしく感じました。
新しくモリーと名付けられ、CJを癒して心の支えとなったベイリー。イーサンとの約束を守り、大切な家族のために何度も生まれ変わってずっとそばに居てくれる、そんなベイリーの無償の愛を感じてとても感動しました。
CJを守るためにその後も転生し続ける
一回目の転生でモリーとしてCJを守り抜いたベイリー。ある事故をきっかけに亡くなってしまいますが、またしても転生します。
ある日、あることがきっかけでCJが目の前にやって来ますが、全く違う犬種に生まれ変わったため気づいてもらえないベイリー。CJを見えなくなるまで必死に追いかける姿にとても切なくなりました。
愛しのCJにまた会えた喜びを感じたのも束の間、気づいてもらえず去ってしまうCJの姿に、悲しそうな表情を浮かべるベイリー。このシーンでは、出演している犬の表情や仕草など、人間顔負けの高い演技力にとても感動しました。
前作「僕のワンダフル・ライフ」に引き続き、犬たちの表情豊かな演技が光る、素晴らしいシーンがたくさんあります。ベイリーの生まれ変わりに合わせてたくさんの犬種のワンコが登場するのもとても魅力的!
生まれ変わるたびに次はどんな子に生まれ変わるのだろう、とドキドキワクワクしながら見ることができました!
何度目かの転生でやっと再会できた!
繰り返す転生の中で、小型犬に生まれ変わったベイリー。ある日、聞き覚えのある音と懐かしいにおいに気づきます。すぐさまそれがCJだと気づいたベイリーは、CJのもとに駆けつけます。
CJに気づいてもらえるように一生懸命な姿がとにかく可愛くて、そんな健気な姿に心奪われました。イーサンとの約束を果たそうと、どれだけ時間がかかっても諦めないベイリーの姿はとても素敵でした。
愛するイーサンと孫娘のCJのために、ここまで旅を続けて来たベイリー。その一途な愛と、目標を達成するための長い旅路に感動がおさまりませんでした。
その後、イーサンとの再会も果たしたベイリーは、約束を守ったことを褒めて貰えます。ベイリーの努力が報われた瞬間に涙が止まりませんでした。
イーサンは、小型犬の姿でもベイリーだと最初から気づいていました。それだけベイリーの生まれ変わりを信じているイーサンと、約束を守り愛を貫いたベイリーに、大きな拍手を送りたくなりました。
犬が好きな方にはとにかくオススメの号泣必至な映画です。ぜひ前作「僕のワンダフル・ライフ」と合わせて最後までご覧ください!
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