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「引っ越し大名!」のあらすじとキャスト、感想、まとめ

2021年9月22日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「引っ越し大名!」公式サイト

2019年公開の映画です。小説「引っ越し大名三千里」を実写映画化した作品で、原作者の土橋章宏さんが脚本も担当されています。「引っ越し奉行」を任命される主役の片桐春之助役を演じているのは、星野源さんです。

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「引っ越し大名!」のあらすじ

画像引用元 「引っ越し大名!」公式サイト

姫路藩主である松平直矩は、幼い頃に父親を『国替え』の最中に亡くしています。

国替えとは、幕府が諸大名に対して統制や処分のために行っていたものです。上から命じられた国替えの命令に逆らうことはできず… 直矩もこれまでに何度も国替えをさせられてきました。そのため彼は『引っ越し大名』と呼ばれるようになったのです。

国替えにはとにかくお金がかかり、これまで何度も国替えをさせられてきた姫路藩の財政事情はとても厳しい状況にありました。ところが…そんな危機的状況にある藩に更なるピンチが…!

今まで国替えを支えてきたやり手の『引っ越し奉行』が亡くなってしまったのです。

国替えには、綿密な経費の計算と効率よく人と物を動かすことが重要になります。特に財政難を抱える姫路藩にとって、その算段を整える優秀な引っ越し奉行の存在は、なくてはならないものだったのです。

そこで、新しい引っ越し奉行に任命されたのが、 書庫番をしている片桐春之助という若者でした。

彼は人と関わることが得意ではなく、いつも書庫にこもりっきりで書物を読んでいるため「かたつむり」と呼ばれていました。家臣たちは、彼ほどの書物好きならば国替えの知識もあるだろうと春之助を引っ越し奉行に任命したのです。

しかし、この話には裏がありました…。実は、面倒な引っ越し奉行を押し付けられそうになった鷹村源右衛門が「春之助ならば適役だ!」と言って、無理やり春之助を推薦したのです。

春之助は、国替えの知識を持っていないにも関わらず引っ越し奉行という大役を背負うことになり大パニック!

とはいえ、任命されたからには無理をしてでも引っ越し奉行を務めねば、自分の首が飛びかねません…。彼は、幼なじみの鷹村源右衛門や亡くなった前引っ越し奉行の娘を頼り、国替えを成功させるため奔走することになります。

「引っ越し大名!」のキャスト

画像引用元 「引っ越し大名!」公式サイト

片桐春之助役(星野源)
1981年1月28日生まれ。埼玉県出身。
『大人計画』に所属し俳優業を行う一方で
シンガーソングライターとして歌手活動も行っています。
代表作はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「コウノドリ」など。

鷹村源右衛門役(高橋一生)
1980年12月9日生まれ。東京都出身。
1990年公開の映画「ほしをつぐもの」が初出演映画です。
ジブリ作品「耳をすませば」では、主人公と深く関わる少年
天沢聖司の声優を担当しています。

松平直矩役(及川光博)
1969年10月24日生まれ。東京都出身。
舞台役者、バンドといった活動を経て1996年に歌手デビュー。
1998年ドラマ「WITHLOVE」出演後、俳優としても活動し始めます。
代表作の一つである「相棒」シリーズでは二代目相棒・神戸尊役を演じていました。

「引っ越し大名!」の見どころ

画像引用元 「引っ越し大名!」公式サイト

全員が主役!

この作品の主役は、新しく引っ越し奉行に任命された片桐春之助です。しかし、藩主の松平直矩、彼の家臣たち、前任の引っ越し奉行の家族、片桐の家族や周囲の人々、その全員にそれぞれの思いがあり…。藩主は家臣たちを、また家臣は藩主を、お互い大切に思っていることが描かれています。

国替えという理不尽な命令によって振り回される藩主、家臣たち。それでも、自分たちの信念を貫き、ひたむきに生きようとする姿は、時代は違えど同じ人間として共感できるところがいくつもあります。

主役は春之助だけではなく、一生懸命にこの時代を生き抜こうとするすべての人が主役であると感じさせられる作品なんです。

国替えの苦労と工夫

『引っ越し』といえば、今の時代でも引っ越し屋さんに依頼をしたり、荷物をまとめたりと色々大変なものです。しかし、この映画を見ると『国替え』が、今の時代の『引っ越し』とは全く違うレベルで、ものすごく大変なものだったことが分かります。

特に『引っ越し奉行』の仕事量や精神的な疲労はすさまじく…映画として見ている分には楽しいですが「自分だったら絶対やりたくない…鷹村の気持ちも分かるな」と思ってしまうほど。

この作品は、実際にあった出来事や過去に実在した人物を参考にしたものだそうですが、こんな大変な仕事を、当時の人たちが全部手作業と自分たちの頭を使ってこなしていたなんて…考えただけで、めまいがしそうです。

でも、そんな大変な国替えを「楽しくしよう!」と国替えの歌を作ったり、色々と工夫してみるなど、大変な国替えを無事成功させるため頑張っていこう!という彼らの姿勢には、こちらも元気づけられます。

「引っ越し大名!」の感想

画像引用元 「引っ越し大名!」公式サイト

笑って泣ける!

宣伝のポスターをはじめて見た時の印象では「星野源さん主演のコメディ時代劇かな?」と思っていました。

しかし、実際に見てみると…確かについ笑ってしまう場面やコミカルなシーンも多くありますが、揺るがない「主人への忠義」を持つ家臣達による一本筋が通った熱い物語でもあるんです。

厳しい時代、環境にあると疑心暗鬼になったり、心がささくれ立ってしまうものですが、彼らはそうではありません。辛く、理不尽な状況だからこそ、支え合い、信じあって乗り越えていきます。

ところどころで思いっきり笑わせられながらも、家臣たちの忠義心、そんな彼らを大事に思い誠実に向き合う藩主の熱い関係には、思わず泣かされてしまいました。

本格的な戦闘シーン!

この映画には、時代劇のお決まりでやっぱり「悪役」も登場します。しかも、それが結構悪いヤツらで、藩主の命を本気で狙ってくるのです。

そこで、悪役対春之助たち家臣による派手な戦闘が繰り広げられます!特に、姫路藩御刀番をつとめる鷹村源右衛門は大活躍!鷹村役の高橋一生さんも、とても生き生きした表情で演じています。

春之助の家族や子どもまで、思わぬ形で戦闘に参加するんですが…その応戦の仕方がまた笑えるんです!「誰の」「何を」使って戦うかに注目しながら、お楽しみください。

主人公・春之助の成長物語

江戸時代をテーマにした名作映画は色々ありますが、「国替え」をテーマにした映画というのは珍しいですよね。しかも、主役は冴えない書庫番…。

でも、そんなパッとしない書庫番の春之助が、前任者の娘の於蘭に尻を叩かれ励まされ、時に温かく支えられながら、一人前の引っ越し奉行、そして一人の大人の男性に成長していく過程は波乱の連続で、退屈しません。

また、引っ越し奉行として苦難を乗り越えていく内に、春之助の振る舞いや表情も自然と変わっていくんです。

特に、中盤の「藩のため、家臣たちに武士をやめて〇〇になってほしい」と懇願する場面は、春之助の覚悟があらわれていて、表情も口調も重く「奉行」として、彼が背負っているものの重さをずっしりと感じさせられました。

また、ラストにも春之助には重要な見せ場、熱いセリフがあります。成長した彼が最後に行きついた場所、そこでなにを語るのか…ぜひ、見届けてください。

「引っ越し大名!」のVOD配信情報

画像引用元 「引っ越し大名!」公式サイト

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