画像引用:「のだめカンタービレ」公式サイト
ドラマ「のだめカンタービレ」は、クラシック音楽をテーマにしたラブコメディ。二ノ宮知子さんの同名コミックが原作となっています。2006年10月から12月に放送され、大人気を博した作品。2008年には、ドラマの特別編が放送され、2009年と2010年には映画化もされました。
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ドラマ「のだめカンタービレ」のあらすじ
画像引用:「のだめカンタービレ」公式サイト
桃ケ丘音大のピアノ科に在籍する野田恵(のだめ)は、自宅マンションの廊下で寝ていた同じ大学の先輩、千秋真一を発見し、部屋に連れて帰ります。
千秋は、ピアノ科に在籍するエリート学生ですが、本当は指揮者を目指していました。
彼の弱点は飛行機恐怖症であること。
そのため、海外留学できず、ヤケ酒を煽っていたのです。
のだめはこの出来事をきっかけに、千秋の追っかけを始めます。
のだめはプロのピアニストになるつもりはなく、「幼稚園の先生になりたい」と思っていました。
千秋はのだめのピアノの才能を見抜き、「のだめの才能を埋もれさせたくない」とのだめの身の回りの世話を焼くようになります。
一方、ある日、音大に世界的指揮者のシュトレーゼマンがやってきました。
シュトレーゼマンは、なぜか、落ちこぼれの学生ばかりを集め、S オケというオーケストラを作り、その指揮者に千秋を指名。
最初は、全く下手な演奏しかできない S オケのメンバーでしたが、千秋の指揮のもと、次第に心をひとつにしていきます。
S オケは、バイオリニストの清良をはじめとする優秀な学生たちのAオケと定期演奏会で対決することになりました。
果たして、対決はどうなるのでしょうか?
そして、のだめと千秋の恋の行方は?
ドラマ「のだめカンタービレ」のキャスト
画像引用:「のだめカンタービレ」公式サイト
上野樹里 (野田恵 役)
2002年に女優デビュー。本作の個性的な演技で、一躍人気女優になりました。近年では、「監察医朝顔」で主演を務めるなど、活躍中です。
玉木宏 (千秋真一 役)
1998年に俳優デビュー。デビューから数年は、下積み生活を送っていましたが、映画「ウォーターボーイズ」でブレイク。本作で、人気を不動のものとし、以降、ドラマ「竜の道」、「極主婦道」などの作品に主演し、活躍しています。
永山瑛太 (峰竜太郎 役)
1999年、瑛太の名前でモデルデビューし、20001年俳優デビュー。
2003年、映画「ウォーターボーイズ」でブレイク。以降、「最高の離婚」や映画「ミックス。」などに出演して活躍しています。2020年、本名の永山瑛太に改名しました。
水川あさみ (三木清良 役)
1996年、「ヘーベルハウス」でのCMでデビュー。シリアスな役からコメディな役までこなせる実力派です。ドラマ「夢をかなえるゾウ」でブレイク。2020年映画「滑走路」では主演を務めました。
ドラマ「のだめカンタービレ」の見どころ
原作は大人気コミックで新装版発売
このドラマは、二ノ宮知子さんの漫画「のだめカンタービレ」が原作です。
女性コミック 「kiss」で2001年から2010年まで、連載されていました。
原作コミックは、2004年講談社漫画賞を受賞。
2021年6月時点で、累計販売部数3870円部を記録する大ヒットとなりました。
原作者の二ノ宮知子さんによれば、主人公ののだめには、実在のモデルがいるのだとか。
二ノ宮さんは、このコミック連載前は、クラシック音楽に関する知識がなかったそうですが、原作が人気となり、連載が長期化したことで、プロの演奏者や音大の教授に、音楽の専門知識を取材し、知識を得たと言います。
二ノ宮さんは、クラシックの演奏シーンにおいて、「自分のイメージをつけないようにすること」にこだわって、この作品を書いたそうです。
原作は、2006年10月にドラマ化されて以降、2008年にスペシャルドラマが放送され、2009年と2010年には映画化されるなど、大人気となりました。
連載開始から20年目の2021年9月13日、毎月一冊新装版、全13巻が刊行されることが決定!
表紙は全て書き下ろしで、巻末には、おまけ漫画も書かれています。
これにより、新たなのだめワールドに引き込まれる人が続出しそうですね。
上野樹里の幅広い演技力がすごい!
上野樹里さん演じる主人公ののだめは、音大のピアノ科3年生ですが、破天荒な天才肌タイプで、勝手に曲をアレンジして、ピアノを弾きます。
ですが、何故かその演奏は、聴く者の心をとらえるのでした。
のだめが好意を寄せる千秋も、のだめの演奏に魅せられた一人です。
その一方で、のだめは、友達からは変態と呼ばれていて、とても個性的な性格の持ち主。
お風呂は1日おき、部屋はゴミだらけの汚部屋です。
そんな個性的で面白いのだめを上野樹里さんが表現力豊かに演じています。
憑依型の演技で、上野樹里さんがのだめ本人だとしか思えなくなるほどです。
このドラマは、上野樹里さんの人気を一気に押し上げた作品です。
ドラマ「のだめカンタービレ」の感想
クラシックの名曲が作中で続々流れる!
このドラマは、クラシック音楽をテーマにした作品だけに、ドラマの中で、耳に心地よい数多くのクラシックの名曲が流れています。
例えば、オープニング曲は、ベートーベンの交響曲第7番。
そして、エンディング曲は、ジョージ・ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーとなっています。
また、音大の定期公演で演奏された曲は、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」。
学園祭で演奏された曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。
さらに、千秋とのだめが出会った頃、初めてピアノで共演した曲が「2台のピアノのためのソナタ」という曲。
そして、のだめが留学をかけて挑んだピアノコンクールの最終予選で、アレンジして弾いた曲が、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」でした。
演奏の途中、のだめの指が止まって、いきなり「今日の料理」のテーマ曲が入り、大アレンジをしたシーンに大爆笑しました。
このように、作品の中で、数々のクラシックの心地よい名曲が弾けるという点でも、このドラマは素晴らしい作品です。
オーケストラの指揮をする玉木宏がかっこいい
このドラマのもう一人の主役は、のだめが恋をする相手、天才的音楽センスを持つ千秋真一です。
千秋は、ピアノ科に在籍しながら、実は、「指揮者になりたい」と思っていました。
世界的指揮者のシュトレーゼマンの計らいで、初めて S オケの指揮を任された千秋。
千秋は、S オケのメンバーとともに、指揮者として大きく成長します。
最終話、のだめと一緒にヨーロッパへの留学を決めた千秋は、日本での学生生活最後の指揮をします。
清良がコンマスを務め、演奏スタート。
千秋は、学生生活を振り返りながら、渾身の指揮をします。
それについていく S オケのメンバー。
演奏は素晴らしく、千秋は感動の美しい涙を流します。
演奏が終わると、会場から大きな拍手が。
観客席で演奏を聴いていたのだめも、感動のあまり涙を流し、立ち上がって拍手します。
感極まって涙を流しながら、渾身の指揮をする玉木宏さんがかっこよすぎて、見ている側も、ウルウルしちゃいました!
ドラマ「のだめカンタービレ」の配信情報
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