なし

ドラマ「ウエストワールド シーズン1」の作品情報

2022年2月19日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 「ウエストワールド」公式サイト

2016年に放送された海外ドラマです。製作総指揮には『LOST』や『FRINGE/フリンジ』の製作総指揮をつとめたブライアン・バーク、ドラマ・映画監督として世界的に有名なJ・J・エイブラムスが参加しています。

ドラマ「ウエストワールド シーズン1」が無料

U-NEXT(ユーネクスト)は映画/ドラマ/アニメから、マンガや雑誌といった電子書籍まで、日本最大級の動画配信サービスで公式サイトはこちら

U-NEXT

TSUTAYA DISCAS

「ウエストワールド シーズン1」のあらすじ

画像引用元 「ウエストワールド」公式サイト

高額の利用料金を払って参加する体験型アトラクション『ウエストワールド』。そこには西部開拓時代の街並みが忠実に再現されていて、厳しく管理・設定されたホスト役のアンドロイド達が本物の人間のように生活しています。人間はゲストとして参加し、非現実的な世界を自由に楽しむことができるのです。

ホスト達に自由は一切なく、ゲストに逆らうことも許されていませんが、人間側は何をやってもOK!運営側から用意されたシナリオや謎解きゲームを純粋に楽しむゲストばかりではなく…。中にはホストを破壊したり、生身の人間相手にはできないような乱暴な行為を繰り返す悪質なゲストもいました。

それでも、人間側の脅威となるような問題は起こらず『ウエストワールド』は、進化を重ねながら長い間、ゲスト達に愛されてきたのです。

ところが、ある時、ホストの中にプログラムしていない発言をしたり、おかしな行動を見せる個体があらわれます。最初は、メンテナンスの影響で発生した些細なエラーかと思われたのですが…。

「ウエストワールド シーズン1」のキャスト

画像引用元 「ウエストワールド」公式サイト

アンソニー・ホプキンス(ロバート・フォード博士役)
1937年12月31日生まれ。ウェールズのウェスト・グラモーガン州出身。
映画『羊たちの沈黙』で演じたハンニバル・レクター博士役が話題となり
続編の映画作品『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』にも出演しました。
また『羊たちの沈黙』での演技が評価され
アカデミー賞の主演男優賞を受賞しています。

エド・ハリス(黒服の男役)
1950年11月28日生まれ。アメリカ・ニュージャージー州出身。
映画『アポロ13』ではNASAの主席管制官・ジーン・クランツ役を演じていました。
『アポロ13』ではアカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされたものの
残念ながら受賞を逃しましたが…。
ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』でクリストフ役を演じ
ゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞しています。

エヴァン・レイチェル・ウッド(ドロレス・アバーナシー役)
1987年9月7日生まれ。アメリカ・ノースカロライナ州出身。
両親ともに俳優の仕事をしており、幼い頃から舞台に立ったり
演技の経験を積んでいました。
映画デビュー作品は1998年『ウィズ・ユー』。
代表作はドラマ『ミルドレッド・ピアース 幸せの代償』
映画『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』
『ウソはホントの恋のはじまり』など。

「ウエストワールド シーズン1」の見どころ

画像引用元 「ウエストワールド」公式サイト

「ホスト」に生まれる自我

ただただ、ゲストの人間を楽しませたり、もてなすための人形という存在だったホスト。ホスト達は、話す言葉だけでなく、行動さえも細かく設定されており、通常であれば誤作動などありえないというほど、厳重に管理されてきました。

そんな彼らが、あることを切っ掛けに覚醒するというのが、このドラマの一番面白いところです。みんなが一気に覚醒するのではなく、対話やわずかに残されていた記憶を通して、少しずつ自我を得ていく流れがとても丁寧に描かれています。

そして、人間達への反逆も…。どんな暴力を受けても黙って受け入れるしかなく、抑圧されていた彼らが、自分達を管理していた人間に立ち向かっていくことになるのです。

エド・ハリス演じる黒服の男の正体は?

エド・ハリス演じる黒服の『謎の男』は、第一話目から登場するのですが…。その男は、ドロレスをはじめとした『ウエストワールド』のホスト達を物のように扱います。彼は『ウエストワールド』のサービス開始直後から30年も通っている常連ゲストで、ホストのことをただの機械であると完全に割り切っているのです。

「ホスト=アンドロイド」とはいえ、外見は生身の人と同じように見えるので、見ているこちらとしては謎の男に対して、怒りを感じるシーンも少なくありません。

しかし、謎の男の正体が最終話で分かった瞬間、今までどうして彼がホストに対してきつく当たってきたのかが明らかになるんです!謎の男がそんな人間になってしまった原因には『ウエストワールド』の理念、このアトラクションを生み出した創始者の思想も関係しています。

謎の男や『ウエストワールド』という特殊な世界を通して、サスペンスとしてだけでなく「人の本質」「抑圧された思い」「真の自分とは?」といった人間の心理にも迫っている作品です。

「ウエストワールド シーズン1」の感想

画像引用元 「ウエストワールド」公式サイト

アンドロイドと人間の関係を深く描く

ドラマの中で、多くのゲスト達が「生身の人間相手には、とてもこんなこととてもできないな!」と笑いながら、人間そっくりに作られたアンドロイドであるホストを破壊したり、乱暴したりするのですが…。

ひどい目に遭わされるホスト達を見ている内に「本当に、アンドロイドが相手ならばどんなことをしてもいいのかな?」と、疑問がわいてきます。ドラマの中ではホストということになっていますが、実際に演じているのは人間なので、さらに痛々しく思えて…「こんなことが許されるの!?」という気持ちになってくるんです。

でも、同時に、もし自分があのアトラクションにゲストとして参加した場合「本当に人間とアンドロイドを平等な存在として考えられるか」という気持ちにもなり…。最初はホスト達が人間に反抗する姿を見てホスト側を応援していたのですが、自分自身も『人間』という立場にあることを思い出し、複雑な気持ちになりました。

今までも、アンドロイドが人間に逆襲したり、アンドロイドに自我が目覚めるという作品は他にも見たことがあります。ですが、人間とアンドロイドという存在の境界線ギリギリまで迫り、ここまで人の理性を試し、アンドロイドの自我に向き合い、丁寧に描いている作品は初めて見ました。

『ウエストワールド』は、1シーズンだけで1憶ドルの製作費がかかっているという話を知った時には驚きましたが、それだけの価値がある作品です。

様々なトリックが巧みに仕込まれていますし、見ている人を驚かせるだけでなく「考えさせる」内容に仕上がっていると感じました。

最終話の作り込みと充実度がすごい!

このドラマは、基本に1話56~68分と約1時間となっています。しかし、最終話はなんと『90分』という大ボリューム!

すごいのは時間だけではなく、中身も色んなエピソードが詰まっていて、見終わった後は超大作の映画を見た後のような満足感と充実感がありました!

最終話までの衣装、セット、演出も映画並みに凝っていましたが、最終話は日本の甲冑や兜も登場しますし、アクションシーンや音楽、見せ方にも、細部まで作り手のこだわりが見えます。

また、最終話で明かされる驚きの事実も、一つではなく…。ホストのドロレスに隠された重大な秘密、ある人とドロレスの関係、謎の男の正体、フォードの思惑など、これまで「?」と思っていた部分が一気に明かされるんです。

今までの謎がすべてにクリアになり、スッキリとした気持ちでシーズン2へ進んでいくことができますよ。

「ウエストワールド シーズン1」のVOD配信情報

画像引用元 「ウエストワールド」公式サイト

ドラマ「ウエストワールド シーズン1」が無料

U-NEXT(ユーネクスト)は映画/ドラマ/アニメから、マンガや雑誌といった電子書籍まで、日本最大級の動画配信サービスで公式サイトはこちら

U-NEXT

TSUTAYA DISCAS

-なし