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映画「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間」キャスト・あらすじ感想まとめ

2021年8月17日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間」は、2017年アメリカで公開されたサバイバル映画。日本では劇場未公開でしたが、2019年1月にはDVDが発売されました。ケイト・ウィンスレットとイドリス・エルバが共演する決死のサバイバルは必見の価値ありです。

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「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間」のあらすじ

暴風雪で、飛行機が欠航してしまったソルトレイクシティ空港に、居合わせた外科医のベンとカメラマンのアレックス。空港に足止めされた二人には、目的地に急ぐ必要があったのです。ベンには、診察を急ぐ患者が待っていて、アレックスは明日の結婚式を控えていました。急ぐ二人は、チャーター機を利用することになります。パイロットは、熟練の老パイロット。ベトナム戦争でF5戦闘機に乗っていたから安心しろと話し好きな好々爺。

双発の飛行機に、パイロットとその愛犬そしてベンとアレックスが乗り込み目的地デンバーを目指して飛び立ちます。飛行機を操縦しながら陽気に話すパイロット。しかし、突然体調不良となり意識不明になります。パイロットを失った飛行機は制御不能となり、あえなく冬山の山頂に激突。機体は二つに折れましたが、ベンとアレックスそしてパイロットの愛犬は生き残りました。

ベンはかすり傷を負っただけでしたがアレックスは足に怪我を負いしばらく動けない状態です。極寒の中、二人と一匹の過酷なサバイバルが始まるのでした。

「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間」 のキャスト紹介

カメラマンのアレックス・マーティン - ケイト・ウィンスレット
1972年イギリス・バークシャー州出身。
1997年「タイタニック」でヒロインを演じる。2006年「愛を読むひと」でアカデミー賞(主演女優賞)を受賞。

外科医のベン・バス - イドリス・エルバ
1975年イギリス・ロンドン出身。
「マイティ・ソー」シリーズ(2011年~)、「プロメテウス」(2012)に出演。
英BBCドラマ「刑事ジョン・ルーサー」(2010~2011年)で米ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞

老練のパイロット ウォルター - ボー・ブリッジス
1941年アメリカ・カリフォルニア州出身。
1994年「ミリオンダラー・ベイビーズ」に出演。

アレックスの婚約者 マーク - ダーモット・マローニー
1963年アメリカ・ヴァージニア州出身。
1997年「ベスト・フレンズ・ウェディング」、2002年「アバウト・シュミット」に出演。

「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間 」の見どころ

美しい冬山と過酷なサバイバル

冬山の美しい風景が、随所に入れられサバイバル映画なのに見とれてしまいます。ベンの探索中にクーガーに襲われるアレックス。辛くもパイロットの愛犬に助けられます。その夜、言い争う二人。アレックスは、ようやく歩けるまでに回復しました。自分がいてはベンの負担になると思ったアレックス。ベンが寝ている隙に、パイロットの愛犬を連れ飛行機の残骸から抜け出し下山を始めます。目が覚めたベンは、アレックスがいなくなったことに気付き荷物をまとめ雪山を追います。一人で冬山の下山することの難しさを後悔し始めたアレックスは、追いついたベンと抱き合うのでした。決して一人では生き残れない過酷な状況でも生き残った二人が力を合わせてサバイバルする姿に感動します。

外科医の知識を生かしたベン

パイロットの急変、アレックスの足のけがの処置、アレックスが湖に落ち凍死するところを助け出すところなど外科医としての知識や経験が、サバイバルで生かされています。

アレックスの活躍

街に向かう途中でトラばさみに足を挟まれ、絶体絶命のピンチに陥ってしまったベン 。サバイバルに足でまといのような存在だったアレックスが 、ベンに恩返します。

ベンの助けを求めるために治りきっていない足を引きずりながら製材所にたどり着くところは感涙ものです。

感想と考察~サバイバル×恋愛 つり橋のドキドキはいつまで続くのか?

タイタニックでヒロイン役ローズを演じたケイト・ウィンスレットと「マイティ・ソー」シリーズでヘイムダルを演じるイドリス・エルバが共演する決死のサバイバルと最後のラブ・ロマンスは実に見応えあります。映画の冒頭部分で、歴戦の勇士だったパイロットが「あ!」と言う間に意識不明になり飛行機が操縦不能になるのは少々早すぎる展開のような気がします。しかし、監督がサバイバル部分に時間を割きたかったのでしょう。サバイバル部分は、実にリアルで、生還するところまでで一本の立派な映画になります。実は、本作は生還して普通の生活に戻った二人のその後がとても重要なのです。

21日間にも及ぶサバイバルから生還したベンとアレックスは、以前の生活に戻ります。アレックスは、婚約者と暮らしますが飛行機事故のため結婚式は延期しています。ベンも病院にもどり以前の生活にもどったかのように思われました。

さらに、最後まで名前を付けられなかったパイロットの愛犬。二人のサバイバルの一服の清涼剤か一滴のスパイスのような存在になっています。二人をつなぐ子供のようなカスガイのような存在になごませられます。飛行機に乗り込むところからサバイバルの間、そして生還してベンに飼われるまで映画の始まりから最後まで登場するパイロットの愛犬は重要キャラクターですね 。

雪山の廃屋で、一度だけ愛しあった二人。しかし、極限状態だったことから二人だけの秘密にしていました。アレックスは、何度もベンに電話を掛けましたがベンは電話に出ません。そんなアレックスは、サバイバル中に撮影した写真を現像しベンに送ります。ようやく、ベンからアレックスに電話が来て二人は再会することになりました。

21日間に及ぶサバイバルは、まさに究極のつり橋効果です。つり橋効果とは、男女でつり橋を渡ると心臓のドキドキが恋愛のトキメキと勘違いしてしまうもの。だから、時間がたてば忘れてしまうと思っていたベンとアレックスですが、、。

サバイバル映画だけでも十分な見応えがあり、さらに大人の恋愛ドラマも最後に織り込まれた本作は、一粒で二度おいしい味わい深い作品になっています。

「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間」VOD配信情報

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