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「キリング・イヴ シーズン1」のあらすじ、キャスト、感想まとめ

2021年11月22日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「キリング・イヴ」公式サイト

2018年にBBCアメリカで放送されたドラマです。MI6の捜査官・イヴとサイコパス暗殺者・ヴィラネルの手に汗握る攻防を描いています。主演は、グレイズ・アナトミーのクリスティーナ・ヤン役で知られるサンドラ・オーです。

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「キリング・イヴ シーズン1」のあらすじ

画像引用元 「キリング・イヴ」公式サイト

英国保安局で働くイヴ・ポラストリは、高い推理力と情報収集能力を持つ優秀な職員でした。しかし、その仕事のほとんどは無難なデスクワークばかりで刺激がなく…。家に帰っても、穏やかで優しすぎる夫との日常に物足りなさを感じていました。

そんなイヴの楽しみは、暗殺者の情報を集めること!それが、退屈な毎日を忘れさせてくれる唯一の趣味のようなものでした。

ある日のこと、ロシアの男性政治家が殺害される事件が起こります。殺人の手口から、恐らくプロの暗殺者による犯行だろうという話になりました。

事件の目撃者は、被害者の恋人・カーシャのみ。イヴは、病院に入院中の彼女の警護を任されることになります。

しかし、イヴがほんの少し病室を離れたすきに、信じられない出来事が起こりました。暗殺者は既に病院に入り込んでおり…カーシャや彼女の周辺にいた人々を全員殺してしまったのです。

暗殺者の名前は、ヴィラネル。彼女は美しい女性でしたが、その中身は冷酷で血も涙もないプロの暗殺者でした。

問題を起こしたイヴは英国保安局をクビになるのですが…。イヴの捜査官としての能力を評価した上司のキャロリンから、意外な話をされます。英国情報機関「MI6」の捜査官になって、例の女性暗殺者を追わないかとスカウトされるのです。

「キリング・イヴ シーズン1」のキャスト

画像引用元 「キリング・イヴ」公式サイト

サンドラ・オー(イヴ・ポラストリ役)
1971年7月20日生まれ。カナダ、オンタリオ州出身。
ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のクリスティーナ・ヤン役で
一躍有名になりました。シーズン1~10まで出演しており
『グレイズ・アナトミー』での演技が評価され数々の賞を受賞しています。
『キリング・イヴ』がドラマ初主演作品です。

ジョディ・カマー(ヴィラネル/オクサナ・アスタンコワ役)
1993年3月11日生まれ。イングランド、リヴァプール出身。
代表作は、ドラマ『ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語』
『サーティーン/13 誘拐事件ファイル』など。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では
主人公・レイの母親役を演じていました。

フィオナ・ショウ(キャロリン・マーテンズ役)
1958年7月10日生まれ。アイルランド、コーク県出身。
世界的に大ヒットした映画『ハリー・ポッター』シリーズで
ペチュニア・ダーズリー役を演じていました。
日本では映画で目にすることが多い女優ですが
海外では舞台でも活躍しておりシェイクスピア作品や
ベルトルト・ブレヒトの作品に出演しています。

イヴとヴィラネルの関係に注目!

画像引用元 「キリング・イヴ」公式サイト

2人の出会いがすべてを狂わせる

もともと、暗殺者マニアで様々な暗殺者の情報を集めていたイヴ。そんな彼女の前に現れたヴィラネルは犯罪者であり、イヴの捕まえるべき対象であると同時に、ある種の憧れのような存在でもありました。

イヴは、そんなヴィラネルに対して「好き嫌い」では割り切れない複雑な感情を抱くようになり、常にヴィラネルのことばかり考えるように…。その内、穏やかだった私生活もガタガタになっていきます。

また、ヴィラネルの方も、イヴに対して他の人にはない特別な感情を抱き、異常なほど強く執着するようになるんです。そのせいで、暗殺の仕事に支障が出たりすることも…。イヴだけでなくヴィラネルの方も、イヴと出会ったことで変わり始め、様々なことが今まで通りにはいかなくなります。

2人の関係が深まっていく中で、周囲の人間関係も壊れはじめ、犠牲者も出てしまうのですが…。それでも、一度出会って魅かれ合うようになった2人はもう「お互いを知らなかった頃」には戻れないんです。

イヴとヴィラネルの仲が普通ではありえない形で次第に深まっていく様子、2人の恋に似た奇妙な関係の行く末にご注目ください。

字幕でも吹き替えでも楽しめる!

『キリング・イヴ』の主役サンドラ・オーは、日本でも人気の海外ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』にクリスティーナ・ヤン役で長年レギュラー出演していました。作品によって吹き替え声優が変わることもありますが、この作品でサンドラの吹き替えは、クリスティーナ役の時と同じ声優の沢海陽子さんが担当されています。

そのため『グレイズ・アナトミー』を吹き替えで見ていた、という方でも違和感なく話に入り込むことができますよ。

また、最近はCMやテレビ出演もしている梶裕貴さんや大塚芳忠さん、高島雅羅といったアニメから吹き替えまでこなすベテランまで、日本語吹き替えも豪華な声優陣となっているんです。シーズン2の吹き替え版には入野自由さん、シーズン3では石田彰さんも参加されています。

字幕で俳優さん達の演技と元の声をじっくり楽しむのもよし、日本語吹き替えで声優さん達の演技を聞きながら視聴するのもよし!字幕・吹き替え、どちらでもちゃんと楽しめるようになっているので、安心してお好きな方をお選びください。

「キリング・イヴ シーズン1」の感想

画像引用元 「キリング・イヴ」公式サイト

イヴとヴィラネルの不思議な関係

ヴィラネルは殺しの傍ら、気軽に男性とも寝るし女性とも付き合い、刹那的な恋愛や体の関係を暇つぶしのように楽しんでいる女性です。一方のイヴは、温厚で優しい教師の夫と暮らし、恋愛対象は男性という生活を送ってきました。

ですが、イヴとヴィラネルが出会ってから、お互いに今まで誰に対しても感じたことのない感情を抱くようになるのです。

最初は単純に惹かれ合って、同性愛のような形で2人の関係が深まっていくものと予想したのですが…。これが、実際は、恋愛ともちょっと違っていたんです。

イヴは、ヴィラネルによって目の前で大事な人を殺されます。またヴィラネルの方は、イヴの捜査の手が迫ってきたことで、仕事の邪魔をされたり、自分のことを調べられてイライラさせられることに。

こういった出来事から、この2人はお互いに対して憎しみ、苛立ちも感じているんです。しかし、気づくとお互いに相手のことで頭がいっぱいで、常に相手のことばかり考えている…。どちらか片方ではなく、お互いにそんな愛情と憎しみが入り混じったような不思議な感情を持つようになります。

単なる愛・友情・憎しみではなく、色々な感情や思いがごっちゃになった複雑な関係だからこそ、2人がどうなっていくのかが読めず、またすごくドキドキさせられました。

自分の持つ複雑な感情の正体が分からず思い悩んだり、振り回されるイヴとヴィラネルを見ていると、ちょっと初恋に似ているような気もしましたが…。シーズンを重ねるごとに、2人の関係がどう変わっていくのかが楽しみです。

「まさか」が本当になる

ドラマを見ていると「まさか…そこまではしないよね」「さすがに、それはしないでしょ?」という気持ちになることがあります。

この『キリング・イヴ』は、そういった「まさか…ホントに!?」の連続でした。超えて欲しくない一線をガンガン超えていき「起きて欲しくないな~…」と思うことが次々に起こっていくんです。

しかも、それをするのがサイコパス暗殺者のヴィラネルだけでなく、捜査官のイヴもそうだというのが衝撃的。でも、そういった彼女達の意外過ぎる行動が、ドラマを見ている内に「ヴィラネルなら、その場合そういう行動とるだろうな」「イヴなら、やっぱりそこでそうするよね」と、彼女達の一つの個性として見えてくるところが不思議で面白いと思いました。

言葉や表情だけでなく、その時々の選択・行動にまでイヴとヴィラネルそれぞれの『らしさ』が出ているので、2人がどんな人間なのかより深く伝わってくるんです。

中でも、一番「まさか!」と感じさせられたのは最終話!見ているこちら側もヴィラネルの動揺と驚きが理解できるほど、びっくりさせられました。それまで出来事から、イヴの行動が全く予想できていなかったわけではなかったのですが…。「まさか、そこでそれを!?」という、驚きの展開になっています。

「キリング・イヴ シーズン1」のVOD配信情報

画像引用元 「キリング・イヴ」公式サイト

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