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「MIU404」のあらすじやキャスト、感想、まとめ

2021年8月13日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「MIU404」公式サイト

2020年に放送され大ヒット!星野源さんと綾野剛さんによるダブル主演のドラマです。機動捜査隊に所属する刑事達の熱いコンビ愛が感動を呼び、現代社会の問題を扱ったリアルな内容も話題となりました。

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「MIU404」のあらすじ

舞台は2019年の日本。民間企業だけではなく警察にも『働き方改革』が必要と考えられ、警視庁機動捜査隊に新たな部が増設されることになりました。その名も『第4機動捜査隊』通称・4機捜(よんきそう)。

この隊の隊長を任された桔梗ゆづるは、自分の考えに基づき4人の刑事達を招集します。

桔梗がメンバーに選んだのはベテラン刑事の陣馬、警察庁刑事局長を父にもつキャリア組の若手刑事・九重、優秀な刑事でありながらある事情によって捜査一課を離れていた志摩。そして、警察内で問題児扱いされている伊吹の4人です。

隊長の桔梗は、伊吹・志摩、陣馬・九重とコンビを組ませ、それぞれ協力して捜査にあたるように指示をします。しかし、おちゃらけた雰囲気の伊吹と冷静で現実主義な志摩、昔気質の陣馬と今どきの若者らしい考えを持った九重、どちらのコンビも相性は最悪!

最初は、どちらのコンビもまったく噛み合わず、ギクシャクしたスタートとなるのですが…。

「MIU404」のキャスト

画像引用元 「MIU404」公式サイト

伊吹藍役(綾野剛)
1982年1月26日生まれ。岐阜県出身。
『仮面ライダー555』で俳優デビュー。
恋愛からシリアス展開のドラマ・映画など様々な作品に出演しています。

志摩一未役(星野源)
1981年1月28日生まれ。埼玉県出身。
俳優活動の他にもシンガーソングライター、コラムニスト、
エッセイストとしても活躍している多彩な才能の持ち主です。

陣馬耕平役(橋本じゅん)
1964年2月25日生まれ。兵庫県出身。
劇団☆新感線に所属しており、テレビや映画以外にも舞台作品にも多く出演しています。
広島東洋カープの熱狂的なファンであることでも知られています。

桔梗ゆづる役(麻生久美子)
1978年6月17日生まれ。千葉県出身。
1998年に公開された日本映画『カンゾー先生』に出演し、いくつもの賞を受賞。
一気に実力派女優としての知名度を上げました。

九重世人役(岡田健史)
1999年5月12日生まれ。福岡県出身。
テレビドラマ『中学聖日記』のオーディションで選ばれたことにより俳優の道へ。
彼が演じる誠実な青年、若者役には定評があります。

「MIU404」の見どころ

画像引用元 「MIU404」公式サイト  

リアルな社会問題がテーマに

『MIU404』は、若者の安易な薬物使用、いじめ、つらい過去に縛られたままの人、訳アリのホームレス、ネットの掲示板で泊めてくれる人を探す家出少女など…現代日本の抱える闇にも鋭く切り込んでいく内容になっています。

とはいえ、内容が重すぎて観ているのが辛くなるようなドラマではありません。テンポよく途中にコミカルなシーンも挟まれており、シリアス一辺倒ではないので、観ている人が自然と難しい問題にも向き合える作りになっているんです。

登場人物達とともに「どうしたらあの人を救えたのか」「自分だったらどう選択していたか」など考えながら観ると、自分とは縁がないと思っていた問題も身近に感じられるようになりますよ。

伊吹と志摩、陣馬と九重それぞれのコンビ愛

最初は、どちらのコンビもちょっと心配になるほど相性の悪いコンビに見えるのですが…。

回を重ねるごとに2組ともお互いの良い面、内に抱えているものを理解し合い、最高のコンビへと成長していきます。

刑事という仕事に対して熱すぎるほどの情熱を持った伊吹、誰にも言えない過去がある志摩、家族との時間を犠牲にしながらも長年刑事を続けてきた陣馬、特別扱いされることに嫌気がさしており周囲に反発心を抱いている九重…。

4人それぞれが今のような状態になった理由があり、また乗り越えるべき自分の壁が設定されています。その壁を乗り越える過程が物語の中にうまく組み込まれていて、熱い展開につながっていくのです。

また、そういった個人個人の大事なシーンでは必ず相方が関わっており、困難を乗り越える度にコンビの結束も深まっていきます。

『あの大人気ドラマ』との意外な共通点

実はこのドラマは人気ドラマ『アンナチュラル』の制作スタッフが再集結し、制作したドラマとなっています。そのため、物語の中の施設名や登場人物にも共通しているところがいくつかあるんです。

この『MIU404』を観てから『アンナチュラル』を観てみるという順番でも大丈夫!「『MIU404』に出てた人だ!」と思いながら楽しめるはずですよ。

丁寧な人物描写の裏にあるもの

画像引用元 「MIU404」公式サイト

犯人の設定にも手を抜かない

『MIU404』では、主役となる伊吹や志摩をはじめとした機動捜査隊のメンバーだけでなく、事件の黒幕や犯人まで丁寧に描かれており、時には犯人に感情移入して泣かされてしまうことも…。

家族との確執、なにをやってもうまくいかなかった人生…そんな辛い過去があったとはいえ、どんなことがあっても犯罪を犯すこと、人を傷つけることは絶対にあってはならないことです。

しかし、彼らと同じ極限の状況に立たされた時、自分は果たして罪を犯さずにいられるのか?

正しい選択ができるものなのか?正気を保っていられるだろうか…?

刑事ドラマは数多くありますが、このドラマのように犯人にまで感情移入できるほど人物描写が丁寧な作品はそう多くはありません。『MIU404』は、細部まで手を抜かない熱意のある作り手と、演じる俳優さん達の存在があってこそ生まれた名作であると言えるでしょう。

愛のあるセリフ

4捜のメンバー達の重要なシーンでのセリフには、いつも相手に対する愛が込められています。

温かみのある言葉は被害者だけでなく、場合によっては犯人に向けられることも。

彼らは罪を犯してしまった犯人さえも突き放さず、厳しくも愛のある言葉を投げかけ救おうとするのです。そこには『人は変われる』という強いメッセージ性を感じます。

切ない・悲しいままでは終わらない

このドラマはリアルなテーマを扱っているだけに、中には辛い結末を迎える話もあります。

現実にも犯罪に巻き込まれた人、犯罪を犯した人、どちらもハッピーエンドを迎えることなどありえません。『MIU404』でも、やはり事件にかかわった人達全員がハッピー!というわけにはいかないのです。

しかし、切ない・悲しい展開の回であっても、必ず救いや未来に希望を感じさせるラストになっています。そして、4機捜のメンバー達が悲しみを乗り越え前を向く姿を見せてくれることで、観終わった後も、爽やかな気持ちにさせてくれるのです。

心優しい登場人物たちに元気をもらえる

辛い経験をするのは事件の被害者だけではありません。4機捜のメンバー達やその身内も、それぞれ信頼していた人に裏切られたり、ネットの中傷を受けるなど、深く傷つくような体験をすることになります。

しかし、それでも彼らは負けずに、辛い出来事にも正面から立ち向かっていくのです。彼らの熱く、優しく、思いやりのある言葉や一生懸命な行動には心を動かされます。

その様子は泥臭く見える時もあり、カッコいいものばかりではありません。

ですが、他人に対して無関心な人が増え、人間関係も希薄になりがちな今の時代だからこそ、そんな人間味ある彼らの言葉や真っすぐに困難に立ち向かっていく姿に深く感動させられるのです。

「MIU404」のVOD配信情報

画像引用元 「MIU404」公式サイト

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