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「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星 シーズン1」の作品情報

2022年3月10日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星」公式サイト

U-NEXTで独占配信されているSFドラマ作品です。主演は、デンマーク出身の女優アマンダ・コリン。製作総指揮には『エイリアン』や『プロメテウス』などの映画で知られる有名監督リドリー・スコット監督が参加しています。

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「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星 シーズン1」のあらすじ

画像引用元 「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星」公式サイト

舞台となるのは、激しい宗教戦争の結果、人類が地球に住むことができなくなった時代…。

地球から離れたある惑星で、アンドロイドの夫婦が人間の受精卵を使用して6人の子どもを産み、育てていました。夫婦は互いをマザー、ファーザーと呼び合い、子ども達と穏やかに暮らしていたのですが…平和な日々は長くは続きませんでした。事故や原因不明の病気のせいで1人、また1人と子ども達が命を落としていったのです。

12年が経ち、生き残っている子どもは、キャンピオンという少年1人だけになっていました。また、マザーとファーザーもアンドロイドとしての機能が衰えつつあり、夫婦と少年の生活は、危うい状況に…。

そんな中、人類の生き残りを乗せた宇宙船がアンドロイド一家の住んでいる惑星にやってきます。ファーザーが、密かに救難信号を出して彼らを呼び寄せたのです。

マザーは外部の人間を恐れており、勝手に人間を呼んだファーザーに激昂します。そして、やってきた人間達を、早々に追い払おうとするのです。しかし、人間達はすぐにその場を去ろうとはせず、キャンピオンを見て、あることを考えます。キャンピオンが、彼らの信じる宗教『ミトラ教』の予言にある『特別な少年』ではないかと…。

「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星 シーズン1」のキャスト

画像引用元 「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星」公式サイト

アマンダ・コリン(マザー役)
1986年3月4日生まれ。デンマーク出身。
日本ではまだ知名度の低い女優ですが
『 レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星 』では
アンドロイド役をとても繊細かつリアルに演じています。
代表作は、映画『特捜部Q Pからのメッセージ』や
ファンタジードラマ『Theo & Den Magiske Talisman』など。

アブバカル・サリム(ファーザー役)
1993年1月7日生まれ。イギリス出身。
16歳から英国国立青少年劇場に入り、演技の経験を積んできました。
俳優であるとともに、ゲーム作品の声優として知られており
アクションゲーム『アサシンクリードオリジンズ』では
主役・バエクの声だけでなく、モーションキャプチャーも担当しています。

ウィンタ・マクグラス(キャンピオン役)
2005年8月9日生まれ。オーストラリア出身。
映画『Aloft』が、映画初出演作品です。
『レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星』の
キャンピオン役で世界的に知られるようになりました。
今後の活躍・成長が期待されています。

「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星 シーズン1」の見どころ

画像引用元 「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星」公式サイト

家族との繋がりを描くSF作品!

このドラマは、宗教の問題に加えて、異星、高度なテクノロジー、アンドロイド、宇宙怪物!?も登場するかなり濃い内容のSF作品です。その一方で、実は夫婦や家族のあり方、新たな家族の形を問うメッセージも込められています。

アンドロイドでありながら人間の子を育て、父と母という役割をそれぞれに担っているマザーとファーザー。ミトラ教の家族であるマーカス、スー夫婦と息子・ポールの一家。

この2つの家族を軸に、子どもと親のすれ違い、夫婦の考えの違い、妊娠・出産、子どもの自立など、リアルな人間ドラマが描かれているんです。

中でも面白いのは、アンドロイドであるはずのマザー、ファーザーが、人間と同じようにケンカをしたり、考えの違いで争い合うところ。また、子どもを宿したマザーに嫉妬するファーザー、子どもへの愛情が強すぎて子どもの側から距離を置かれるマザーなど、彼らには人間臭い面が多く「夫婦関係や子育てのことととなると、アンドロイドでもやっぱり悩むものなんだな~」と親近感がわきます。

『マザー』の存在

なぜアンドロイドの夫婦が、生き残りの人類が乗っている宇宙船ではなく、別の惑星で暮らしているのか…。この作品を見はじめた時、最初にまずそんな疑問がわくことでしょう。

実は、マザーにはある人から託された重要な役割があったのです。なぜ、彼女が人間の子どもを育てられるほど深い愛情を持つアンドロイドなのか、他の人間達と一緒にいないのか。そんなマザーに関する秘密が、中盤で明らかになります。

序盤では、外部の人間に対して冷酷な面も見られますが…。マザーに隠された秘密を知れば、きっと彼女への理解が深まり、よりこの作品を深く楽しむことができますよ。

また、マザーを演じているアマンダ・コリンの演技力・表現力が高いので、本当に彼女が『精巧に作られたアンドロイド』かのように見えるんですよね。彼女の絶妙なアンドロイドっぽい表情や丁寧な演技も見逃せません。

「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星 シーズン1」の感想

画像引用元 「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星」公式サイト

宗教と人の関係

このドラマはSF作品でありながら『家族』の他にもう一つ大きなテーマがあります。それは、宗教や神という存在が人に与えるものの大きさについて。

『レイズド・バイ・ウルブズ』の世界ではミトラ教と無神論者が争い合った結果、地球は荒廃し、人類は壊滅的な状況になり…。無事宇宙へ脱出できたのは、ミトラ教の限られた人達だけとなっています。

が、実はミトラ教の信者しか乗ることのできない宇宙船に、無神論者が紛れ込んでいて、マーカスとスーという信者になりすまし、ちゃっかり乗船しているんです。スーは医学の知識があり現実主義で、宗教にすがるようなことはしません。ですが、マーカスは、ミトラ教の教えやミトラ教徒の信じる神「ソル様」の存在を信じるようになっていくんです。

極限状況に置かれた人に対して宗教や神という存在が与える力の大きさ、また、目に見えないものを信じる強い思い込みが、誤った方向へ向かった時の恐ろしさが描かれていました。

ミトラ教の信者、無神論者どちらが正しいかという視点で描くのではなく、無神論者が神を信じるようになったという過程と結果を見せるという、描き方が新鮮で面白かったです。また、そんなマーカスを通して人間の弱さ・恐ろしさ、人と宗教の関係の奥深さを描いているのが印象的でした。

あまりに衝撃的な最終回!

有名SFホラー映画『エイリアン』やアンドロイドの登場する映画『ブレードランナー』で知られるリドリー・スコット監督。彼は製作総指揮としてこの『レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星』に参加しており、このドラマの第一話と二話の監督もつとめています。

最初はアンドロイドと人間の関係に軸を置いた『ブレードランナー』的な雰囲気の作品かと思いきや…意外な形で物語が展開していくんです。そして、最終回には、とんでもなく恐ろしい宇宙生物も登場して、衝撃的なラストを迎えます。

もうドキドキ、ゾワゾワして圧倒され、気持ちが追いつきませんでした。

マザーとファーザーも「これはもう、夫婦喧嘩してる場合じゃない!」というほどの緊急事態に陥り…厳しい選択を迫られることになります。

怒涛の展開で最終回を見終えた後は、何が起こったのかすぐには受け入れることができず、放心状態に…。見終わって何日か経ってからも、気持ちが引きずられるほどの濃すぎるラストでした。

シーズン2の制作は決まっているとのことですが…。シーズン1の後で、マザー達やキャンピオン、マーカス達がそれぞれどんなことになっているのか、全く想像できないんですよね。

続くを見るのは楽しみだけど、あれから何が起こったのか知るのが怖い…でも見たい!という「怖いもの見たさ」のような心境です。

「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星 シーズン1」のVOD配信情報

画像引用元 「レイズド・バイ・ウルブズ/神なき惑星」公式サイト

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