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映画「殺さない彼と死なない彼女」の作品情報

2021年11月17日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 映画「殺さない彼と死なない彼女」公式サイト

2019年に公開された映画です。原作はTwitter生まれの四コマ漫画で、作者は世紀末さん。監督をつとめるのは映画『逆光の頃』『ぼんとリンちゃん』などで知られる小林啓一監督です。

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「殺さない彼と死なない彼女」のあらすじ

画像引用元 映画「殺さない彼と死なない彼女」公式サイト

留年し、クラスメイトから話しかけられても冷たい態度をとり、誰ともなれ合わずに高校生活を送る男子高校生の小坂れい。何に対しても冷めていて、面白いことの起きない毎日にあきあきしていた彼ですが…。ある日、自分から同じクラスの女子・鹿野ななに話しかけます。

鹿野は精神的に不安定で自傷癖があり、クラスの女子から嫌われていました。そんな彼女の口癖は「死にたい」。対する、小坂の口癖は「死ね」「殺すぞ」でした。

なにかと話しかけてくる小坂を最初は鬱陶しそうにしていた鹿野ですが、いつの間にか2人で一緒にいる時間が増え、お互い気兼ねなく思ったことを遠慮なくズバズバ言い合うような関係になっていきます。

傷つきやすく素直ではない性格の鹿野も小坂に心を開きはじめ、彼の家に遊びに行ったり、彼の母からも受け入れられていくのですが…。

「殺さない彼と死なない彼女」のキャスト

画像引用元 映画「殺さない彼と死なない彼女」公式サイト

間宮祥太朗(小坂れい役)
1993年6月11日生まれ。神奈川県出身。
ドラマ初主演作品は2016年放送の『ニーチェ先生』。
その翌年『お前はまだグンマを知らない』で映画初主演をつとめました。
代表作はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』ドラマ『べしゃり暮らし』
実写映画『東京リベンジャーズ』など。

桜井日奈子(鹿野なな役)
1997年4月2日生まれ。岡山県出身。
2014年「岡山美少女・美人コンテスト」でグランプリに選ばれ芸能界へ。
代表作はドラマ『ふろがーる!』『オートリバースの恋』
映画『ママレード・ボーイ』など。
出身地の岡山市とは上京後も繋がりが強く岡山市のPR動画にも参加しています。

恒松祐里(地味子役)
1998年10月9日生まれ。東京都出身。
子役として子どもの頃から芸能活動をしており
デビュー作品はドラマ『瑠璃の島』です。
Netflixドラマ『全裸監督2』では
ヒロインの乃木真梨子役を演じ話題となりました。

10代の不器用さと繊細さをコミカルに描く!

画像引用元 映画「殺さない彼と死なない彼女」公式サイト

小坂と鹿野のやり取り

小坂と鹿野のやりとりは「死にたい!」「死ね!」と…こうして文字にするとインパクトが強すぎるように感じますが…。この作品を見ていると、2人がそういった過激な言葉を使いながらも、彼らなりにちゃんとコミュニケーションを取っていることが分かります。

2人にとっては、この「死にたい!」や「殺すぞ!」という言葉が、他人と関わる時になくてはならないワードとなっているんです。

そんな2人の間に少しずつ信頼関係や友達以上の気持ちが育っていく様子が、映画の中で自然に描かれています。

原作の四コマ漫画のテンポやノリが生かされていて、鹿野の自傷癖に関する話やちょっと切ないシーンでもコミカルな味付けがされているので、それほど重い気持ちになりすぎずに見られるのも魅力です。

主役の2人とは別の場所で進む恋や友情

相手に「好き?」と聞いて「好きじゃない」と言われることが怖くて、付き合っては別れて、また付き合って…を繰り返しているきゃぴ子。そんなきゃぴ子の親友で、あきれながらも彼女を心配して見守る地味子。

断られても、何回も何回も同じ相手に「好き!」と告白し続けている大和撫子。そんな彼女に付きまとわれ、彼女のストレートすぎる好意に戸惑いながらも、なんだかんだ一緒にいる宮定八千代。

そんな女子高生と男子高校生もこの物語に登場します。

彼女達が直接主役の2人と関わるシーンはほとんどありませんが、それぞれ小坂・鹿野とはまた違った若さゆえの不器用さがあり、モヤモヤした思いを抱えています。

メインの2人とは別の場所でそんな彼女達の物語が進行しており、一つの映画を見ながら、同じテーマの別作品を同時に見ているかのような面白さがあるんです。

また、彼女達が小坂と鹿野にどのように関わっていくのか、どうして別々のシーンとして描かれているのかも、実はこの作品の重要なポイントになっています。主役の2人が不在のシーンも、どうか見逃さないでくださいね。

間宮祥太朗×桜井日奈子の演技が光る感動作

画像引用元 映画「殺さない彼と死なない彼女」公式サイト

主役の2人の魅力全開!

間宮さんは既に完成された大人の男性なので「間宮さんが高校生役…?」と、最初はちょっと抵抗があったのですが…。映画を見始めたら、そんな思いは完全に消えました。

やる気のない冷めた高校生の小坂が、鹿野と出会ったことで生き方だけでなく、表情や鹿野に対する声までも変わっていく…。そんな小坂の変化を間宮さんがとても繊細に演じているんです。

また、今回間宮さんとW主演をつとめる桜井日奈子さんも、傷つきやすく不安定な10代の女の子という難しい役をリアルに演じていて驚かされました!

桜井さんの出演作・演技は今まで見たことがなかったのですが、鹿野の弱く繊細な部分から不器用で可愛いらしいところまで、役に寄り添うように演じていてすごく素敵でした。

そんなお二人が演じる小坂と鹿野のラストシーンは特に必見です!切なくて切なくてたまらないシーンではあるのですが…間宮さんと桜井さんの魅力全開で、丁寧な心のこもった演技が見られます。

元々ファンという方はもちろんですが、今までじっくりお二人の作品、演技を見たことがないという方にもこの映画はオススメです。

奥華子さんの歌う主題歌が胸にしみる

奥華子さんといえば、アニメ映画『時をかける少女』での『ガーネット』でも、作品を切なくも温かく彩っていました。この映画で、奥華子さんは劇伴・主題歌を担当されています。

主題歌『はなびら』は、作品に合わせて制作されたそうです。この歌は鹿野の心をそのまま表しているような歌詞で、優しいメロディーとともに、映画を見終わった後も心に残りました。

エンドクレジットで流れる主題歌が映画の仕上げのような存在になっていて、しっとり優しく包み込んでくれるようで…。後半は泣けるシーンが多かったのですが、最後の最後でまた泣かされました。

切なさとともに希望や光を感じさせるとても良い歌なので、映画を見終わった後、ぜひ主題歌の歌詞もじっくりチェックしてみてください。

「また明日」が続くことは奇跡

忙しい毎日の中で、つい忘れてしまうこともありますが…。「また明日」を言い合える関係、大事な人が常に自分と一緒にいてくれることって『当たり前』ではないんですよね。

これが、この作品を見て一番強く感じたことです。残酷で辛すぎる別れと、その後の喪失と再生を優しく描いているところが印象的でした。

大事な誰かがいる人には、特に心に響く作品だと思います。

こうした「大事な人との『明日』が続くことは奇跡」ということを教えてくれたり、伝えてくれる映画や作品に出会う度、ドキッとさせられるのは、自分が今ある日常を『当たり前』と思ってしまっているからだと気づかされます。

「殺さない彼と死なない彼女」のVOD配信情報

画像引用元 映画「殺さない彼と死なない彼女」公式サイト

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