画像引用：｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣公式サイト
｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣は、2021年10月10日から12月12日までTBS系列｢日曜劇場｣枠で放送されたテレビドラマです。2023年の東京を舞台に、政府関係者たちが"日本の沈没"という未曾有の危機から、国民を救うべく奮闘する物語です。
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日曜劇場｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣のあらすじ
画像引用：｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣公式サイト
2023年の東京。東山総理は、世界環境会議で地球物理学の権威・世良教授のもと、海底資源採掘事業｢COMS〈コムス〉｣の推進を表明。日本の未来のため、｢日本未来推進会議｣が設立され、環境省の天海啓示や常磐紘一などもそのメンバーに選ばれました。
そんなある日、｢COMS〈コムス〉｣が引き起こすとされている、"関東沈没"への警鐘を鳴らす人物が居ました。それは、地球物理学界の田所雄介という博士でした。田所博士は、｢伊豆沖での大地震で日之島が沈没し、関東沈没の前兆になる｣と、予言します。田所博士の主張が認められない中、彼の予言通りに日之島は沈んでしまいます。天海は真実を追求しようと田所博士や世良教授と潜水艦調査を行うものの、証拠を示すことができませんでした。
しかし、世良教授が潜水艦調査のデータを改ざんしていた事が判明。正しいデータを元に解析が行われ、｢遅くとも一年以内に関東沈没が始まる｣と予測されたのです。国民の命を第一に考える天海は、週刊誌の記者である椎名実梨に情報をリークして国民に危機を伝えることに。
そこから、日本中での大パニックや経済の危機、住民避難など様々な壁にぶち当たることに…。
日曜劇場｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣の出演キャスト
画像引用：｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣公式サイト
小栗旬(天海啓示 役)：1982年生まれ。俳優、映画監督など幅広く活躍中。ドラマ｢GTO｣、｢ごくせん｣、｢花より男子｣、｢リッチマン、プアウーマン｣、｢信長協奏曲｣などに出演しています。
香川照之(田所雄介 役)：1965年生まれ。俳優、歌舞伎役者、タレント、ボクシング解説者、司会者、キャスターなど幅広く活躍中。ドラマ｢半沢直樹｣シリーズ、｢99.9ｰ刑事専門弁護士ｰ｣シリーズ、映画｢るろうに剣心｣、｢七つの会議｣などに出演しています。
杏(椎名実梨 役)：1986年生まれ。女優、ファッションモデルなど幅広く活躍中。ドラマ｢花咲舞が黙ってない｣シリーズ、｢偽装不倫｣、映画｢真夏の方程式｣、｢オケ老人!｣などに出演しています。
松山ケンイチ(常磐紘一 役)：1985年生まれ。俳優、モデルなど幅広く活躍中。ドラマ｢平清盛｣、｢隣の家族は青く見える｣、映画｢デスノート｣、｢GANTZ｣、｢うさぎドロップ｣などに出演しています。
ウエンツ瑛士(石塚平良 役)：1985年生まれ。タレント、シンガーソングライター、俳優など幅広く活躍中。ドラマ｢きらきら研修医｣、映画｢ゲゲゲの鬼太郎｣シリーズ、｢キャプテントキオ｣などに出演しています。
仲村トオル(東山栄一 役)：1965年生まれ。俳優、タレントなど幅広く活躍中。ドラマ｢あぶない刑事｣シリーズ、｢黒革の手帖｣、｢チーム・バチスタ｣シリーズ、｢家売るオンナ｣シリーズ、映画｢22年目の告白ｰ私が殺人犯ですｰ｣などに出演しています。
石橋蓮司(里城弦 役)：1941年生まれ。俳優、演出家など幅広く活躍中。ドラマ｢独眼竜政宗｣、｢風林火山｣、｢花子とアン｣、｢Dr.倫太郎｣、映画｢アウトレイジ｣、｢キングダム｣などに出演しています。
日曜劇場｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣の見どころ
画像引用：｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣公式サイト
誰も信じなくても国民のために動く
田所博士は、関東沈没説を訴え続けますが、政府や未来推進会議のメンバーには信じて貰えません。日本列島が海に沈むという信じ難い事実に、有り得ないと思いながらも、見ていてヒヤヒヤしました。フィクションだけど、実際にあったらどうしよう、と思ってしまうリアリティがあります。
未来推進会議のメンバーである天海は、正義感が強く、国民を第一に考える魅力的な人物です。彼だけは田所博士の予言を疑わず、検証しようと働きかけました。
誰も信じてくれない状況でも、必死に訴える田所博士と、それを疑わず国民のために動く天海。両者の協力が、今後の未来を大きく変えるので注目です！
海の底で天海が見つけたものとは…？！
田所博士が関東沈没説を訴えますが、一向に信じてもらえない状況は続きました。そんな中、天海は常磐とスキューバダイビングに出かけた先で、あるものを発見します。
それは、海底でのスロースリップの痕跡でした。その後、田所博士の予言通りに日之島が沈み始めます。みんなが信じない中、田所博士の予言通りに事が進み、見ていてハラハラドキドキしました。
関東沈没の対策を練ろうとする天海ですが、周りからは全く相手にされないので、見ていて不安になります。納得がいかない中、天海はどんな行動に出るのか、注目です！
対策のために政府に働きかける天海
関東沈没がいよいよ身近なものになっていく中、天海は対策の緊急性を政府に伝えます。しかし、里城副総理は田所博士を疑っていて、相手にしません。東山総理も、この状況下ではすぐに判断できませんでした。
里城副総理は、影の権力者のような人物で、東山総理に影響を与える存在です。田所博士を詐欺学者と決めつけていて、見ていて腹が立ちました。里城副総理のこともあり、天海は対策に手こずります。
国民にどう知らせるべきか、意見が割れて論争が繰り広げられました。天海の懸命な働きかけや、田所博士の研究は受け入れられるのか、注目です！
日曜劇場｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣の感想
画像引用：｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣公式サイト
田所博士の研究と未来推進会議の努力
未来推進会議で、関東沈没の対策が議題にあがる中、天海はある事を告げます。それは、地球物理学の世界的権威・ジェンキンス教授が、田所博士の分析を支持したことです。誰も信じていなかった田所博士の研究が、世界的権威に認められ、見ていて誇らしくなりました。
それをきっかけに、会議は緊張感が増していきます。関東沈没説を国家機密として、政府は体制を整え始めました。国民に早急に知らせたい天海と、判断を急ぎたくない政府は揉め始めます。国民をパニックに陥れないためにも、どんな判断を下すのか、見ていてドキドキしました！
さらに、国の経済と国民の命を両方守るという、難しい対策が求められます。天海や常磐を含め、未来推進会議の懸命な努力には、とても感動しました！
国民が関東から離れるための避難バスを手配し、天海の妻や娘、椎名の母なども避難をし始めます。しかしその後、恐れていた事態が起きるのです。果たして、天海や椎名の家族は無事なのか、最後まで目が離せません！
巨大地震が発生。日本列島が海の底に…？！
恐れられていた関東沈没は、急に始まります。首都圏を中心に巨大な地震が起き、海に沈む大打撃を受けました。天海と椎名は、ギリギリのところで助かり、一命を取りとめます。二人のピンチに、見ていてヒヤヒヤしました。
さらに、天海や椎名の家族が乗ったバスが、トンネル崩落事故に巻き込まれたと知らせが入ります。自分たちの命も危うい中、家族の安否が分からない状況に、見ていて不安になりました。
ある理由で、未来推進会議から見放されていた天海。しかし、今回の決定的な出来事により、総理から未来推進会議に戻るよう言われました。本格的に始まった関東沈没で、海に沈んだ首都圏の復興や、対策に取り組み始める天海。そんな彼の姿は、とても頼もしかったです。
国民や国を守るために必死に働く姿に、最後まで目が離せません！一方田所博士は、次に訪れるであろう｢日本沈没｣という、悲劇の可能性を訴え始めます。全ての国民を救う手段はあるのか、最後まで注目です！
移民交渉と日本の未来
｢日本沈没｣という悲劇の可能性を前に、約一億二千万人の命を救うという、重い責任がのしかかります。日本が沈没するとなると、頼みの綱は諸外国。天海たちは、"移民交渉"を始めました。
しかし、｢日本沈没｣を信じない里城副総理とは、何度も揉めてしまいます。なかったことにされかけたり、田所博士が連行されたり、窮地に追い込まれる天海たち。何度も危機が訪れる状況には、ハラハラドキドキしました。
何もかも一筋縄ではいかない状況に、もどかしさを感じる展開ばかりです。国民や日本の未来を救うため、天海や未来推進会議のメンバーはどう動くのか、最後まで目が離せません！
自分自身のことよりも、国民や国のために戦い続ける天海。彼の勇気ある姿に、心動かされました！フィクションだけど、リアリティや迫力があって面白かったです。まだ見ていない方はぜひ、このドラマをご覧ください！
日曜劇場｢日本沈没ｰ希望のひとｰ｣のVOD配信情報
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