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映画「泣きたい私は猫をかぶる」のあらすじやキャスト、感想まとめ

2021年10月16日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用: 「泣きたい私は猫をかぶる」公式サイト

「泣きたい私は猫をかぶる」は、日本の長編アニメーション映画です。2020年6月18日よりNetflixにて全世界独占配信されました。監督は佐藤順一、柴山智隆が務めています。主題歌はヨルシカの「花に亡霊」、制作会社はスタジオコロリドです。

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映画「泣きたい私は猫をかぶる」のあらすじ

画像引用: 「泣きたい私は猫をかぶる」公式サイト

笹木美代(ささきみよ)は、いつも明るく陽気な中学2年生の女の子。突拍子もない行動や空気を読まない言動で周囲の人間を驚かせたり、呆れさせたりしています。クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名をつけられていました。

しかし、本当は家庭の事情などで辛い思いをしているのを隠したり、無理に笑顔を作ったりと自分の感情を抑えながら日々を送っていました。ムゲは想いを寄せているクラスメイトの日之出賢人(ひとでけんと)に毎日猛烈アタックを続けますが全く相手にしてもらえません。

それでも毎日めげずにアピールし続ける彼女には、ある秘密がありました。それは、猫の姿になれることです。ある夏祭りの夜に、お面屋の屋台に居た怪しい猫の店主に出会ったムゲは、猫の姿に変身できるお面をもらいます。

そのお面をかぶることで猫に変身できるようになったムゲは、猫の姿で日之出に会いに行きます。日之出はその猫をムゲだとは知らないまま、かつて飼っていた愛犬と同じ太郎という名前をつけて可愛がることに。ムゲが人間の時は相手にしてくれない日之出でしたが、猫の時はグッと距離が縮まる二人。

猫としての時間を長く過ごせば過ごすほど、周囲との関係で悩むこともなく、自由になれる事を知ったムゲは、怪しい猫のお面屋に人間を捨てて猫として生きるように迫られます。それでも人間として、ちゃんと言葉で日之出に想いを伝えたいと心に決めたムゲは、人間の自分を取り戻すため、猫の世界に行くことに。本当の自分に出会うためのムゲの挑戦が始まります。

映画「泣きたい私は猫をかぶる」のキャスト

画像引用: 「泣きたい私は猫をかぶる」公式サイト

志田未来(笹木美代・ムゲ役)

1993年生まれ、神奈川県出身。ドラマ「女王の教室」「14才の母」などの人気作品に出演しています。劇場アニメ「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などにも出演し、声優としても活躍しています。

花江夏樹(日之出賢人役)

声優。「鬼滅の刃」竈門炭治郎役、「東京リベンジャーズ」九位一役など人気アニメのキャラクターを多く演じています。

映画「泣きたい私は猫をかぶる」の見どころ

画像引用: 「泣きたい私は猫をかぶる」公式サイト

世界観と映像美

とにかくアニメーションの映像がとても美しくて惚れ惚れします。風景や自然光の描き方などが凄く綺麗で、主人公の涙の1粒1粒や猫になった時のキラキラ輝く瞳の描き方など、見入ってしまうほど綺麗です。それぞれのキャラクターの表情豊かな部分が美しい作画で表現されているので画面に釘付けになります。

そして、主人公のムゲがお面屋を追いかけて猫の世界に行くシーンでは、不思議な異世界が描かれています。非日常の景色が広がる世界観に思わずワクワクしてしまいます。

猫に癒される

主人公のムゲが猫になった姿は、真っ白の美しい毛並みで、目がブルーの可愛らしい猫です。見ていてとても癒されますし、猫好きの方は必見です。ムゲの家にはきなこという飼い猫がいるのですが、その猫もとてもクールでまた違った可愛さがあります。猫の世界に行ってからは、たくさんの猫たちが現れて、個性豊かなビジュアルが勢揃いです。

猫好きの人間たちが多いのもとても好印象です。もちろん、怪しい猫のお面屋のように、不気味な猫も中にはいますが、それぞれが個性的で魅力たっぷりの姿に癒されること間違いなしです。

本当の気持ちや大切な物に気づく

主人公のムゲは、母親が幼い頃に家を出ていってしまい、父親と再婚相手の女性と暮らしていました。思春期のムゲにはかなり気を使う日々です。無理に笑ったり、明るく振る舞うムゲでしたが次第に疲れてしまいます。

猫になれるお面を手に入れ、猫としての生活も手に入れていたムゲは、猫で居れば周囲の人間に気を使わず楽に生きられると考えます。次第にもう猫のままでいいと思うようになり、怪しいお面屋によって完全に猫にされそうになってしまいます。

ですが、猫のままでは日之出に本当の気持ちを言えないと気づいたムゲは自分を取り戻すために奮闘します。そんなムゲを助けに行く日之出も、ムゲに対しての自分の本当の気持ちに気づいたり自分が本当にしたいことや言いたくても言えなかった事を言う勇気を持ちます。

言いたい事はちゃんと自分の言葉で言うこと、本当の気持ちはきちんと伝えること、そんな大切な事を学べる素敵なシーンが盛りだくさんです。

映画「泣きたい私は猫をかぶる」の感想

画像引用: 「泣きたい私は猫をかぶる」公式サイト

猫好き、動物好きにはたまらなく癒される映画でした。映像の美しさに常に見惚れてしまうほどアニメーションも素晴らしかったです。ある日突然、猫になれるきっかけを掴んだ主人公のムゲが、想いを寄せるクラスメイトの日之出に諦めずに毎日アタックする姿はとても可愛らしかったです。

まっすぐで元気いっぱいなムゲを見ていると勇気をもらえました。日之出のために体を張ったり悪口を言うクラスメイトを懲らしめたり可愛い女の子ですが、そんな勇敢なところが主人公の魅力でもあります。好きな人のために一生懸命な姿に胸きゅんが止まりません!

怪しい猫のお面屋はとても不気味な雰囲気で、映画の中の不思議な世界観に興味津々で見ることができました。猫のお面をかぶると猫になれるという設定もとても面白かったです。ムゲのままでも可愛いし、猫になっても可愛い、そんな主人公にとても癒されます。

また、普段はクールな雰囲気の日之出が、猫になった姿のムゲ(太郎)には凄く優しい顔をしたり、たくさん可愛がっているギャップも良かったです。猫や動物に対して優しい人達が多いのも見ていてとてもほっこりしました。猫の姿になって大好きな日之出に何度も会いに行くムゲが可愛くてたまりません。

ムゲ自身、思春期で家庭の事情など色々と複雑な思いを抱えていましたが、猫になった姿で日之出と深く関わるうちに、たくさんの事に気づきます。それまでのムゲは、無理に笑顔を作って辛いことも吹き飛ばして耐えてきました。言いたいことを言えないのは自分だけじゃないこと、自分の本当の気持ちを伝える勇気を持つことが大切だと気づきます。

1度は完全に猫になり、人間として生きることを諦めようとしていたムゲでしたが、大好きな日之出のためにもありのままの人間の姿で想いを伝えようと奮闘します。人間として生きる人生を取り戻すために、一生懸命なムゲの姿。大切なものに気づいた時、世界が大きく変わります。ムゲと日之出、2人の想いが通じる瞬間に感動すること間違いなしです。ぜひご覧下さい。

映画「泣きたい私は猫をかぶる」VOD配信情報

画像引用: 「泣きたい私は猫をかぶる」公式サイト

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