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「ザ・プロム」キャスト・あらすじ感想まとめ

2021年8月5日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

「ザ・プロム」は2020年12月に一部劇場公開されました。
アメリカの大ヒットドラマ、「グリー」のライアン・マーフィーが監督のミュージカル映画です!
Netflix(ネットフリックス)オリジナル作品となっています。

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Netflix

「ザ・プロム」のあらすじ

画像引用:「ザ・プロム」公式サイト

トニー賞を2度受賞した名優・ディーディーは、最近の舞台ではパッとせず「過去の人」のような扱いをされています。

トニー賞は俳優の社会奉仕活動なども高く評価するため、同じくあまり評価が芳しくない俳優仲間が「なにか人助けをしないと!」とネットを検索。

そこで、「同性の恋人とプロムに参加したい!」と訴え、ツイートでバズっていたエマを見つけます。

LGBTの女の子を、助けてあげたら話題になる!と自分たちの名声欲しさのため、ディーディーたちはエマのいるインディアナ州の田舎町へと向かいますが…。

「ザ・プロム」のキャスト

画像引用:「ザ・プロム」公式サイト

ディーディー・アレン役(メリル・ストリープ)
1949年6月22日生まれ。
アメリカ・ニュージャージー出身。
アカデミー賞を3度受賞・最多ノミネート記録を更新し続けるなど、
アメリカを代表する言わずと知れた名優です!

代表作は「クレイマー・クレイマー」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」など多数。


バリー・グリックマン役(ジェームズ・コーデン)
1978年8月22日生まれ。
イギリス・バッキンガムシャー出身。
人気コメディアンで、俳優も兼ねる実力派です。
ブリティッシュ・コメディ・アワーズの最優秀コメディ新人俳優賞、
英国アカデミー賞TV部門の最優秀コメディ演技賞を受賞。

日本でも化粧品のCMに渡辺直美さんと出演されていましたね。


アンジー役(ニコール・キッドマン)
1967年6月20日生まれ。
アメリカ・ホノルル出身。
「めぐりあう時間たち」でアカデミー主演女優賞を受賞しました。

メリル・ストリープをはじめ、ハリウッドの名優が揃った豪華なキャスト陣ですね!


「ザ・プロム」は圧巻のミュージカルシーンがみどころ!

画像引用:「ザ・プロム」公式サイト

メリル・ストリープもキレキレのダンス!

ミュージカルドラマ「グリー」の監督さんなので、ミュージカルシーンがとても楽しいです。

俳優さんたちの歌唱力も素晴らしいのですが、ダンスがかなりハード。
しかも、ベテランのメリル・ストリープも歌って踊ってとキレキレです!

楽しくないわけがありません。

画面がずっとキラキラしている

冒頭のシーン以外は、インディアナ州というアメリカの田舎町です。
おしゃれな建物は街で唯一の「モール」しかないような場所。
なのに、ディーディーやエマたちが歌い出すとそこはブロードウェイの舞台になります。

スポットライトや華やかな照明で、視聴者を飽きさせません!
プロムでの衣装もキュートで、作品同様キラキラしています。

新人・エマ役の歌唱力にも注目

「ザ・プロム」には大物俳優がずらりとキャスティングされています。
しかし、もうひとりの主人公である同性の恋人とプロムに行きたいエマは、なんと新人が抜擢されています。

エマ役のジョー・エレン・ペルマンは大きな舞台や映画の出演はありません。
素朴な風貌で、まさにインディアナ州の女の子がぴったりな雰囲気です。

その歌声は、透明感があり、ときにパワフルで、名優たちとのミュージカルシーンでも全く見劣りしません!それどころか、エマを目で追ってしまう魅力があります。

ぜひ、彼女の歌唱力にも注目してご覧頂きたいです!

本当の自分でいる勇気をもらえる

画像引用:「ザ・プロム」公式サイト

インディアナ州でLGBTでいる難しさ

全体に、明るくポップなタッチのミュージカルで物語が進んでいきますが、
「ザ・プロム」ではエマが直面する問題の深刻さもきちんと描かれています。

インディアナ州のような田舎では、敬虔なクリスチャンが多く、LGBTへの風当たりは強い。
そのため、勇気を持って「ガールフレンドとプロムに行きたい」と告白したエマは、両親から縁を切られていました。

また、学校でもエマのせいでプロムが中止になったので、多くの嫌がらせも受けています。

好きな子とプロムに行く。ただそれだけのことが、こんなにも難しいのかとショックを受けました。それと同時に、意思を貫くエマの強さに惹かれます。

アリッサの立場も辛い

みんなには内緒の、エマのガールフレンドはアリッサ。
「ミセス・パーフェクト」なPTA会長の娘です。

  • 成績はオールAで当然
  • チャリティーもガールスカウトも完璧
  • チアでもトップで当然

など、パーフェクトをいつも求められるアリッサは、母親に自分がレズビアンだと言い出せません。

恋人・エマとの板挟みで苦しむ彼女の心情を考えると、エマよりも辛いかも?とも思えます。

自分らしくある勇気

「ママたちの時代が辛かったことは知ってる。でも、少しずつ良くなってる。
本当の自分でいる勇気を持つ人たちのおかげでね。」

上記は、アリッサがPTA会長である母親に、カミングアウトする際に発するセリフです。
エマが本当の自分でいる勇気持つことで、自分もまた勇気づけられたと言います。

勇気を持って行動することで、その輪が広がるって、素晴らしいことだなと、
このセリフには感動し、とても印象に残りました。

LGBTに限ったことではなく、人と違う自分でいるのって勇気がいりますよね。
つい大勢に流されそうになるけれど、それでいいのかと悩む人も多いのではないでしょうか。

そんなふうに悩むすべての人に、見てもらいたいなと思います。
「ザ・プロム」は本当の自分でいることの大切さを教えてくれる素敵な映画でした!

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