DAZNはスポーツ中継に特化した動画配信サービスで、野球、サッカーを始めとした様々なスポーツ試合を年間10,000以上見放題配信しています。
スポーツ中継に限らず、アスリートにフォーカスしたオリジナルドキュメンタリーやエンターテイメントも数多く制作しており、スポーツ好きにとっては満足度の高いサービスとなっています。
そんなDAZNですが一部ではネガティブな評価もあり、公式のホームページで紹介されている特徴だけでなく、メリットやデメリットも考慮して選ぶ必要があります。
この記事ではDAZNの特徴やメリット・デメリット、評判などを詳しく紹介していきます。
DAZNを利用するかお悩みの方にとって、この記事が参考となれば幸いです!
↓ スポーツ番組 見放題 ↓
DAZNの概要
DAZNは様々なジャンルのスポーツの試合を広告なしで年間10,000試合以上観戦することができます。
月額料金は3,000円、年間プランを選択した場合は年間27,000円となっています。
2022年2月22日以前までは月額1,925円で利用できたので、現在の料金はかなり割高に感じるかもしれません。
しかし、年間プランを月割りで考えると月々2,250円なので、スポーツ中継に強みのある動画配信サービスの中では、「WOWOW(月額2,530円)」「スカパー!(基本プランで月額3,960円)」と比べて最安値となります!
また、場合によっては従来通りの月額料金で利用することも可能になるため、本記事では料金体系についても詳しく紹介していきます。
まずはDAZNの特徴を、「番組ジャンル」「機能」「料金」といった観点で解説していきます!
DAZNの番組ジャンル
DAZNで放送されている番組ジャンルとして、公式ホームページで以下のように分類されています。
- サッカー
- 野球
- モータースポーツ
- バスケットボール
- テニス
- ボクシング
- ダーツ
- エンターテインメント
- インドア・アメリカンフットボール
これに加え、ラグビー、セーリング、競馬、チェス、Eスポーツ番組なども放送されており、スポーツ番組配信サービスの中では扱うスポーツの幅が非常に広いです。
「エンターテイメント」ではスポーツエンターテイメントやドキュメンタリーを放送しており、バース・デイなどのTVでも放送されている番組からオリジナル番組まで多様です。
オリジナル番組として人気のものとしては以下のような番組が挙げられます。
プロ野球
・GIANTS -INSIDE-
・シン・ブラックジャイアンツ計画
・ラミレスのBASEBALL ADVENTURE
・ドラ1の素顔
・虎の素顔「-The Elements of Tigers-」「過去の下位氏名 下剋上」
・ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」
サッカー
・内田篤人のFOOTBALL TIME
・FOOTBALL FREAKS
・やべっちスタジアム
総合格闘技
・Total Combat
球団の選手一人一人にフォーカスしたドキュメンタリーや、各スポーツ界のトレンド情報を提供するオリジナル情報番組などが充実しており、オフシーズンでも楽しめるコンテンツが揃っています。
DAZNが取り扱っている主なスポーツリーグとしては、「Jリーグ」「プレミアリーグ」「セリエA」「日本プロ野球」「MLB」「Bリーグ」「WTA」「UFC」「NFL」などが挙げられています。
サッカーではJリーグの独占配信やワールドカップのヨーロッパ予選放送などDAZNでしか楽しめないコアなスポーツ観戦が可能です。
特にJリーグ中継に関しては、当時「スカパー!」にあった放映権がDAZNに移り、2017年から2026年までの10年間はDAZNでしかリーグ戦を視聴できません!
中継のクオリティは最高クラスと言われています。
DAZNがイギリスの会社ということもあってプレミアリーグ式の撮影方式を取り入れているそうです。
他にも日本国内や世界各国のローカルリーグ戦やマイナースポーツの大会なども放送されており、DAZNにしか提供できない独自の強みがあると言えます。
DAZNの機能
DAZNの機能面の特徴としては、「利用可能デバイス」「同時視聴」「画質」「支払方法」という点を紹介します。
利用可能デバイス
まずDAZNの利用可能デバイスですが、スマートフォン/タブレット、TVのみならず、ゲーム機などでも楽しめる点が特徴です。以下がDAZNを利用できるデバイスの一覧です。
スマートフォン/タブレット
- Amazon Fire タブレット
- Androidスマートフォン/タブレット
- iPhone/iPad
TV
- Air Stick
- Amazon Fire TV、Amazon Fire TV Stick
- Android TV、Apple TV
- Google Chromecast
- ひかりTV
- LG Smart TV
- Panasonic Smart TV
- ソニー製スマートテレビ
- TOSHIBA Smart TV
- ドコモテレビターミナル
ゲーム機
- PlayStation4Pro/4
- Xbox One/One S/ One X
- Xbox Series X/S
同時視聴
DAZNは他の動画配信サービスと比較しても利用可能デバイスの種類が多いです。
また、「同時視聴」も可能です。
5台以上のデバイスを登録し、2台までは同時に視聴することができます。
スポーツ観戦などは「家族の間で応援するチームが違う!」ということもあるので、例えばお子さんが部屋からスマートフォンで観戦して、お父さんがリビングからTVで観戦するということも可能です。
画質
DAZNの画質に関しては、「フルHD」と「標準画質(HD)」から選ぶことができます。
フルHD(1080p)であればブルーレイ同等の画質で楽しむことができるため、試合の臨場感を再現するのには十分な仕様です。
ただ、画質を選ぶ際には「通信速度条件」を満たしている必要があり、標準画質であれば5Mbps以上、フルHD画質であれば9Mbps以上の通信速度が必要です。
もし「通信速度ってどうやって測ればいいんだ、、、、?」とお困りでしたら、こちらのサイト(https://fast.com/ja/)で簡単に現在の通信速度を測定することができるので、お試しください。
一方、DAZNでは動画をダウンロードしてオフライン再生を楽しむことはできません。
通信料が発生してしまうので、外出先やWi-Fi環境の無い中での使用はあまりオススメできませんが、DAZNは「見逃し配信」に対応しています。
そのため、仮に試合の時間に帰りが間に合わなくても、自宅に帰った後に試合を最初から見ることができます。
「支払方法」
DAZNの支払方法としては以下のものが挙げられます。
- ・クレジットカード/デビットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club)
- ・Paypal
- ・DAZNプリペイドカード(ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、NewDaysにて販売)
- ・DAZNチケット(ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、ミニストップにて販売)
- ・DAZN年鑑視聴パス
- ・Apple ID
- ・Amazon
- ・Google Play
- ・モバイルキャリア決済(Softbank、Y!モバイル、au、UQモバイル)
- ・docomoキャリア決済(DAZN for docomo加入者のみ)
動画配信サービスの中では比較的支払方法は多様です。
クレジットカード/デビットカードに関しては国内発行のものと指定がある点に注意が必要です。
DAZNの料金
DAZNは「dTV」や「ひかりTV」といった他のサービスとセットで加入することもできるプランなど、複数の料金プランが用意されています。
以下がDAZNの料金形態です。
月間プラン | 月額3,000円 |
年間プラン(一括払い) | 年間27,000円 |
年間プラン(月々払い) | 月額2,600円(年間総額31,000円) |
年間視聴パス | 年間19,250円(2022年3月31日までに加入の場合) |
DAZN for docomo+dTV | 月額3,330円 |
まず基本料金形態について見ていきましょう。
DAZNは「月間プラン」と「年間プラン」に分かれており、月間プランであれば月々3,000円、年間プラン(一括払い)であれば月々2,250円相当で契約することができます。
他の記事では「DAZNは月額1,925円」という情報を見るかもしれませんが、それは2022年2月22日以前の情報で、2月22日よりDAZNは料金の値上げを行っています。
「値上げ」と聞くと損した気分になりますが、実はDAZNは値上げ後も他のスポーツ系動画配信サービスと比べて未だ割安です。
スポーツ中継に強い動画配信サービスと言えば「スカパー!」「WOWOWオンデマンド」が挙げられますが、この2社の基本料金は以下の通りです。
スカパー! | 月額3,960円 |
WOWOWオンデマンド | 月額2,530円 |
基本料金だけ見れば、DAZNの年間プランの方が総額で安くなるということが分かります。
また、「スカパー!」「WOWOWオンデマンド」の料金プランや特徴を見てみると、以下のようになっています。
「スカパー!」
基本プランの月額3,960円に加えて「好きなスポーツジャンルに絞ってチャンネルを選べる」というプランがある。
例えばプロ野球に絞ったプランでは月額4,054円、サッカーで2,480円、バスケットボールのBリーグで2,526円と、ジャンルを絞ってもDAZNの年間プランより高い。
「WOWOWオンデマンド」
月額2,530円で若干DAZNの年間プランより割高だが、映画やオリジナルドラマ、海外ドラマ、音楽、アニメなど一般の動画配信サービスと同様に利用できる。
ただしスポーツ分野はDAZNの方に定評があるため、スポーツ観戦のみが目的であれば不要なサービスになる。
DAZN、スカパー!、WOWOWオンデマンドは、使い方や目的によって好みが分かれそうです。
「セット料金」を選択すると、また選び方が変わってきます。
「DAZN for docomo+dTV」では、月額3,330でDAZNに加えて「dTV」も利用できるようになります。
「dTV」とは月額550円で12万本以上の動画作品が見放題視聴できる動画配信サービスで、U-NEXTやAmazonプライム同様、国内外の「音楽」「映画」「アニメ」「ドラマ」「バラエティ」「キッズ」作品を楽しむことができます。
「DAZN for docomo+dTV」では、DAZN(3,000円)+dTV(550円)=3,550円より、月額料金が220円割引となっています。
dTV自体、12万本の見放題作品数を550円で視聴できるため「最もコストパフォーマンスが良い動画配信サービス」という評判がありましたが、このセット料金プランではdTVの実質料金が330円となります。
家族で利用する際、スポーツ観戦が好きな方、アニメやドラマが好きな方と好みが分かれることがありますが、「DAZN for docomo+dTV」なら家族全員で楽しめそうです。
また価格に関して、一部記事では、「DAZN for docomoは値段を据え置きする」という情報も書かれているかもしれませんが、2022年2月21日にDAZNがDAZN for docomoの値上げも発表しています。
DAZNの評判
これまででDAZNの特徴を見てきましたが、値上げの影響もあって「DAZNは割高」という様な評判も多く見られます。
他のスポーツ系動画配信サービスと比べればむしろ割安にも思えますが、「一つのスポーツしか見ない」という方にとっては確かに割高と感じるかもしれません。
しかし、複数のスポーツを応援している人や、ローカルな試合を観戦したいという場合は値段相当の価値を感じられるでしょう。
また、「オフシーズンは観られる動画が無くなる」という声もありました。
DAZNはオリジナル番組も制作していますが、それでもシーズン中と比べると見たい動画の数は限られてしまうでしょう。
アニメやドラマ、スポーツとは関係のない番組も楽しみたいなら、「DAZN for docomo+dTV」や「WOWOWオンデマンド」の方が合っているかもしれません。
「スポーツ専門の割にはマイナースポーツがあまり取り上げられていない」「サッカーのヨーロッパリーグは網羅されていても、アジアやアフリカ地域のローカルリーグは中継されていない」など、スポーツ特化でありながら自分の好みと合わないという可能性もあります。
どんな試合が中継されているかはDAZNのホームページで確認することができますので、契約を考える際にはまずホームページを確認してみましょう。
また、「DAZN for docomo+dTV」に関しては2022年4月17日まで限定で、値上げ前の価格(月額2,250円)+初月無料で契約することができます。
価格改定後のDAZN単体よりもお得なので、契約をお悩みの方はお早めにご検討ください!
↓ スポーツ番組 見放題 ↓