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映画「ザ・ファブル」のあらすじ、キャスト、感想まとめ

2022年5月14日

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

画像引用元 映画「ザ・ファブル」公式サイト

2019年に公開された岡田准一さん主演の日本のアクション映画です。監督は、映画『めんたいぴりり』で知られる江口カンさんで、続編の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の監督もつとめています。

「ザ・ファブル」のあらすじ

画像引用元 映画「ザ・ファブル」公式サイト

裏社会に『ファブル』と呼ばれ、恐れられている伝説の殺し屋がいました。『ファブル』という言葉には、寓話という意味があります。彼の正体は謎に包まれていて、本当に存在するのかさえも怪しまれていたのですが…。

彼は確かに存在しており、どんなターゲットであっても「6秒以内に殺すことができる」凄腕の殺し屋として暗躍していました。

しかし…ファブルをここまで育ててきた彼のボスは、急に彼に対して一年間殺し屋を休業するよう命じたのです。さらに、その休業期間中、「絶対に人を殺してはならない!」という条件までつけました。

ファブルは、ボスに言われるまま殺し屋休業を受け入れます。そして、ファブルの名を一時的に捨て「佐藤明(サトウ アキラ)」と名乗り、相棒の女性・ヨウコとともに大阪で、普通の一般人として生活することになるのですが…。大阪の裏社会の人間達は明を放っておかず、何かとちょっかいを出してきます。

また更に、ある女性との出会いをきっかけに、明とヨウコは、思いがけないトラブルに巻き込まれていくことになるのです。

「ザ・ファブル」のキャスト

画像引用元 映画「ザ・ファブル」公式サイト

岡田准一(ファブル/佐藤明役)
1980年11月18日生まれ。大阪府出身。
長年ジャニーズの『V6』のメンバーとして活動してきましたが
2021年にグループが解散。現在はソロで俳優、タレントとして活動中です。
代表作は、映画・ドラマ『木更津キャッツアイ』(ぶっさん/田渕公平役)
ドラマ『タイガー&ドラゴン』(谷中竜二役)
大河ドラマ『軍師官兵衛』(黒田官兵衛役)など。

木村文乃(佐藤ヨウコ役)
1987年10月19日生まれ。東京都出身。
2014年に第38回エランドール賞新人賞
2015年には第18回日刊スポーツドラマグランプリで
助演女優賞を受賞しており、演技力を高く評価されている女優です。
SNSには『ふみ飯』というタグで手作り料理の写真を載せています。
代表作は、映画『アダン』(アダン役)
ドラマ『殺人分析班シリーズ』(如月塔子役)『七人の秘書』(望月千代役)など。

山本美月(清水岬役)
1991年7月18日生まれ。福岡県出身。
ファッション雑誌『CanCam』の専属モデルとなり芸能界へ。
女優としての初仕事はテレビドラマ『幸せになろうよ』で、
第6話、7話に霧島絵美役で出演していました。
代表作は、映画『貞子vs伽椰子』(倉橋有里役)『ピーチガール』(安達もも役)
ドラマ『ランチ合コン探偵〜恋とグルメと謎解きと〜』(天野ゆいか役)など。

「ザ・ファブル」の見どころ

画像引用元 映画「ザ・ファブル」公式サイト

凄腕の殺し屋なのに殺しは厳禁!?

岡田准一さんが演じているこの映画の主役・明(ファブル)は、裏社会のボス達からも一目置かれるほどの凄腕の殺し屋!そんな彼が「一年間誰のことも殺すな」と、ボスから指示されるところから、映画は始まります。

明は、バイトをしながら無難に「普通の人」として暮らそうとするのですが、思いがけない出会いやトラブルが次々と起こり…。そして、やむを得ず裏社会の人間達と戦うことになってしまうんです。

でも、明にとって「ボスの命令は絶対!」なので、どんな事態になっても「誰も殺さない」というボスとの約束は頑なに守ろうとします。「人を殺すプロ」であるはずの彼が、相手の命を奪わずどんな形で敵と戦うのか、本当にボスとの約束を守り切ることができるのか!?

ノースタントで、すべて岡田さんが演じていることで話題となった激アツのアクションシーンは必見です!とってもスピーディーに展開するため、大事な瞬間を見逃さないように、よ~く目を凝らしてご覧になってくださいね。

岬の過去、ファブルとの関係

大阪で暮らしはじめた明とヨウコは、清水岬という若い女性と出会います。彼女は可愛くて、性格も良く、アルバイトを掛け持ちしてまで働く真面目な女性なのですが…。実は、厄介な人物から狙われていたんです。

なぜ、岬が狙われることになってしまったのかは、彼女の意外な過去と関係しています。運命的!?な出会いからはじまった明と岬の関係が、どういったものに変化していくのか。また、岬との交流によって、明にどんな変化が起こるのか…という点にも注目しながら見ると、より一層、この作品を楽しむことができますよ。

「ザ・ファブル」の感想

画像引用元 映画「ザ・ファブル」公式サイト

コミカルなアクション映画!

明の動きやキャラクター設定がユニークで、実際に見てみたら、意外なほど楽しめました。真面目な顔をしながら、とんでもないことをしたり、言ったりする岡田さんの演技が、ウケるんですよね。岡田さんは、もともと顔が整っているので、その顔と行動のギャップがまたおかしくて!木村文乃さんのヨウコ役もピッタリだと思いましたが、岡田さんの明・ファブル役は、その上をいくナイスなキャスティングだと思いました。

アクション映画ながら、居酒屋のシーンが個人的には特にお気に入りです。まさか、明が居酒屋メニュー定番の「あれ」を「丸ごと」食べちゃうなんて…!めちゃくちゃ笑えるんですが、厳しい環境で育ってきた明の過去も同時に伝わってくる良いシーンでした。

そういった日常シーンだけでなく、素早いアクションシーンの中にまでコミカルな場面が挟まれていて、素直に楽しい作品です。外国映画やハリウッド映画では、アクション&コメディってそこまで珍しくありませんが、日本映画でここまで自然に笑いとアクションを混ぜて、成功している作品はそれほど多くないのでは?と思います。

普段、日本の映画やアクション映画をあまり見ないという方にも、お勧めです。気軽な気持ちで見はじめると、案外ハマります。

コミカルシーンだけでなく、ノースタントで体を張った岡田さんの根性と驚異の身体能力にも、本当に驚かされます!まだ見ていない方は一度ぜひご覧になってみてください。

敵役も見逃せない!

主演が岡田准一さんというところに目がいきがちですが、この映画、実は敵役も豪華なんです!

敵役には、柳楽優弥さん、福士蒼汰さん、向井理さんなど、多数の人気俳優さんが出演されていて、他の作品では見ないようなタイプの悪役を演じているところが見られます。

特に、いつもは爽やかな印象のある福士蒼汰さんの役には驚かされました。「サイコな殺し屋」という感じの役で、今まで見たことのない表情・声色で演技をされていたんです!また、柳楽優弥さん演じるクズすぎるヤクザも、強い個性とインパクトがあって強く印象に残りました。

「ザ・ファブル」のVOD配信情報

画像引用元 映画「ザ・ファブル」公式サイト

この作品は、U-NEXT(ユーネクスト)、Hulu(フールー)、Netflix(ネットフリックス)、dTV(ディーティービー)、AmazonPrimeVideo(アマゾンプライムビデオ)にて定額料で視聴することができます。

TSUTAYA TV(ツタヤティービー)でも視聴は可能ですが、レンタル視聴となっています。

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