画像引用先:Amazon Prime Video公式サイト
「トゥモロー・ウォー」は2020年12月25日に劇場公開予定でしたが、コロナの影響で公開を断念。
2021年7月2日にAmazon Prime Videoで全国に配信されました。
VODとはいえ、制作費がたっぷりかけられているため迫力満点です。
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「トゥモロー・ウォー」のあらすじ
ある日、2051年からタイムトラベラー達が未来からやってきます。ホワイトスパイクというエイリアンと戦争になり、30年後には人類が負けエイリアン達の世界になるというのです。
勝つ方法は現在の人間を未来に送って戦うこと!
政府は彼らの要求に応え、兵士達を未来に送ります。しかし、生還率は20%とエイリアンの勢いは止まりません。
やむなく民間人も兵士として徴収され未来へ送られることとなります。
高校教師のダン・フォレスター(クリス・プラット)も白羽の矢が立ち
兵士として未来に送られることになり、妻と幼い娘を守るために戦うことを決意します。
ホワイトスパイクというエイリアンとはいったいどのような生物なのか?
人類は勝つことができるのか?
そして、ダンの行方は・・・
ここまで読んで、よくあるSFストーリーだな?と思ったら大間違いです。
細かい設定がなされていてぐいぐい引き込まれていきますよ。
では、その見どころを紹介します。
「トゥモロー・ウォー」のキャスト
画像引用先:TSUTAYA公式サイト
ダン・フォレスター役(クリス・プラット)
1979年6月21日生まれ、42歳。
ミネソタ州ヴァージニア生まれ、ワシントン州レイクスティーブンス出身。
ハワイマウイ島のレストランで働いていたとき、女優のレイ・ドーン・チョンと出会い、
彼女が監督を務める「Cursed Part3」で映画デビューします。
出世作は興行収入16億ドルを超える「ジェラシック・ワールド」!
続編の「ジェラシック・ワールド/炎の王国」にも出演し、人気俳優となります。
ミューリ・フォレスター役(イヴォンヌ・ステラホフスキー)
1982年7月30日生まれ、39歳。
オーストラリア、シドニー出身。
オーストラリアで女優として活躍後、アメリカに移りテレビドラマ「チャック」などのメインキャストとして出演していました。
エミー・フォレスター役(ベティ・ギルペン)
ニューヨーク出身。
父親のジャック・ギルペンも俳優です。アメリカのテレビドラマ「Law & Order:性犯罪特捜班」などへの出演で知られています。
「トゥモロー・ウォー」の見どころ
父と息子の確執
ダンは、7日間の兵役を命じられ腕に追跡装置兼未来への転換装置をはめられます。24時間の身辺整理の時間を与えられるのですが、なんとか逃げられないのかと考えます。
唯一装置をはずせる可能性があるのは、疎遠になっている父・ジェームス。父とは長い間会っていないため、気が乗らないダンですが、妻・エミーに懇願され父を訪ねます。
しかし、父が自分と母を捨てた行為を正当化することで、再び喧嘩。
結局ダンは未来へと向かうことになります。
ハイスピードなアクションシーン
訓練中に研究ラボが襲われているという警報が鳴り、ダン達は突如未来へ送られます。
機械が故障した状態で未来に到着すると、そのまま空中から落下死する人もいて一気に臨場感が高まります。
ダンのチームは研究員を助け、研究データを持ちかえる任務を請け負い研究所にいくと、
研究員が吊るされているという残忍なエイリアンの行為に驚愕!
研究データを手にするも、あっという間にエイリアンに研究所を包囲されてしまい、どうやって脱出するのか目が離せません。
エイリアンの動きが素早いので、アクションシーンは迫力満点です。
未来に行った早々からハイスピードで、この先の展開にドキドキしてきますよ。
「トゥモロー・ウォー」未来と現在が交差する
エイリアンの撲滅のカギはダンの人物設定にあり
ダンは元軍人で、研究所への転職に失敗して高校で生物学の教師になるのですが、この設定に大きな意味があるのです。
元軍人の設定は容易に推測がつきます。一般人が訓練も受けずに未来の戦場へ行き、敵であるエイリアンをやっつけたり味方を救出するには無理がありますから、どこかで戦闘能力を培っている必要があります。
研究所への転職に失敗したものの生物に詳しいというのも、エイリアンを倒すわけですからあって損はない知識です。
このあたりも「ジェラシック・ワールド」にもあるように、どこかでストーリーに組み込まれそうです。
しかし、高校の教師!こちらも大きく意味があったんです。「えっ、そこ?」と驚きますよ。
現在のダンの設定の全てがエイリアンとの戦いに欠かせないものなのです。
身につまされる感動のシーン
ダンは、エミーとミューリのために未来へいくことを決心しますが、思わず泣けるシーンも登場します。
30年後の未来に行くと、現在からのダンの軌跡=残念ながらヒーローとは言えなかった自分を知らされ、ダン本人も落ち込みます。
実はダンは冒頭で、”7年後に死ぬ”といわれるのですが、このあたりの原因も判明してストーリーは展開していき、父娘の思いを描くシーンには、胸をギュッとつかれます。
クリス・プラット+共演陣の活躍
ダンを演じるクリス・プラットは、突然リーダー的存在となって戦場で活躍するのですが、完璧なヒーローと言うわけではありません。当初、「ジェラシック・ワールド」と同じ感じかな?と思いながら見始めたのですが、そのようなことはなく見事に”ダン”を演じていました。
共演陣も素晴らしく、ダンの父親役のJ・K・シモンズは妻と息子を捨てた理由を正当化するという気難しい役をこなしながら、アクションまで披露しています。
イヴォンヌ・ステラホフスキーは、強く美しい姿に目を奪われます。正義感の強い司令官役で、このような役は時に嫌みっぽく写ってしまうことがありますが、憧れの上司的な存在感を放っていました。
「トゥモロー・ウォー」のVOD配信情報
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