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映画「パラサイト 半地下の家族」のあらすじやキャスト、感想まとめ

2021年11月4日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用:「パラサイト 半地下の家族」公式サイト

2019年の韓国のブラック・コメディスリラー映画です。第72回カンヌ国際映画祭では、韓国映画初となるパルム・ドールの受賞を果たしました。監督はポン・ジュノ監督が務めています。

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「パラサイト 半地下の家族」のあらすじ

韓国の貧困地区にある半地下の住宅で暮らす極貧一家キム家は4人家族で全員失業中。

父キム・ギテク(ソン・ガンホ)、妻のチュンスク(チャン・ヘジン)、息子のギウ(チェ・ウシク)娘のギジョン(パク・ソダム)は、内職などをして何とか食いつなぐ日々を送っていました。

そんなある日、ギウはエリート大学生の友人から留学中の代わりとして家庭教師を頼まれます。受験経験が豊富なギウは受験のプロ。友人の紹介でIT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす大豪邸へ後任の家庭教師として向かうことになります。

パク一家に取り入ろうとしたギウは、妹のギジョンも家庭教師として紹介します。さらに妹のギジョンがある仕掛けをしていき、半地下に住むキム一家と豪邸に住むパク一家の人生が交差したことで、なんとも不気味で衝撃的な展開に…!

貧困家族が上流社会の家庭に潜り込んで行く姿に注目です。

「パラサイト 半地下の家族」のキャスト

画像引用:「パラサイト 半地下の家族」公式サイト

ソン・ガンホ(キム・ギテク 役):1967年生まれ。大韓民国・金海市出身。

韓国を代表する実力派俳優です。大ヒット映画「シュリ」をはじめ、様々な作品に出演しています。ポン・ジュノ監督からの信頼もあり「殺人の追憶」「スノーピアサー」などに出演し、国内外の映画祭で受賞を重ね高く評価されています。

チャン・ヘジン(キム・チュンスク役):1975年生まれ。大韓民国出身。

映画「クリスマスに雪が降れば」でデビューしています。カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した「ポエトリー アグネスの詩」に出演。「わたしたち」では母親役を演じ、確かな演技力が絶賛されています。

チェ・ウシク(キム・ギウ 役):1990年生まれ。大韓民国・ソウル特別市出身。

幼少期にカナダに移住し、その後韓国に戻りドラマ「チャクペー相棒ー」で俳優デビューしています。「屋根部屋のプリンス」「新感染 ファイナル・エクスプレス」など数々の有名作品に出演しています。

パク・ソダム(キム・ギジョン 役):1991年生まれ。大韓民国出身。

「殺されたミンジュ」「愛のタリオ」などに出演しています。「プリースト 悪魔を葬る者」では徹底された役作りが絶賛されています。

パク・ソジュン(ギヴの友人 ミニョク 役):1988年生まれ。「彼女はキレイだった」「キルミー・ヒールミー」「花郎〈ファラン〉」「サムマイウェイ〜恋の一発逆転〜」「キム秘書はいったい、なぜ?」など数々の話題作に出演しています。日本でもファンが多い人気俳優です。

「パラサイト 半地下の家族」の見どころ3つ

画像引用:「パラサイト 半地下の家族」公式サイト

発想力や行動力が凄い

友人の紹介でパク一家の娘の家庭教師をすることになったギウ。まずパク一家に気に入られたギウは、妹のギジョンのスキルを活かしてパク一家に取り入ろうと様々な計画を練ります。

設定を作りあげ、綿密な計画を実行していく賢さと行動力には驚かされます!そして様々な設定の人物に成りすますその演技力は本当に凄いんです!そして、半地下の暮らしから高台の豪邸へ徐々に寄生していくのです…。

キム一家4人の演技力にビックリ

パク一家に取り入ろうと家族の計画は進みます。ギウの家庭教師をはじめ、家族全員が与えられた役割を演じていきます。演じて相手を騙すわけなので、それなりに緊張しそうですがそんな素振りは一切見せないパク一家。

むしろ見ているこちらが緊張してしまいます。ドキドキしながら見守る中、キム一家は様々な役になりすまし、その演技力でパク一家に気に入られていきます。そしてどんどん懐に入っていくのです。かなりすんなり受け入れられていくのですが、そのための綿密な計画や設定と、それを実行する演技力には驚きです!

家庭の中に潜り込んで行くドキドキ感!

いくら懐に入り込んだとはいえ、キム一家の秘密や計画が、いつかバレてしまうのでは?!と見ていてとてもドキドキしてしまいます!

映画全体の不気味さと、ハラハラドキドキしながら見進めることができる所が見どころです!

半地下の貧困生活から、上流社会の家庭へ潜り込んでいく家族の姿は、どんな展開が待っているのかと、手に汗握る面白さがありますよ!

「パラサイト 半地下の家族」の感想

画像引用:「パラサイト 半地下の家族」公式サイト

ある家庭の中に寄生していくという、刺激的で迫力のある映画でした。不気味で怖そうな雰囲気もとてもクセになります。韓国社会の1部を少し覗けたような気がしました。俳優さんや女優さんも有名な方が多くて、見ていて演技に引き込まれてしまいました。

半地下で貧しい暮らしをしていたキム一家は、それぞれがそれぞれの与えられた役割を演じきっていて、パク一家の懐にすんなりと入ってしまう恐ろしさがあります。バレないかゾクゾクするところもありましたが、スピード感のある展開で見ていて目が離せませんでした。特に、もともとパク一家で勤めていた家政婦や運転手などを追い出すところはとても強かさを感じました。

家族で結託して、パク一家を巧みに操る感じがとてもハラハラドキドキしました。常に緊張感のある雰囲気で、見入ってしまいます。そして、ひとつひとつのセリフに深い意味が込められていて、それを考えながら見たり、考察するのもとても楽しいです。パク一家の父親が発するセリフなどもわかりやすすぎない妙な難しさがあって、とても興味深かったです。

特に後半の、父・ギテクのセリフはとても深く考えさせられました。計画を立てても、人生は思い通りに行かない。とても切ない現実を叩きつけられました。後半の怒涛の展開や、先が見えない感じがすごく面白かったです。キム一家の人間味のあるリアルな部分も、憎めないところがありました。

ラストは誰も想像していなかったようなまさかの展開ばかりでとても驚きました。最初から最後まで見ている人を良い意味で振り回してくれる作品なので、何回か見てみるのもいいかもしれません。それぞれのセリフの意味や、伏線なども何度か見て理解を深めるのもいいですね。

半地下で暮らすキム一家の計画やそれに最初は気づかない上流社会の家庭パク一家。2つの家庭の間に起きる誰も想像できないような衝撃的な展開にドキドキが止まりません!家庭の中に徐々に潜り込んで行く不気味さと緊張感がクセになる作品です!

「パラサイト 半地下の家族」のVOD配信情報

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